五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2020・2・16

2020-02-17 10:20:19 | 日記
ダブルベッドのシーツを取り替えるのが難儀だ。そりゃパートナーがいて時々一緒にベッドを使うようなことがあれば、頻繁に交換するに違いないんだけど、元々そういうことには使わない、いや使えない部屋なので、朝ベッドから出る時にたまには交換しなくちゃと思ったりしても、すぐさままだ大丈夫だろと交換する意志をひっこめてしまう。大体マットレスが重すぎて前期高齢者一人じゃ体力的になかなか難しい。でも、今日は神の啓示がくだされた。シーツを交換しろ。さもなくば災いが降り注ぐであろう。どんな災いか分からない。幻聴かもしれない。でも、それを利用しない手はない。大胆不敵にシーツを引っ張り剥がす。もうここまでしてしまえば新しいシーツをせざるをえない。ついでに枕カバーも剥がす。冬用毛布もクリーニング屋行きの籠にぶちこむ。この辺りで部屋がかなり雑然となる。だったらついでにキッチン周りが物置になっていたのも整理整頓したくなる。妹から芝居に使えたらと提供をうけた何十足と云うハイヒールの置き場も作りたくなる。挙げ句の果ては部屋の模様替えをしたくなる。でもちょっと待て。それは母を風呂にいれ、老老ブレックファーストを済ませた後だ。今日のメニューは残った冷やごはんで久しぶりに納豆雑炊を作ってみる。昔、「貧乏人の豪華料理」として料理雑誌に掲載された一品だ。前にも作ったことはあるのに、母はこんな料理初めてだわと喜んで食べる。他にかつおの缶詰の残りと鰹節を一杯いれたカツオ玉子焼WITHかいわれ、もずくの酢の物。そして戦争を始める。そう、部屋の模様替え戦争。始めてしまえば、どんどん泥沼化して来るのは分かっているのに、初めてしまえばどんな形でも終わるまで続けなくてはいけないと云うパラドックス。4時過ぎになっても終わらない。もうこの時間になると、老老ディナーの心配だ。でも今日のメニューは決まっている。解凍しておいた鱈をニンニクバターソティにしてじゃがいもを添えた一品がメインで、後はキムチ豆腐と小松菜の味噌汁。鱈がこんなに美味い魚だってことはポルトガル狂いになるまでは知らなかったことだ、なんてことを母に話している内に睡魔が襲って来る。あ、そうだった。昨日は徹夜したんだった、と気付いた時にはもうギュッと睡魔に抱きしめられていて、食事の後片付けも早々に五階に上がると、あんなに楽しみにしていた「麒麟がくる」(脚本・池畑俊策)を見ることもなく、辛うじてシーツを取り替えてベッドにもぐり込む★テアトロジャージャン第18回公演『雀色時に炎立ち~小野田家の人々①~』(作演出・桃井章 出演・服部妙子、桑原なお)・上演日時/3月30日(月)19時開演、 31日(火)開演14時&19時半、 4月1日(水)開演14時 、2日(木)開演19時 3日(金)開演14時、4日(土)開演14時&19時半、5日(日)開演14時 開場時間は開演の30分前です ・ 料金3500円 ・会場 テアトロジャージャン(渋谷区恵比寿2ー31ー3 オーオカビル4F) ・お問い合わせ、ご予約専用電話は090ー9964ー2231 Eメールjerjan.hiroo4f@gmail.com
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