クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名湖畔で最後のウバ百合観察 R- 2- 7-31

2020-08-01 13:16:40 | 榛名湖周辺
梅雨明け間近の予報撮り午前中から雲切れして僅かな
青空も覗いてきた。
早速、榛名湖畔へ最後のウバ百合観察。相変わらず
交通量の少ないr-126を走ると榛名山方面は平地と
違って半分上は厚い雲が掛かっていた。これでは
濃霧も覚悟しなくてはならない状態。
県道沿線にもチラホラとウバ百合が咲いてはいるが
何れも小振りで車を止める気にはならずにパス。

湖畔に出て期待の北岸に来て唖然とする。群落のあった
湖岸よりの場所を含めてカリカリに夏草が刈られていて
ウバ百合の姿は全く消えていた。車道の北側も同様で
舐めつくしたように夏草が無い。


良く見ると何と刈り取られた満開状態のウバ百合が
地べたに無残に散乱していた。昨年も同様の夏草刈り
は行われているがウバ百合のみは完璧に残されていた
のにどうしたことだろう。今刈られてしまうと秋の
種子の成熟と放出が無くなる。この花は種子が
落ちてから低い発芽率を切り抜けた株が八年掛かって
漸く花を咲かせるのにそれを平気で刈り取る作業者の
無知・無頓着と丸投げで注意を指示しない行政の自然
保護精神の欠落と文化度の低さは救い難い。


気を取り直して湖岸の別の群落地へ向かう。此処ほどの
太径で大きな株は無いが数はそれなりに揃っている。
先ずは東吾妻に向かうr-28の沿線で教育林入口から
居鞍岳登山口の間に点在。


今度はゆうすげの脇を右折して東岸のヒトモッコ山東麓て
幾つかゲット。


次は南岸に回って県道沿いに分散している群落。

榛名湖南岸ウバ百合


中には既に花期が終わって茶色かかったものや更に
進行して花が落ち結実の用意が出来たものなど多彩。


丁度、アゲハ蝶の仲間たちが飛び交っている。但し
ウバ百合の筒型の花は吸蜜の大将ではなく他の
花に群がっているのだ。


人が近寄っても逃げないので「アゲハ」なる名前の由来の
動作を観察。
アゲハ蝶の吸蜜


一通り見ていたら正午になったので最近恒例化した
「ろまんす亭」の名物・ワカサギ丼で昼食。


休憩後、近くのバス始発の空き地からマンネリの
極みと自嘲も出る湖畔からの外輪山を一眺め
して帰宅^へ


途中のヤセオネ峠手前から強烈な濃霧、前照灯を点じて
ノロノロ運転。霧を抜けて森林公園管理棟に寄ったが
ユリは既に終わり、レンゲショーマは未だ咲いているのは
数輪のみで空振り。上野原林道で再び濃霧、道が狭いので
超低速で曲がりを確認しながら走行。とんだ訓練をさせられた。

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