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五反田発リスボン行き急行列車

五反田駅からリスボン行き急行列車に乗ることを夢想する前期高齢者の徒然

2021・9・7

2021-09-08 05:44:49 | 日記
長野県からの父の軍歴証明署が届く。父が自分の口で人に喋っていたと言われる陸軍委託学生や中野学校在籍の記述はないかわりに、東京外国語学校(東京外国語大学)英語科卒業の記述あり。及び当時父が祖母と麻布に住んでいたことなどが判明。父の略歴をもう一度調べなおす必要が出てきた。老老ブレックファーストはトースト、目玉焼き、サーディンサラダ、ジュース。小説の構成を考えた後、今日は火曜日で弟のHが来ているので、散歩に出たついでに渋谷東映で白石和弥監督の「孤狼の血・LEVEL2」(脚本・池上純哉)を見る。これはまさしくPART2でなくてLEVEL2だ。松坂桃李は更にレベルアップするのか?映画を見に行くバスの中、上映を待っている間、帰りのバスの中、わずかの時間を利用して昨日から「歴史を考えるヒント」(網野善彦)を再読する。これはあるきっかけで再読した「僕の叔父さん網野善彦」(中沢新一)にインスパイアされて読み返した本だが、冒頭の『「日本」という国名』の起源から面白くてたまらなくなってしまったのだ。引っ越しするたびに本棚の本は捨ててきてしまった俺だけど、さすがに高校時代の日本史の先生だった網野さんの著作は捨てることなく他にも「中世のと遊女」や「日本の歴史をよみなおす」はまだ本棚にある。高校時代は授業をちゃんと聞いてなかったことを後悔しつつもういちど網野さんの著作を読み直してみよう。老老ディナーはパスだったので、ひとりで一昨日作ったハヤシ風をうどんにかけて食べる。火曜日は毎週ひどい食事だ。トンカツでも食べに行こうと思ったけど、以前常連だったDは親しかった親父夫婦が何の事情か追い出されて、新しい店を任された以前の従業員にいい感情を持ってないことを知って行かなくなっているし、すぐ近所にある別のトンカツ屋は以前に入った時に豚肉が一部生だったこともあって行く気が起こらず、こうなったら昔一緒に住んでいたYとよく行った目黒駅前のトンカツ屋に行ってみようか?でも、あの店に行くとYのことを思い出してしまうので足も気持も向かわない。
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