before dawn

青年海外協力隊でトンガにて活動、インドの大学で教壇に立つなどしていましたが今は母国で働いています。笑うことが一番大事。

きょーこセンセーの 嬉しかったこと 3

2008-10-31 12:33:20 | インドで日本語教師
休日、または放課後、町で生徒に必ず会います。

町中で、「センセー!」と声を掛けられるのは すごく嬉しいです。

でも ほとんどが男子学生の集団です。

女子学生の集団を町で見かけることは ほぼ皆無ですね。
男女の学生の集団をみかけることは 皆無です。
お国柄ですねえ~

18~20歳くらいの男子学生が 5,6人の集団で 仲良く町でお買い物をしたり 小さなテーブルに無理やり5人座ってご飯を食べているの様子は、なんか むっちゃくちゃかわいい。

↓ 座りすぎ。 なぜ2グループに分かれて 別の席を使わぬのか・・・「みんな一緒がいい!」


で、休みの日、バスでどこかにでかけると、たいていバス停かバスの車内でも学生に会います。

でさ、でさ、でさ、

もー これまた むちゃくちゃ かわいいことに、

学生達は私を見つけると 「センセー!キョコセンセ! Come Come!!」と言って、自分が座っていた席を 私に譲るのですよー

もー インド人 最高!!

日本の若者は、先生に席を譲りますか? 老人にも譲らないぜ?

席を譲った生徒は、汗だくだくになりながら 満員の車内でずっと立ってるんですよ。 まあ もちろん 私にいろいろ話しかけながらですけど(笑)


先日、DIWALIの日に、住んでいる町からバスで10分くらいのところにあるムルガンという神様のお寺に行こうと思い(一人で)、バス停でバスを待ってたんです。

すると いつものように学生に会い、
「センセイ Where are you goin?」
と聞くので、 ムルガンのお寺に行くんだけど、どこでバス降りたらいいのかわからないのよね。 知ってる? と言うと
「知ってる 知ってる。僕達もそっちの方面に行くから 任せて!」
といい

バスの乗車から、切符購入、バスを下車するまで ぜーーーーんぶ 彼らが手配してくれました。

私が行きたかったお寺付近には バスの停留所がなかったので、学生が車掌さんに「ここでとめてくれ」と言い、下ろしてもらいました。

バスはこれまた満員だったんだけど、学生が、目をキョロキョロさせ、空席を一つ見つけ 大声で「センセ! Come Come」と私を呼ぶのです。

あああああああ いい子達だよおおおおおおお

でも満員だったので、その学生のいるところまで行くのに時間がかかっちゃって
(あー きっと もう席とられちゃっただろうなあ)と思いつつも 学生の方に行くと、なんと彼は自分の荷物を空席に置いて、一生懸命その席を確保していてくれたのです。

ああああああああああああああああああああああっ!!!!!!

なんて いい子達なのでしょう!!

学生全員が、ヘレンケラーに見えます!!

センセーは 君達のその優しさに むちゃくちゃ感動させられています。

「席を譲る」なんて、小さなことかもしれないけど でも人を幸せにすることに 大小関係ないの。

だから 私は そういう生徒の素敵な行動に出会ったときは、次の授業で クラス全体の前でその生徒を 褒めるようにしています。

彼らにとっては「先生に席を譲る」なんて普通のことかもしれないけど、でも それは本当にすばらしいこと、人を幸せな気持ちにすることなんだって 伝えたいのです。 そういう優しさをずっと持ち続けてほしいねー

きょーこセンセーの嬉しかったこと その2

2008-10-31 12:10:45 | インドで日本語教師
EEE-Bクラスの インドの「安達由美の旦那」サウラジ君の話に引き続き、

嬉しかったことシリーズ。

今度は ECE-Cというクラス。

このクラスは 水曜日に授業があるのだが、初回の授業の時、教室に入ったら、
なんと黒板に


と書いてあった!!

