クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

妙義山石門巡り H-23-11-3

2011-11-04 08:56:17 | 妙義・下仁田・富岡・南牧
11/3は妙義ふるさと祭りがあると聞いたので石門巡りを兼ねてR-18を西進し
松井田I.Cの横を通過してR-196(上小坂四家妙義線)に入る。
週間予報では晴れだったのに生憎の曇り、妙義神社先の物産センターには祭りの
幟がはためきテント張りには人が集まっているがパラパラと雨も降ってきてしまった。
岩が濡れると爺イには危険なので石門めぐりを先に済ませるべく8K先の中之岳神社の
大駐車場に急ぐ。
駐車場はほぼ八分程度の入り、支度して直ぐに出発。車道を五分ほど戻って登山口。
登山者がぞろぞろと続いてきている(9.40)。





最近は全く鎖を握っていないので「かにの小手調べ」に向かうがこんな程度でも
ややビクついてしまった。歳はとりたくないもんだ。



少し行くと「大砲岩近道」との分岐、これを行けば鎖場を通らないで第二石門の
先に出られるらしいがそれをやつたら石門巡りの意味が無いので直進。



やがて第一石門の道標が出て少し緊張。前後を登山者に挟まれているので爺イの
ような遅足は邪魔になりそうだから。



上方に石門が見えて勾配もきつくなる。



後続の数人に道を譲って先に行って貰い、此方はマイペースを守る。



何とか石門を通過して振り返ると見事な眺め。ここには鎖は無い。



「かにの横ばい」に来た。間を空けた積りだったが途中で渋滞。鎖を握ったままの
中途半端の姿勢でじっと待つ羽目になったが全身に力が入って何とも不具合。



「タテバリ」と言われる第二石門への登りの鎖に取り付くがここも途中で渋滞、
足が突っ張ったまま待たされる。
鎖は万一のことを考えて十分間隔を置くべきと教えられてはいるが、自分のことだけ
考えて夢中なのでついつい先行者に接近してしまう。普通なら鎖の途中では
カメラなど弄っている暇は無いはずなのに今日はその時間がたつぷり。



「ツルベサガリ」とか「ツルベオトシ」とかの、ここからの下りもかなり厳しい。
少し待って先行者が完全に降り切ってから下降。
振り返ると下りの距離が随分長く20m以上もあったか?と感じた。二本あるが
山手側のほうが扱い易い。



少し、前進すると第二石門はこんな形に見える。



再び下りの鎖、「カタテサガリ」という短いものだが、その入り口で渋滞。
下から登ってくる集団が続くのでそれを待っているのだ。「右回りだぞ!」の
声が飛ぶ。ここの上下は二筋に分かれていて混雑時には右側通行をするんだそうだ。
その先のこの道標から登りが厳しくなる。



後続にすいすいと抜かれてしまう。



後ろを見たら大集団が来ている。聞いてみたら福島からの33名の団体さん。



第三石門への分岐、かつての通行止めが無くなっており、石門までの往復は出来る
らしいが誰も行く気配が無いのでこつちもパス。



最後は階段風のところを通過して広場に到着、大勢の登山客で一杯。目の前に
豪華な第四石門。



直ぐ脇に「金洞山・中之岳神社」への道標、帰路はこっちに回る。



右手に周って展望場所、前方に大砲岩が見えるがそこまでの鎖場が嫌なので
眺めるだけ。



直ぐ南の絶壁の紅葉が見事。



周りに人が多くて三脚を立てる気にもならないので近くの人に頼んで一枚。



中之岳への周回路に入ると道標に「中之岳0.4k」とあつたが実感としては
もっと長く感じた。



やがて金洞山への分岐、観光登山の人が多いのかそっちへの人影は見えない。



湾曲の様な道の先には「見晴台」。



周辺の紅葉。



近づくとここも狭い場所に満員状態、



岩の上の石宮を撮るにも相当な待ち時間。



漸く順番が来て岩の上から周辺の景観。







見晴台からは急激な下り道、殆どはこんな石の道。



時には木枠段。



そしてこの看板を見ると



中之岳神社に到着



神社の上はこの巨岩。榛名神社や中之条の大岩不動尊が同じ様な巨岩に
覆われていたのを思い出す。



数人が轟岩方面に行くのを見送って140段ぐらいもある石段を降りる。



下りきってもう一度神社を仰ぎ見る。



その脇に「日本一の大黒様」を謳い文句にするもう一つの神社「甲子大国神社」。



入り口に向かうとこの鳥居のところに



高さ20m、8.5tという巨大な大国様、平成17年の建設なので爺イは始めて見る。
手に持っているのが打ち出の小槌ではなく剣だ。説明に拠ると病・厄・悪霊を払って
福を呼ぶんだそうだ。



で、駐車場に戻るとあちこちに写生の人がいたが未だ書き始めなので腕の具合は不明。



南には曇天の空に僅かに荒船の姿が遠望できた。



未だ、正午少し前なのでふるさと祭りを見物するために妙義神社方面に8kほど戻る。
だが、物産センター付近の駐車場はどこも満車で入り込む余地が無い。
仕方なく、神社大鳥居脇の某旅館駐車場隅に潜り込む。
取り敢えずセンターに行くと此処では僅かの屋台と直売所で主体は道の駅。





僅かばかりの軽食をゲットして軽く腹ごしらえ。郷土芸能会場の神社に向かって
参道の坂道を登る。



総門の先は長い石段、本殿修理中の看板を言い訳にしてパス。



中段で行われている芸能大会は既に10/12が始まっていた。
「妙義雷太鼓」。



余り聞いたことが無い歌手の歌謡ショー。



最後は妙義神社神楽舞を神妙に参観。







参道脇の菊花展示場を一寸見てから帰路に着く。(13.30)







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