有用微生物(EM)の抗ウイルス作用の活用は、植物に始まり、家畜や水産分野で広く実用化、鳥インフルエンザ、一般的なインフルエンザ、口蹄疫の感染拡大防止、免疫力の強化などに多方面で顕著な効果を上げている、言う。
そのメカニズムは昨年の日本ウイルス学会で紹介された。対象となったウイルスは単純ヘルペスウイルス(HSV)であるが、ウイルスが異なっても効果は同じである。
今年になって検証されたインフルエンザウイルスについては、日本ウイルス学会(第62回)で発表。
専門的になるが、EMの作用でウイルス感染に不可欠なエンベロープ蛋白質M2、HA構造が変性するためであり、この原理は多くのウイルスに当てはまるといっても過言ではない。
EMにはウィルスを不活化する力がある、と言う事に尽きる。
インフルエンザの季節は過ぎた今、毎年、形を変えて繰り返されるのも事実であり、EM生活をしている人々にとって、本発表は、インフルエンザ対策に対する明確な根拠を与えるものだ。
加湿器に500倍に希釈した活性液を活用すると万全である。
このところ花粉症で悩んでいる方を多く見かける。
昨日、行われた第24回EM勉強会の事例発表会で、目の痒み対策にEMX-Goldの10倍希釈液を目に散布する方法が発表された。
散布すればすぐに痒みは取れると力説されていたが、これは、花粉で傷付いた(酸化された)角膜の治癒に因って起こるものだと推察している。
このようにEMには無限の可能性がありそうだ。人間の身体には細胞以上に微生物が住みついていて、共生関係が成り立っている。この共生関係のバランスが崩れた時に、自然治癒力の減退をもたらし、悩ましい病気の症状が現れる事となる。
良好な共生関係を続ける為には、普段の生活を充実(副交感神経優位)させ、暴飲暴食を控え、無肥料無農薬栽培野菜を中心にした食生活が何より大切です。