五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2022・4・20

2022-04-21 09:50:31 | 日記
朝、風呂に入る前に寝る時に洗浄液につけた入れ歯を口をゆすいだ後で口にいれるように母に言ってから風呂をあがった後で着る衣服を用意する。だが、いざ部屋を出ようとすると、母は洗浄液から取り出した入れ歯をまた洗浄液に戻してしまって平然としていることが多々ある。夕方眠る時は反対に、口から出して洗浄液につけた入れ歯をもう一度口にいれて「どう?」とばかりニヤッと笑う。母には入れ歯を洗浄液に入れる意味が分かってないみたいだから、一々イライラしないよう心がけてはいるのに、一々イライラしてしまう。老老ブレックファーストは鰺の干物WITH和風サラダ、もずくときゅうりの酢の物、海苔、油揚げの味噌汁。食後、今日もまた神戸のKさんにメールを返信してみるが、送信できないから仕方無くメールを印刷して、そこに事情を書いて郵便にする。実にアナログ、万歳アナログ。ポストの近くで女優のNに会う。隣町に住んでいるんだから会っても不思議はないんだけど、以前は毎日のようにあっていたのに最近はあまり会わなくなって、今日はホボ一か月ぶりだったもんだからちょっと感激してしまう。従兄弟のS君から先日頼んでおいた父の著作(「戦略なき国家は挫折する」など)が送られて来る。自分の書いた脚本やエッセイだって捨ててしまう俺だから、父の著作が手元にないのは不思議ではないのだけど、S君はそのことをどう思っただろう?でも、とにかくこうしてウクライナ問題をきっかけに父の研究分野(戦争論)を知ることになるのも何かの縁だ。この間「完」のマークをつけた700枚の小説は、父のことを書こうして結局主人公は母と祖母のことになってしまったが、こうして父の著作も手に入ったことだし、もう一度父を主人公にした小説を書き始めようと思う。このあいだの小説のタイトルが「タブー(上)小野田家の人々」なら今度は「タブー(下)桜木家の人々」、上下合わせて1200枚の小説を死ぬまでには書き上げたい。老老ディナーは春キャベツとブタコマのペペロンチーノともやしのコンソメスープ。多分食事の前におやつをお腹一杯食べたに違いない母は、少なめに盛ったパスタだったけど食欲が湧かない様子で、パスタを一本一本食べるものだから45分も掛かってしまった。意地悪な俺は、途中でやめろとは言わない。食後、猛烈な眠気。テレビのニュースを見ながら8時ごろまでソファで熟睡。目が覚めたらそのままベッドで翌朝4時半まで。母の眠り病が移ったようによく眠る息子なり。★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦  出演・棟里佳+荒木真樹彦  2022年7月5日~10日
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