「こんにちは」が「こんにちわ」になってるが、いいの いいの。

ひらがな むちゃくちゃ上手に書けてるじゃん!

外国人が苦手な 「はね」もちゃんとできてるし!

黒板を見て、「おおおおお!」と驚いている私を見て、ECE-Cのクラス全員立ち上がって拍手をし始めた。

なんだー このクラスー!!むちゃくちゃ やる気じゃん!!

「誰が書いたの?」と聞くと、一番前に座っている男子生徒2名が手を挙げた。

月曜日と火曜日のクラスの生徒に授業で何をやったか聞いて、それを黒板に書いたらしい。

「でも月曜日、火曜日のクラスも まだ平仮名の書き方教えてないのに よく書けたね!」と言うと、

私が月曜日、火曜日のクラスで生徒に渡した、平仮名表を既にコピーしてノートに貼っているのを見せてくれた。

おおおおお お前達・・・・

ええ子やなあ・・・・

センセーは、むちゃくちゃ 嬉しいぞ

ちなみに 黒板の右横に書いてあるのは、ヒンディー語と ベンガル語らしい。
訳を書いたのだそうだ。

翌週の授業では、これと同じものがまた書いてあり、訳にタミル語が追加されていた。

その翌週の授業では、今度はカタカナで書いてあった(笑)

わかったっ わかったよっ!(笑)


きょーこセンセイの 嬉しかったこと その1

2008-10-31 05:03:05 | インドで日本語教師

今 私は 60人から80人のクラスを 9クラス担当しています。

どのクラスにも Class representative という学級委員が1名います。

いいねえ いいねえ こういう制度。トンガにはなかったぜ。だから無法地帯だったぜ。

どのクラスの学級委員も 賢く 礼儀正しく 頼りになる。
たいてい 教室の前の方に座っているのだ。

で、EEE-Bというクラスの学級委員は 安達由美の旦那に激似だ。

ひそかに 私は彼を 「安達由美の旦那」と呼んでいる。
クラスの進度チェックノートにも 日本語でこっそり 「安達由美の旦那が 学級委員のクラス」と書いている。

EEE-Bクラスは 日本語のクラスを非常に楽しんでおり、皆 学習意欲がある。

もちろん そのクラスの学級委員である「安達由美の旦那」も 非常に楽しんでいる。いつも ニコニコ ニコニコして授業を聞き、質問の答えがわかったら すぐ手を挙げて答えたがる。

廊下や町で会うと、「Madam! Madam! Oh, センセー センセー Do you remember me?」と駆け寄ってくる。

rememberしてる してる。 rememberどころか 私は密かに、君に「安達由美の旦那」というあだ名まで付けているぞ。ふふふ。

さて そんな 安達由美の旦那インド人が、授業が終わった後、私のところに来て、こういいました。

「日本語の授業が 大学の授業の中で一番楽しい!!」 と・・・。

きょーこセンセーは その言葉 むちゃくちゃ むちゃくちゃ 嬉しいぞ!!

そして 後日、また授業の後に私のところに来て、こういいました。

「You are good teacher! You are my best teacher!!!」 と・・・。


お前・・・ いい子だなあ・・・。 センセー 幸せじゃー


しかし、理工の大学生が、「大学の授業の中で、日本語の授業が一番楽しい」なんて言っていいのか?!

・・・・ 知りません。 まあ 私の授業が理工学部の難しい授業の息抜きになってくれれば 私は本望です。

安達由美の旦那 学級委員君。

本名 サウラジ バルドワジ君。

ありがとう。ありがとう。 君の一言で センセーは またまたやる気をもらいました。

しかし サウラジ君。 私が他の生徒のノートチェックに忙しくて 君と君の友人のノートチェックをなかなかしに来ないからって、

「センセー・・・・ センセー・・・ Are you with us? 」と 本気で すねないでくれ・・・

小学生かっ!!
 


