before dawn

青年海外協力隊でトンガにて活動、インドの大学で教壇に立つなどしていましたが今は母国で働いています。笑うことが一番大事。

喜怒哀楽の 怒

2007-10-22 12:53:10 | トンガ 青年海外協力隊活動記
帰国迫る今日この頃。
毎日毎日「あー まじ幸せだー ちょー楽しすぎるー トンガ人さいこー エウアさいこー」と 恐ろしいまでに幸せを感じまくっていた。

しかし「このまま終わるわけがない・・・?」なんてうすうす思っていたら
やあーーーっぱりねー

起きましたよ!揉め事が!喧嘩が!しかも立て続けに。
ここ1ヶ月くらい毎日笑いにあふれた生活だったのだが、

1 トンガ人親友と喧嘩
2 同僚に大激怒

あーあー 

確かにへこんだけど、同時に「うわー!やっぱ こうでなきゃ人生 リアルじゃないよなあー」なんて思って ちょっと嬉しかったりした。

つまり、いつもニコニコ笑っているだけの関係って リアルじゃないと思うのだ。
どんな親友だって、どんなに愛称のいいカップルだって
喧嘩をする。
親しくなればなるほど、お互いの腹のそこを見せ合って 言い合う。

それはきっと 「もっと自分の考えを理解してもらいたい」と思うから
熱くなって 怒鳴ったり 言い合ったりするのだ。
それって 結構労力のいることだから、どーでもいい相手には そこまでしないで「てきとーに あわせとこー」と 社交辞令モードになる。

誰かと喧嘩したり、誰かに腹を立てたりすることは
自分の気持ちを落ち込ませたりするし、辛いことだったりするけど

でもそういう過程ぬきに 深い人間関係は築けないのだ。

自分の2年間の活動を振り返って 本当にそう思う。

最初は 島の人に嫌われたくなくて、嫌なこともはっきり嫌といえず 口に出さず 一人でストレスを抱えたりしてたけど、
相手とぶつかることを恐れてたら 本当にうわべだけの付き合いしかできない。

親しくなればなるほど、相手の嫌な部分もたくさん見えてくる。

エウアで暮らして どっぷりトンガライフにつかってきたが
トンガライフに浸かれば浸かるほど 楽しさも増したが もちろん 嫌な部分を垣間見る機会だってたくさんあった。
でも
それでも
諦めずに 時に火山大爆発を起したりしながら 笑いと怒り、涙とセンチメンタルにあふれた リアルな毎日を送ってきて 本当に良かったと思う。
そのおかげで 今がある。

まあ 久々にトンガ人ともめて、へこんだけど
人生 こうでなくっちゃー!
あたしってマゾだから 辛いこととかあった方が 人生面白いよねーって思う。
まあ とにもかくにも
喧嘩できる相手がいるって いいことだねー!

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