今日は在宅ホスピス緩和ケアに関する研究会に参加してきました。
印象に残ったことは介護サービスです。
末期がんになると介護保険の適応になります。いい制度ですよね。
しかし、今の介護保険は決して在宅ホスピス緩和ケアを受ける方へ向けての介護サービスを想定していないことがほとんど。
ホスピス緩和ケアの考え方、理念、そして患者さんへの接し方などちょっと特別な注意点があります。それがスタッフに十分な教育がなされていないようなんですね。
せっかく在宅ホスピス医や看護師がケアに当たっても、介護サービス側の考えとあわないこともしばしば…。
そこで犠牲になるのがやっぱり患者さんなんですね。どうしても末端と弱い者に皺寄せがきてしまう。これっていつでもどこでも同じですね。
ただでさえ不安な患者さんが医療者と介護者から別々のことを言われたら…、泣きたくなります。
アメリカのホスピスが多種職のスタッフを抱える利点の一つが、ここにあるように、ケアにあたる人が同じ方向を向かないといけないのは当然ですよね。
みんな一方の方向を向かないといいケアはできないんだとつくづく感じました。
アメリカのようなホスピススタイルが日本でも通用するかと言えば、かなり苦しい状況といわざるを得ません。
それぞれのサービスが、組織を超えても同じ方向が向けるよう、なんらかの手立てが必要だなぁと思いました。
その役割の一端を担えたら、、、何ができるか、、、帰り道ずーっと考えていました。
印象に残ったことは介護サービスです。
末期がんになると介護保険の適応になります。いい制度ですよね。
しかし、今の介護保険は決して在宅ホスピス緩和ケアを受ける方へ向けての介護サービスを想定していないことがほとんど。
ホスピス緩和ケアの考え方、理念、そして患者さんへの接し方などちょっと特別な注意点があります。それがスタッフに十分な教育がなされていないようなんですね。
せっかく在宅ホスピス医や看護師がケアに当たっても、介護サービス側の考えとあわないこともしばしば…。
そこで犠牲になるのがやっぱり患者さんなんですね。どうしても末端と弱い者に皺寄せがきてしまう。これっていつでもどこでも同じですね。
ただでさえ不安な患者さんが医療者と介護者から別々のことを言われたら…、泣きたくなります。
アメリカのホスピスが多種職のスタッフを抱える利点の一つが、ここにあるように、ケアにあたる人が同じ方向を向かないといけないのは当然ですよね。
みんな一方の方向を向かないといいケアはできないんだとつくづく感じました。
アメリカのようなホスピススタイルが日本でも通用するかと言えば、かなり苦しい状況といわざるを得ません。
それぞれのサービスが、組織を超えても同じ方向が向けるよう、なんらかの手立てが必要だなぁと思いました。
その役割の一端を担えたら、、、何ができるか、、、帰り道ずーっと考えていました。
ホスピス医も介護サービスの方も患者さんのために、一番よい方法で対応されていると思うのに、現場ではいろいろあるのですね。
そうですね、医療側も介護側も患者さんの最良を考えていることだけは間違いないんです。
ただ介護サービスを利用される方の多くは、わかりやすく言うと何事もなければこの先も行き続けていく方であって、今を出発点にして未来へとつながっていくケアを考えるパターンが多いんだと思うんです。でもホスピスの患者さんは最期の時を想定して、そこから逆算して、貴重な貴重な今日の一日をいかに心地よい日にするかを考えなければならないと思うんです。
視点が違うんでしょうね。
だからそれぞれでの最良を考えると意見が食い違うんではないかと思うんです。