傾聴ボランティア~緩和ケアにて~

~薬剤師・社会福祉士による小さなボランティア活動~

関係者以外立ち入り禁止

2005年11月18日 | 在宅ホスピス
今日は某ホスピス病棟へお邪魔しました。

ホスピス病棟にお邪魔したのは2件目。

どちらも上層階にあり、明るく景色がいいこと、が共通点ですね。

ボランティアコーディネーターの方とお話しましたが、ハワイのホスピスボランティアとはぜんぜん違うのを改めて痛感しました。

ボランティアの役割を通して、それぞれの専門家達の取り組み方がぜんぜん違うことに気づきました。

日本は施設内で、あちらの国は在宅。

提供場所の違い、だけでは説明がつかないほど違います。

何が違うかって?

テリトリー、でしょうか。

日本の場合は各専門家が、それぞれ自分の仕事の領域をとことん突き詰めてそれぞれの役割を精一杯実行する。

そちらの領域には口も手も出しません、だからこっちにも出さないで。

あちらの国は各専門家が共通したルールの元、それぞれの責任をもって役割を行い、お互い補完しあいながら全員で一つの形にしておもてなしをする。

仕事が被ることもあるし、意見を出し合って相談しあって決めている。

例えるのが難しいですが、イメージとしては、日本の場合積み木で家を作っているのに対し、あちらはLEGOのブロックで家を作った感じかな。

お互いに入り組んでいる感じが違うんです。

これって別にホスピスに限ったことじゃなく医療全体にいえる日米の差なのかもしれません。