ブルースリーが、私の頭を、コツンと叩いて来たとします。
当然の事ながら、私の心の中には 「 バカ野郎!!!! 」という感情が発生します。
同時にハラワタが煮えくりかえって来ます。
でも、反撃すると厄介なことになるので、ジッと我慢・・・・
このことが毎日続いたとしたら、
「 バカ野郎 !!! 」 という念はどんどん自分の中に蓄積されて行くでしょう。
そして、最後は、 ブルースリーの姿を見ただけで、
胃が キリキリッー と痛むようになるでしょう。
どうしてか?
感情 が 臓器に悪影響をあたえるからです。
言葉を変えれば・・・・
心の中 ( あの世 ・ 暗在系 )で発生した、怒りの感情が、
「 胃袋 」 という臓器( この世 ・ 明在系 )に影響を与える。
と言うことになります。
怒りの感情 とは、当然の事ながら、 「 自分自身 」 です。
胃袋 と言う臓器も、 「 自分自身 」 です。
この場合、 自分自身の‘ 心 ‘ が、
同じ自分自身である ‘ 胃袋 ‘ に対して敵意を持っているのか?
自分の心が、胃袋に対して、悪意を持って攻撃しているのだろうか?
そんなハズはありません。
ならば、どうしてこういう現象が起きるのか?
心と 胃袋 ( 肉体 ) は表裏一体 だからです。
表裏一体であるから、心の状態が、胃袋の状態にそのまま反映する。
自分と先祖の関係も、これと全く同じ事なのです。
自分 ( 明在系 ) が笑えば、
先祖の霊 ( 暗在系 ) も笑う。
先祖の霊 ( 暗在系 ) が不安な思いになると、
自分 ( 明在系 ) も不安な気持ちになる。
先祖の霊が喜べば、それがそのまま 自分( 明在系 ) に反映する。
自分が先祖に対して意識を向け、感謝の念を抱くと、
先祖の霊はニコヤカになる。
先祖の霊がニコヤカになれば、また、それがそのまま 自分に反映して、
明るい現状と 明るい未来を実現する。
これを私は
『 この世 と あの世 の直交変換 』 と呼ぶ。
祖霊と、自分は表裏一体なのです。
これこそが、命を支配する決定な要素
人の運命を語る上で、
このことは、「 因果の法則 」 以上に現実的影響力が大きい。
奉仕の精神を持ち、真面目に生きている・・・にも関わらず、苦労の連続。
心優しく、思いやりがある人なのに・・・なぜか不運の連続・・・
意地悪で、利己主義なのに・・・・なぜか強運・・・
どうして、こういう不可解な事が起きるのか、
『 この世 と あの世 の直交変換 』 を当てはめれば、
ほとんどの場合説明が付くような気がします。