クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

2020ウバ百合観察記 R- 2- 7-28

2020-07-28 08:19:24 | その他
長梅雨を言い訳にして今年の七月の活動は鈍く開店休業に
近い。そんな状況でもブログには掲載していないが
恒例の「ウバ百合」の観察はチョコチョコとやっていた。
爺イがウバ百合の存在を知りその不遇な存在に哀れを
感じたのは古い話ではなく2017年が始まりだ。

たまたま、居鞍から掃部ヶ岳への縦走の終盤、r-28の長い県道歩きの
途中で繁茂する夏草の中で超然と屹立する植物を見つけたので
ブログの載せたら「奥利根山歩き2」のtomoさんから直ぐに
それが「ウバユリ」と知らされたのが出会いの最初。

情報を集めたらウバユリは「ユリ科」には属するが 豪華なヤマユリ
などが属する球根のある「ユリ属」ではなく、根っこに球根の無い
「ウバユリ属」で種子の四散によって増えていく代物。
そしてウバユリの一生は蝉の一生に似ていると思う。
種子から芽生えたウバユリは、6年から8年の歳月をかけて少しずつ
大きくなり葉を数枚つけるようになる。或る年、輪生状の葉をつけると、
この株は見る見るうちに花茎を伸ばし一生にたった一度の花を咲かせる。
そして花を咲かせて実を結び放出が終わればそれで命が終わり。
たった五日程度の開花期を終えるとその葉は忽ち茶色になり間も無く
散ってしまうので「葉がない」→「歯がない」→「姥ウバ」の図式が
生まれたと聞く

今年も高崎吉井のカタクリの里が開花しているので八月初めには
榛名湖畔へ行き下の画像の様な昨年見た中で最高のものに匹敵する
姿を観たい。



2020ウバ百合観察記


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