五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2022・3・31

2022-04-01 05:29:48 | 日記
老老ブレックファースト(白身魚の餡掛け、海苔、自家製玉子焼、きゅうりの漬け物、かぶの味噌汁)の後、母を花見に連れ出す。恵比寿に向って明治通りに続く櫻は多分今日が見頃。風に散って舞う花びらを嬉しそうに浴びる母を見ている内に、来年100歳になっても櫻を見ることが出来たらと思う。帰宅後、村上春樹の短編集「女のいない男たち」を読む。たまたま以前に読んだ小説を原作にした映画を見ることはあっても、映画を見た後でその原作の小説を読むことは過去になかった。でも、今回「ドライブ・マイ・カー」について、やたらと村上春樹の原作について語られていたので、初めてこの映画の原作の小説を買ってみた。正直言って、村上春樹の小説って「海辺のカフカ」を読んだだけだ。世界的に評価されている作家だけど、この小説についてはそれほど特別じゃない気がして(自分の読解力を棚に上げて)以前も以後も天の邪鬼の俺はハルキストであることを忌避できていた。でも、今日読んだ「女のいない男たち」という短篇集はなかなかのものだった。短篇「ドライブ・マイ・カー」は映画「ドライブ・マイ・カー」と比較してはいけない別物だ。でも「木野」や「シェエラザード」には映画の主人公の面影が色濃く存在していた。後は「イエスタディ」のみ。読むのが楽しみだ。 老老ディナーはロース肉250グラムのトンカツをあげる。母には薄切り肉をトンカツ風にする。付け合わせはどうしてもキャベツ。その為だけに散歩の途中で買ってきた。食後、昨日半分でやめてしまった映画「××の夫」の続きを見てみるが、今日はまた半分のまた半分でギブアップ。どうしてこんな映画が作られたのだか分からない。口直しに500円だしてプライムビデオで去年世評の高かった「あのこは貴族」(脚本監督・そで由貴子)を見る。500円じゃ勿体なく、5000円出しても勿体なくない映画だった★テアトロジャージャン次回公演 再演シリーズ2「音楽劇 ロバくんとポニーちゃん」作演出・桃井章 音楽・荒木真樹彦  出演・棟里佳+荒木真樹彦  2022年7月5日~10日
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