センセ、ミテクダサイ

2008-10-22 23:56:57 | インドで日本語教師

日本語初級クラスを始める時、先生によって教え方は様々だけど、私は「教室用語」を教えます。

始めましょう、起立、礼、着席、書いてください、言ってください、聞いてください、見てください etc

で、勘のいい生徒は、平仮名練習中に、自分のノートをチェックしてもらいたい時、「センセ、ミテクダサイ!」と自主的に言い始める。 
それにつられて、他の生徒も言い始める。
勘のいい生徒がいない場合は、生徒に促して「センセ、ミテクダサイ」と言わせてからノートをチェックして丸をつける。

トンガの時も、学生は自分のノートをチェックしてもらいたいから、「私のノートを見て」主張は すさまじかったが、インドも同じ。

 平仮名の あ を教えて 書かせる。 五回以上書けと言う。

数分後、誰かが「センセ(「先生」と言おうとしている)! ミテクダサイ!」と言う。

どんどん 増えていく。

教室中が、「センセ!ミテクダサイ!」コール。 

う、うるさい。

しまいにゃ、あたしがなかなかチェックしに来ないもんだから 
センセ ミテクダサイ 連発。

「センセ、ミテクダサイ、センセ? センセ?センセ?
ミテクダサイ、センセ、ミテクダサイ、センサイ センサイ!!!」

センサイッ!?
混ざっちゃった!? 
センセとミテクダサイ 言い過ぎて 混ざっちゃった!?

落ち着け!落ちつくのだ。思春期ボーイズ!! 

ノートチェックしてもらえなくても 明日はくるぞ。

あと、私は とても上手に平仮名を書いた生徒には「花丸」をつけてあげるんだけど、その時に

学生「センセ、 What’s the meaning of this mark?」
私 「This mark means very very very very very good!」というと
学生 「オオオオオオオオオオオオオオ!!」と 拍手。 

何に対して? 花丸をもらった自分に感動したのか?

その後、花丸ブームが到来し、

ちょっと マセて、斜に構えてる感じの今風の学生が、私がノートチェックしてるときに、「センセ、Please write that flower」と ぼそっと花丸を要求するほどまで 花丸は大人気だ。

別の生徒は、花丸に感動したことがきっかけで、この「花丸」のような日本の文化をもっと教えてくれとまで言ってきた。

花丸も そこまで崇められて 本望でしょうよ。

あと、練習問題を解かせて、答えがほとんど間違っている生徒が、それでも「花丸を書いてくれ」と必死になっている姿は 胸きゅんだ。


思春期ボーイズと吉永さゆりちゃん達との授業のこと

2008-10-20 22:34:24 | インドで日本語教師

 私は今 インドの理系大学で教壇に立っています。

エンジニアを育てる大学です。

「エンジニアを育てる大学」なんて言うと すっごいハイテクな校舎をイメージするかもしれませんが、校舎の周りは 美しい田園風景。 美しい牛。 美しい牛の糞。 しかありません。

ナイス 自然!!

日本語履修生は 大学の全1年生、総勢約1300人を 3人の日本人教師で受け持っています。

1クラス 60~70人で 私は9クラス担当しています。

つまり 約600人の生徒を受け持っている。うーーーん・・・ 名前覚えられないかも・・・ でも 教え子の名前は全部覚えたいんだよなあー

授業は 100分。

月曜日は 100分 × 3クラス
火曜から木曜は 100分 ×2クラス
金曜は きょんちゃんはお休み。
土曜日は 100分×3 or 2  その後チェンナイ市内に行って日本語教室で授業。
日曜も 夕方から会社で日本語教室の授業です。

でも、トンガの時と比べて、授業は かなり楽!
だって、9クラス、同じ授業をすればいいのだから 授業準備が非常に楽。

トンガの時は 一週間 50分授業が25コマくらいあって 全部違う内容を教えていたので 毎日授業準備で寝る時間がなかったもの。 
それに比べりゃ 非常に楽! 
100分授業も、実はトンガ時代に経験していたので、問題なしー。 今振り返ると、やっぱトンガ時代ってかなり忙しかったわ。がんばってたな。偉い!


