続・気ままに”ぱちり”

気ままに撮影した写真をアップ

ナラ枯れ(ブナ科樹木萎凋病)

2010年08月17日 00時36分48秒 | 旅行
今回、山形県の内陸部を走っていて気になったこと
緑一面の森の中にぽつぽつと茶色い葉っぱをつけた木が立っていること・・・

これ実は、木の病気で立ち枯れてしまっているのです。

どうやら、ナラ枯れ(ブナ科樹木萎凋病) という病気で
カシノナガキクイムシという虫が木の穴を開け、
その時持ち込まれる、病原菌の通称ナラ菌により発生するらしいのです。

昔は林業が盛んでこのような枯れた木は伐採されて目立たなかったのでしょうが
近年は林業従事者減って、このような木が放置されたままになるし、
また、森をメンテナンスすることができないため虫の繁殖を抑えることができず
さらに感染樹木がふえてしまうという悪循環なのでしょう。

それにしても一面深い緑の森が不気味な茶色の森になってしまうことだけは
何とか食い止めたいものです。