五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2021・10・18

2021-10-19 08:43:01 | 日記
寒い。夕べはタオルケットと薄い掛け布団だけじゃ足りなくて毛布まで出してしまった。それなのに母は寒くないという。毛布なんか邪魔だと云う。年をとると肌の感覚が違ってくるということか?老老ブレックファーストはホッケWITHかいわれ、トマトの薄切り、納豆、マイタケとネギの味噌汁。久し振りに母が「ほっけ」ってどんな漢字?と聞いて来る。三流物書きはそんな漢字知らない。急いで調べて魚へんに花だよと教える。以前食べる魚、食べる魚の漢字を聞いていたのに、最近は全く聞かれなくなって淋しくなっていた。昨日、俺にも湯船に浸かれと言ってみたり、頭がクリアになったみたいで、ちょっと嬉しい。午後からはK研究所病院へリハビリにいく。これは以前から変わらないのだが、黒っぽい地味なシャツを切るのを嫌がる。赤っぽい派手なシャツに着替える。年寄りっぽい服装は嫌だと白寿の母はのたまう。老老ディナーはスキヤキ丼。昨日に続いて和牛の大サービス。母にというより俺に。食後はNETFLIXで真利子哲也監督の「宮本から君へ」(脚本・港岳彦&真利子哲也)を見る。以前同じ池松壮亮が主役を演じるテレビドラマを見ていたので、見ないでいたのだけど、テレビ では原作の前半しか描いていないと知って、映画を見てみる気になったのだけど、印象が全く違う傑作だ。池松壮亮がその年のキネマ旬報主演男優賞を取った理由が分かった。以前映画会社に勤めていて、結婚して移住したトロントでも俺のブログを読んでくれていたEさんから初めて手紙を貰う。店を続けてほしいと書いてある。嬉しくなってすぐさま原稿用紙7枚の返事を書く。
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