さてさて 大学の話に戻りますと、この大学は、今年から日本語授業をカリキュラムに取り入れることを決めたのですが、何を思ったか、1年生は日本語「必修」にしてしまったのです・・・

理系の学生ってさ ふつー 語学とか興味ないっしょ?
全員が エンジニアとして日本企業で働くわけじゃないっしょ?
選択授業にしておいたほうが 絶対いいのに・・・

だってね、だってね、1クラス、60~70人いるんですよ。

絶対 興味ない奴らは授業妨害し始めるに決まってる・・・・ そう思っていたのですが ところがどっこい!! 学生 みんな 日本語に興味もちまくりっ!!!質問もバンバンしてくる!!理解も非常に早い!

おおおおおおおおおお!!!さすが インド人! 
語学習得のセンスが抜群とは聞いていたが、ここまでとは!!
インドで話されている言語は、600以上あるといわれているけど、どの文字も結構 曲線が多い。だから平仮名も綺麗に書くことができるみたい。

トンガの生徒の平仮名はひどかった(笑)

インドの学生は 曲線も はねも 一回言えば理解する。 すごい!


クラスの雰囲気は担当している9クラスそれぞれ違った雰囲気がある。

1クラス 60~70人と 大人数だけど、

理系の大学っぽく公式で表すと

トンガの野猿軍団30人 > インド思春期ボーイズ60人

ってとこだね。 

インド思春期ボーイズは 確かに日本の大学生より幼いし、油断すると騒ぎだすけどでも やはり礼儀正しいし、注意するとすぐ理解する。頭がよい。あと これはアジアならではかな と思うけど、「先生」とは 立派で尊敬すべき対象という意識が強いので、教師に対する態度も非常に宜しい!!
トンガは 教師=棒で叩く人達 (笑) ってイメージだったからなあ。

60人の思春期ボーイズといっても うち5名くらいは女学生がいる。
彼女達は非常に聡明だ。
そして照れ屋さんで むっちゃ カワユス。

授業中、自己紹介をさせるために生徒を一人ずつ黒板の前に出させていたらある女学生が「マダム・・・」と小さな声で私を呼ぶので、「どうしたの?」と近づくと

「マダム お願いがあります。私達を 黒板の前に出させないで・・・」と言うのです。

私   「なんで?」
女学生 「だって 私達が黒板の前にたって 間違えたこと言ったりしたら きっと男の子達 からかうもの」

あああああああ
 きゅん きゅん きゅーーーーーーん 胸きゅん!

君達は 吉永さゆり ですか??? 由美かおる ですか??? 

「だいじょうぶよお! 間違えても 私がフォローするし、あなた達をからかう奴がいたら あたしがぶん殴るから!」と言うと

キャキャキャキャーーーーーーー!!! とみんなして 笑うのだ。
そんな単純なことで うけてもらえると 自分は相当面白いことがいえる人間だと勘違いしてしまいます。
純粋ですねえ。 ちなみにインドでは 教室でもバスの中でもどこでも、女性と男性は別れて座ります。
絶対一緒の席に座ることはありえません。
私が 男子学生に「そのチョーク、あの子(女学生)にあげて」と言うと 皆固唾をのんで見守ります。そして ニヤニヤしてひやかします。当の男子学生は 照れて 何故かぶっきらぼうに チョークを投げて渡します。。。。

ぶ、、、不器用ですから・・・・・・ 高倉健か。お前は。照れすぎだぞ。思春期ボーイズ。

吉永さゆりちゃん達 以外はみんな そんな思春期ボーイズ。

「ちょっと!あんた!ボケーッとした顔してるよ!どうせ 女の子のこと考えてたんでしょ!?」というとクラス 大盛り上がり。
ヒャーーーーー!!! みたいに盛り上がる。 中学生かっ!!(笑)


「センセ、I have a question!!」と神妙な顔をして 手を挙げるので、
「何?」というと 礼儀正しく立ち上がり

 「センセ、how do you say I LOVE YOU in Japanese? 」

 ・・・・・・

 必要かい? それは エンジニアになるために 必要なのかい?

