









「東京の桜は満開」の報を聞いて、鎌倉はどうかと思い出かけました。やはり、さくらは青空の下で見たい。明後日からは曇り空になるという予報なので、あせってでかけたのです。が、しかし‥‥
段蔓の桜はほとんどが蕾のままです。鎌倉は東京より桜の開きがかなり遅いようです。
桜はいまいちだけれど、人の賑わいの方はご覧の通り、平日にもかかわらず小町通は人でごった返しています。
気を取り直して、妙本寺の方へ向かいます。
綺麗な着物を着ている娘さんがいたので、許可を得て写真を撮らせてもらいました。妙本寺はもともと観光寺院ではなく、4,5年前までは小林秀雄や中原中也ファンが訪れる程度でしたが、近年は穴場としてだんだん知られるようになってきたようです。花の季節になると人力車の観光コースにも組み入れられているみたいで、貸衣装の着物を着て人力車で訪れる若い人も多いようです。
海棠の花は3分か4分というところでしょうか。週末か来週にかけてが見ごろでしょう。
海棠はまだですが、さくらは既に八分咲きで満開間近です。他の地域よりここだけなぜか早い。
今度は長谷寺の方へ足を伸ばすことにします。
海街diaryのポスターにもなった景色です。今日は少し風が強く、波が立っています。長谷寺は素晴らしい観音像があることで有名ですが、花の寺としても知られています。外国人観光客もとても多い寺です。
ミツマタの花は黄色が多いけれど、ここのは赤花でとてもきれいです。
ミツバツツジの鮮やかな赤紫が強い日差しの中で映えます。
緑の苔の中のすみれが可憐です。
小さなシャクナゲ? と思ったら、「吉野つつじ」と書いてありました。ツツジとシャクナゲが近縁種であることを実感しました。
こんなに綺麗なのに「ボケ」と呼ばれるのは気の毒な気がする。
シアトル滞在もはや4週間となりました。1月15日に帰国の予定です。本格的なブログの更新はそれ以降になりますが、その前に少しシアトルのご紹介をしたいと思います.
シアトル周辺の地形は陸と海が非常に複雑に入りくんでおり、しかも西はオリンピック半島、東はカスケード山脈の峻険な山々に囲まれ、天候さえよければとても風光明媚な町です。
上記の写真はシアトルの中心部をクィーン・アン・ヒルという高台から眺めたものです。(写真をクリックして拡大してみてください。)中央左の高い建物はスペース・ニードルといって、1962年の万国博の際に建てられたアメリカ北西部の代表的なランドマークです。テレビドラマ「ダークエンジェル」を見た人ならご存知だと思います。そのドラマでは毎回主人公が、スペースニードルに立って電磁波戦争で荒廃したシアトルの街を見下ろすシーンが挿入されていたので。(ダークエンジェルはジェームス・キャメロンの作品の中でもっとも面白い。見ていない方には是非DVDで見ることをお勧めします。)
シアトルは日本の北海道よりも北にありますが、海流の関係で北海道よりは気候は温暖です。西岸海洋性の気候であるため夏は冷涼な晴天が続きしかも高緯度なので極端に日が長い、観光に訪れるなら是非夏に来ることをお勧めします。
すごしよい夏とは逆に、冬は曇天続きでしかも日が極端に短い、人々は屋内でコーヒーでも飲んでいるしかない。そんなわけで、スターバックスもタリーズもこの地で生まれたというわけです。いまでは「シアトル系コーヒー」などという言葉もあるようです。
上の写真の中央にはうっすらと富士山に似た山が写っていますが、当地の日系人からは「タコマ富士」と呼ばれているレーニエ山です。森永乳業の「マウントレーニエ カフェ・ラッテ」の商標にもなっています。
上はタコマ空港付近から見たレーニエ山。
シアトルのウォーターフロント
ウォーターフロントから見たオリンピック半島の山脈
アルカイビーチからピュージェット・サウンド越しに見るダウンタウン
パイク・プレイスにあるファーマーズマーケット
ブルース・リーの眠るレイク・ビュウ墓地
トム・ハンクスとメグ・ライアンの「夢で逢えたら」の舞台となったレイク・ユニオン。
どうです、あなたも一度シアトルに来てみませんか?