傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

死ぬまでにやること

2006年06月28日 | 緩和ケア
在宅緩和ケアを実践している医師の講演を聞いたとき、死ぬまでにやること5つを教えてもらいました。

自分の人生を振り返り、人生に価値を見出すこと。

自分を許すこと

他人を許すこと、和解すること

自分の周りにいる愛する人にありがとうが言えること

その人たちにさようならが言えること

だそうです。

これがちゃんとできないといい死に方はできないらしいです。

緩和ケアに携わる人がよく言うことが「人は生きてきたように死ぬ」ということ。

いつも不平不満を口にして攻撃的で素直じゃない人は、最期の最期まで医療スタッフと家族に文句を言い、

いつも感謝の気持ちを持ち穏やかに生きてきた人は、最期も周囲の人にありがとうといって穏やかに亡くなるのだそうです。

死を迎えたからといって突然変われるものではないらしいです。

たまに豹変して改心して亡くなる人もいるらしいですが。

最期を考えると日頃からの気持ちの持ち方がとても大切だなと思います。


緩和ケアを勉強しはじめて好きな言葉が増えました。

その一つが、一期一会、です。

一瞬一瞬を大切に、この時の人との出会いと触れあいに感謝しようと思っています。

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