それに 触発され、別の生徒

「センセ how do you say Sweet dream ?」

 ・・・・・・

 いつ 使うのかい? それを いつ使うのかい? 君 彼女もいないでしょ? いたとしてもインド人やんけ。

そういう質問も、礼儀正しく いちいち立ち上がって 質問してくるので こっちは笑えてしかたない。。。

しかも こういう質問、ほぼ全クラスで聞かれます。 どんだけ 恋愛に興味もってんねん!!! まだ 「こんにちは」くらいしか 言えないっつーのに恋愛Japaneseにどんだけ意欲もってんねん!!

日本語教師って 授業中 テンションを上げることが要求される。
特に大人数クラスだと、かなりハイテンションでいかないと、生徒に負ける。
生徒に負けると 授業は ダラダラになる。

だから時々、どーしてもテンションの上がらない朝とか、「うーん 今日 やばいなあ。授業までにテンションあがるかなあ。」と心配しちゃうんだけど でも教壇に立つと パンっと スイッチが入る。 

ここがこの職業のおもしろいところだ。

特に ここでは スイッチが入りやすい。 だって クラスに入った瞬間、学生がニッコニコしてあたしを見てる顔が目に入るからだ。

私が教室に入った瞬間に、皆立ち上がる。 礼儀正しいねえ。インド。すばらしいよ。インド。

どこの国でも 生徒は 可愛い。
人種や宗教、話す言語に違いがあっても 私の生徒は 私の生徒。
私の生徒という共通点。

みんな あたしに付いてきなさい! 
ぜったい おもしろい授業したるでーーーー!!
ぜったい あんたらの思い出に残るクラスにしたるでーーー!
先生を信じて ついてこーーーい!


赴任! でも ココ、、、ドコ?

2008-10-17 19:41:30 | インドで日本語教師
インドに着いた翌日は なんとマハトマ ガンジーの誕生日で祝日。
何もできず。
夜 日本語学校のスタッフ、教師が集まって 夕食会。
豪華な(私的には豪華と思われる)ホテルのレストランのバイキングだった。
さすがインドの4大都市 チェンナイ。


そして翌日。
朝からイミグレに 外国人登録をしにいく。朝っていっても、結局なんだかんだ遅くなって11時にイミグレに着く。

待つ。

待つ。

書類提出。→ もう一枚書類渡される。記入しろと言われる。

記入して 提出するために並んでいる人々の列に加わって待つ。

待つ。

待つ。

待つ。

職員帰りだす。

!?

帰るな 帰るな!!!

まだ ここに書類提出をするために並んでいる人こんなにいるじゃんか!!

「ビコーズ イッツ ランチタイム」

そうかい そうかい 腹が減ったんかい! でもあたし達だって ランチ食べたいよ!!でも 我慢して待ってたのよ!
だって 今 2時だよ! 11時から3時間待ち続けてます。
「早くしてよー!」とねばってみると

OK OK! と私の書類を見て、OK!といい、隣の部屋に連れて行かれ 書類を全部提出させられる。
おいおいおい、だったら最初からそうしてくれー
この3時間は 一体なんだったの?

そして書類を受け取った係員の人は こういいました。

「外国人登録の申請を受け付けました。 受け取りは来週の金曜日です。」

えええええ?! 何? 何? 今日は 申請の為だけに3時間も待ったんかぃ!? 長いよ!

