goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

痛い陽射し

2006年08月10日 | つぶやき…


台風一過、晴天に恵まれました。

な~んていうのも片腹痛いくらいの暑さでした。
ほんと痛いよ~~ 陽射しがよ!
容赦なく突き刺さってきちゃったよ、全方位から。

出かけなければいけなくってさ、ちっとも嬉しくないというか、メゲそうな外出だったんだけどさ、行きましたよ、気分を奮い立たせてさ。
誰のせいでもない、すべて自分のせいなんだけどね。
大声で叫びだしたくなるような、モヤモヤを吐き出したくなるような、そんな外出でした。
ウオ~~~~ッ!!   何か空しい・・・

折角出てきちゃったんだし、気分的には家に戻って篭っていたかったんだけど、この暑さだし、新宿中央公園に、しばしの涼をとりに寄ってみました。
いました、いました、同じ思いの人たちが。空いてるベンチは皆無でした。
カテゴライズしちゃうと、いつも見かけるサラリーマン風、若いカップル、友人たち、老齢の単身者(男女問わず)、外国人等々。
一番多いのは公園の住人さんたちですけどね。
母と子のグループは、同じ公園内でも、水場に固まってましたね。
座る席も無いし(陽射しガンガンのところは空いてたけどね)、しょうがなので、マイカーでプラプラ回ってましたよ。
写したくなるような花も少ないしさ。
それでも30分ばかりはいたのかな。
いつもの流れだと、あっちこっちと遠回りしながら帰ることが多いんだけど、さすがに今日は最短距離で帰ってきました。

でも収穫あり。
初めて出会った花をふたつ、しっかりゲットしてきました。
正確には、ひとつの花と、ひとつの予告編ってとこかな。
まだるっこい言い回しですね。もうひとつは蕾が出始めていたってとこです。
アップしたばかりのヒメノカリスなどもそうですが、ここんところ初めて出会う花たちも、ネットで花を紹介してるサイトで、画像では既に出会っているものというケースが多くなりましたね。
1年余り花を追っかけてきて、何じゃこりゃと名前を検索するという作業を繰り返しているうちに、それなりの耳学問(目か?)が役に立ってきているようです。

それはそれは、溜息が出るくらい憧れている花はあります。
カタクリの群生地、これは一度でいいから見てみたい花の最たるものです。
よりリアルなところでは、きれいなピンクの花の咲く、そこそこの大きさの合歓の木なんですがね。鉢植えは駄目です。

ここんところ連日、新聞に、「ザ・スリー・ディグリーズ THE THREE DEGREES」のCotton Clubでのライブの広告記事が出てるんだけど、まだ現役でやってたんですね。


ヒガンでます

2006年08月10日 | 06 花たち

ユリ科なのかヒガンバナ科なのか、花を見てもわからないもの、ありますよね。
無理からぬところもあるんですよね。
昔は一緒にされてたものが、分けられたという経緯もあるようです。

ここでは、夏咲くヒガンバナ科の花たちを、紹介します。



「サフランモドキ・サフラン擬き」



昨年も書いたんだけど、子供の頃かずっと、蘭だと思ってました。
野に自生してるピンクの蘭の花だとね。

1845年に日本にやってきた帰化植物ですって。

それにしても、このサフランモドキという名前はいただけませんね。
サフランの花にちっとも似てないよ。
クロッカスそっくりなのがサフランでしょ?

もともとサフランと呼んでいたのに、後から本物のサフランが入ってきて、モドキってことになったようだけどね。

もう少しましな名前をもらってもよかったのにね。



「クリナム・パウエリー」

インドハマユウのピンク花ではないことは、「間違えてた花」をご覧ください。

クリナム・パウエリーにも、いろいろな品種があるんじゃないかなと、思ってるんですが・・・
花びらの大きさや形が、微妙に違うような気が・・・



「ナツズイセン・夏水仙」

葉と球根が水仙に似てることから、夏水仙という名前になったようですが、もちろんスイセンとはまったく関係ありません。
花だって似てませんしね。

曼珠沙華と同じリコリスのお仲間で、夏咲きの種類です。

リコリスのお仲間たちは、これからが本番です。



「ハマユウ・浜木綿」

大きな株が連なって、海岸線に自生してるのを見かけますね。
銚子以南の主に太平洋沿岸では、海辺に自生してます。
房総とか伊豆、そうそう伊勢でも見かけました。
中学の校庭にも、大きな株のハマユウがあったな。

子供時代には、この花の良さが、ちっともわかりませんでした。

昔から熱烈なファンがいるらしく、東京でも見かけます。

はまゆう・・・という音の響きには、女性的な和の風情があるような、そんな気がします。
この名前で、かなり得してるところがあるんじゃないかなと、やっかみではなく思ってしまいます。
 


「ヒメノカリス」

今年初めてお目にかかりました。

先にネットの画像では見てましたが、実際に出会ってみると、花の繊細さが際立っていました。

「スパイダーリリー」という英名があります。
納得できますが、私はヒトデのイメージがありましたね。
あとヒドラとかも。

中米西インド諸島原産ですので、露地で冬を越すのは難しいようですよ。