今日の最大トピックスは、恥ずかしながらこの年になってカフカの「判決」に感激したことだ。この文庫本でたった20頁にすぎない短篇を読み始めたのは一週間前だ。このブログでは新しい「夜伽」としてベッドに入った時に読むと決めていたこともあり、なかなか読み進めることが出来ずにいたが、今日は一気にドラマチックになったこともあり、気付かない内にエンドマークになっていた。不思議だ。どこか不条理感に満ちた小説であるにも関わらず、息子とその老いた父親の画が浮かんできて、配役までイメージ出来た。俺はこの短篇を芝居にすべきか否か?いや、ちょっと待て。今日読んで感激したからって一週間には感激しないかもしれない。また反対に今日読んだ感激以上の世界を提示されるかもしれない。うん、一週間待とう。芝居の神様が俺を芝居の世界に引き戻してくれるか?それとも突き放すのか?
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