なるほどねー
インドでは 一日一つのことができれば満足と思わなくちゃいけないのよね。
忘れてました。
インディアン タイム。慣れて行きましょう。 焦ったって仕方ないの。



そして その翌日。
朝 8時にチェンナイを出発。引越しです。
私の赴任先の大学は チェンナイ市内ではなく 市内から車、バスで1時間半のところにあり、住まいもそっちになります。

1時間半かけて これから住むアパートに着き、荷物を置いて、すぐにまた車にのり、そのまま大学の始業式に出席しました。

い、忙しいよ。

始業式の前に 校長室で 校長先生、教頭先生、アカデミック コーディネーターの先生に挨拶をしてから
始業式に参加。

始業式に参加している学生を見て、 びびび ときましたね。

「こりゃ いける。」と。

トンガの学生と変わらん(笑) 日本人の先生を見て、ニヤニヤしてるとことか
まあ とにかく幼い感じ。かわいいねえ。 この子達だったら クラスコントロールできるな!と びびび ときました。(笑)

始業式が始まり、校長先生や教頭先生の挨拶などを聞きながら

あたし 本当に 今 インドにいるんだ。

観光客としてではなく、ここで働く人間の一人として。

バックパッカーでいろんな国をまわっていたとき、どんなに現地人に近づこうとしても 自分が「旅人」である限り、やはり限界がある。
よりもっと深くその国を知るためには、やはりその地で 職を持ち、生活しなくてはいけないんだ。

と思ってから、「いつか いつか 絶対インドで 働くんだ」とひそかに野望を抱いていたのですが、

それがついに叶ったんだなあ。

と 一人 感動!!


↑ 始業式で 新任の先生を紹介されたとき。 ちなみにこの大学は私以外に2名日本人教師がいます。


んで 始業式が終わって、ランチ(カレー。もちろん。)を頂き、

午後から授業!!

何故、始業式の日に 無理して授業をする必要があるのか。。。

でも 私的には ワクワク!

しかし 教壇に立つのは半年ぶりなので 緊張・・・

なんせ今度の生徒は 理工学部の大学生で しかも一クラス60人~70人。

ドキドキ ワクワクしながら テンションあげて 教室へ!!


あああああああああああああああああああああ

もうっ

さいこーーーーーーー に 楽しかった!


久々に 教壇に立って

やっぱり この仕事 大好きだーーーーーー!!って思った。

トンガの学生と比べて とても礼儀正しいし、

学生が 「イエス マダム」と いちいち返事をするのが かあいい ^^

まあ 授業のことは また今度アップするとして

こうして 大学初日が終わった・・・・

さあ スクールバスで アパートに帰ろう。



え? あたし スクールバス どこで降りればいいの?

アパートのある場所の名前 聞いてないよ。

てか ココ ドコ?!

確か アパートから大学に来た時は 20分くらい車に乗っていたと思う。。。

ココ、 ドコーーーーーーーーーーーーーーーー!!!



結局 大学の教授だかスタッフだかの人に助けられ なんとかアパートに辿り着く。

そして 私の住んでいる場所の地名は Kelambakkamというところだということが判明した。 

私が長年行きたかった 世界遺産マハーバリプラムのすぐ近く!

よしよし。

楽しめそうだわ。

こうして 仕事も順調にスタートしたのでした!


インド行き

2008-09-04 23:42:57 | インドで日本語教師
一部の方に 私は9月3日にインドへ旅立ちますと伝えましたが

さすがインド。

私は 今日も日本の首都にある都会のアオシスちろり村で COREで腹筋を鍛えています。

なぜって、

出発が1ヶ月延びて 9月25日~10月2日内に出発することになったからです。(正確な日程はまだ未定)

私が応募したときは 「9月末に 渡航してもらいます。」でした。

合格後、 「授業が9月6日に始まることになったので 急遽8月末に 渡航してもらえませんか?」と言われました。

そして結局 「授業は10月4日に始まりますので 9月25日以降に渡航してください。」と言われました。

なんだよ。

8月末にインドへ来てくれと言われたから トンガ同期との8月半ばの宮崎旅行を ブッチしちゃったのにぃ!!

やれやれ インドよ。

さすがです。

インドを旅してたとき、電車のチケットをとるだけで3日くらいかかったし 何もかも予定通りにはすすまなかったので 覚悟してましたけどね。
これくらいは どってことない。

それより 止まない雨が気になります。
やだ。雨。

でもいーんです。
わたしの愛しい宮崎あおい様が ビートルズとジョンレノンの熱烈ファンだということがわかったから。

私も ビートルズとジョンレノン、ちょーーーーーーーーーー好きですっ!!

