クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

小野上村から雨乞山 H-16-10-23

2004-10-23 16:33:57 | 中之条・小野上・みなかみ・沼田・渋川
カモシカに遭遇・雨乞山

朝から風雲が出ていたので一寸嫌な予感がしたが、昨日確認しておいた小野子山を南ルートから登ろうとして小野上村に向かう。秋口から冬にかけてのこの雲は確実に強い西風が吹く。
中央橋を渡ると小野上駅の先に出てしまって行き過ぎになるので北群馬橋から早目に353線に出て西に向かう。小さな「小野上みちの駅」を過ぎると間も無く右側にセブン11があり、少し先で集落が途絶える。そこに右折の道があり、NHKテレビ中継搭の看板があるので九十九折りの道を登って行く。道は完備された村道でどんどん高度が上がり間も無く目印の「如意寺」前を通過すると道標と大きな小野上観光案内の看板がある三つ角に達する。直進は小野上駅なので右折して更に山手に進む。落ち葉を踏みながら注意しなが走ると再び三つ角があり、小野上登山口は直進0.8㌔との道標が設置されている。
登山口は駐車場替わりになる東屋広場の先、50㍍にしっかりした指導標があるので判り易い。この広場はどうやら建築廃材の置き場らしい。登山道は丸太階段で低く垂れ下がった尾根に向い、前山に向かっている。約20分でNHK「吾妻東テレビ中継放送所」につくが、これで大丈夫なのかと思われるほどの小さな低いアンテナである。山間の人家の為に中継しているのであろうか?
ここまでは真っ直ぐの階段の登りで遥かの尾根まで登山道が見通せるのには一寸驚いたが、こういうのが意外に気分的にも疲れてしまう。テレビ搭から暫くで前山を一つ越えるとヤセ尾根となり目の前に雨乞山、西北の彼方に小野子、その左に中岳・十二ヶ岳が遠望できる。下には林道が走り、幾ら上に行っても林道も上がってきているので何時まで経っても林道との距離は開かない。雨乞山の西面は何の為か全面伐採されて見るも無残であるが、尾根道の左に全く木が無いので強烈な西風が吹き付けてくる。
帽子も飛ばされないように脱ぎ、防寒の為にウインドブレーカーも着こまないと寒くて歩けない。雨乞山直下はかなり厳しい岩場が続き、吹き曝しの中を少し行っては次ぎの岩の隙間を確認しながら足場の岩窪の枯葉を払って少しづつ進む。テレビ搭から一時間で漸く山頂に到着すると、山頂標識や安中山歩会のプレートがあつた。目指す小野子への道標もあつたが強風のため今日はここで中止とし下山に掛かった。途中の崖の上に巨大なカモシカがいたのでカメラに収めた積りであつたが後で見たら遠距離のため廻りの木立と殆ど識別が出来ない写りで失敗。




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