あおいちゃんは 年末のジョンレノンスーパーライブに出るんだって!
しかも トータス松本も出るらしい!BONNIE PINKも!いーなー・・・みたいなー・・・

内定!

2008-07-13 23:02:54 | インドで日本語教師
ということで 正式に内定いただきました!
今日 面接を終え その場でいただきました。 
9月中ごろから 南インドのチェンナイという場所で日本語を教えます。1年間の契約です。民間の日本語学校です。その学校から 企業や大学に出向という形で日本語を教えに行きます。
大学がいいな ^▽^ 大学に赴任になると、大学の教員住宅に住むらしい。トンガの時と一緒じゃん!しかも生徒は 大学生とは思えないほどピュアでシャイなんだって!いいねー いいねーーー!!

一般的に 北インドに比べ 南インドは 人が穏やかで素朴といわれています。しかも、チェンナイはドラヴィダ文化の中心地!私が長年行きたいと思っていた寺院、マハーバリプラムやカーンチプラムにも近い!

しかし これまでの人生、大学受験も失敗し、協力隊も3回目でようやく合格したし、とにかく自分のやりたいと思ったことがすんなりいったことはなかったので、「え?こんなにすんなりうまくいっていいの?!」と拍子抜けです。

苦労あっての成功と思ってきたので、今回はなんの苦労もなくうまくいったので逆に心配。(笑)
だから その分 いろいろ努力という名の苦労を自分で課さなくちゃなと思う。

日本語教授法も、アクティビティも、英語も、インドに行く前に総復習しよう!

でも 自分がまた教壇に立てると思うと、本当に嬉しい!
ワクワクします。ピュアでシャイな生徒の為に 夜も眠れぬほど授業準備に忙しい毎日だー(ちなみに トンガの時は 深夜3時、4時くらいまで翌日の授業準備をしていた日がほとんどでした。日本語教師って大変なんだよー。)
でも その忙しさも、生徒の笑顔を見ると報われるんだよなあーー!

やっぱり あたし この職業好きだわ。

今回、インドで働くにあたって、またJICAにお世話になることも考えたけど、でもやっぱりJICAを通して海外で働くっていうのは、本当の苦労を知らないんじゃないかなあと思う。だから、民間の日本語学校に応募しました。
トンガの2年間、離島で暮らし、ほんっとーーーーーに大変だったけど、でも何かあったらJICAが助けてくれるって思うだけで気楽だったし、住居も、給料も、保険も、税金もとにかくそういうこと全て気にしなくてよかった。

でも 今回はそういう住居や給料、保険、税金諸々を全て自分で確かめ、学んでいかなくてはいけないから、自分にとってもプラスになるし、また違った目で海外で働くということを知ることが出来るのではないかなあと思う。きっとそれは必ずしも、いいことだけじゃなく、嫌なことも、リスクも大きいけど、何事も勉強、勉強。人生、苦労したもん勝ちですしね。

月の給料は手取り3万円ちょっとです。協力隊とは 違いまんなあー(笑)
まあ これが海外の民間日本語学校の相場でしょう。
でもね、プライスレスですよ。
本当に自分のやりたいことをやる時は、お金なんてどーだっていーんです。
生きていければね。
30歳で自分の人生が終わると想定し、それまでに自分のやりたいことをやり尽くすと決めてやってきましたが、このインド就職がラストっす。
これが終わったら、落ち着きます(笑)。生まれ変わって、家族愛をテーマに生きてゆくのだ。

後悔のないように生きる為に、これまで必死に努力してきた自分の為に、自分の周りにいる人と笑って生きて行く為に、とにかくこれからも 努力、努力ですわ!

トンガの生徒にも、先生もがんばるよーーって言いたいね ^▽^