クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

女掘ショウブ園訪問 H-30- 6-13

2018-06-14 19:51:58 | 前橋・伊勢崎・桐生・太田方面
先日の浜川公園の菖蒲が何となく食い足らずの気分だったので
ネット情報から大規模の「赤堀菖蒲園」で口直ししようと決めていた。
今年の菖蒲まつりは6-16.17となっていたので未だ未だと
楽観していたら6-13に散り始め、見頃は6-6だったとの情報が入った。
普通、散り初めとはその前に萎れがある筈なので油断している隙に
時期を外してしまったらしい。

大島昌宏著の「罪なくして斬らる〜小栗上野介〜」をベースにした
ドラマに吉村芳之演出の「又も辞めたか亭主殿」があるが
それをもじって「又も外したか 爺イ殿」と自嘲したくなる。

それでも残り物を探しに伊勢崎に向かう。高崎から前橋市内の中心街を
抜けてR-50を東進、今井町で上武道路を潜り二宮町・天幕橋東と過ぎ
次の「東大室町」信号で右折して南下。この地域では
上下各一車線と国道の割には狭くて右折専用線もない小さな信号。

南下すると直ぐに伊勢崎市に入り下触町で西側の案内道標で右折。
突き当りの駐車場では地元の関係者が誘導するが勿論、入園料500円を
徴収するため。誘導員は「未だ綺麗ですよ」と云うが疑心暗鬼で
兎に角園内に。
確かに遠目では見事な眺め、何しろ二筋の堀に500mもショウブが
咲いているのだから。

伊勢崎市の資料によると「この女掘は12世紀中頃に掘削された
赤城山南麓を東西に延びる未完成の農業用水路跡。
昭和58年に国指定史跡となり管理・活用の
一環として平成元年度より花菖蒲などの水性植物を植栽し
平成5年に赤堀花しょうぶ園として開園」との説明。
女堀自体は、前橋市上泉町の古利根、現桃の木川から取水し、
旧佐波郡東村大字西国定に至る12.75kmの農業用水掘であるが
ショウブ園はその間の500m。
「女堀」という呼称には諸説があるが未完と云う事から
「元は媼堀が正しく、「媼=役に立たない」の意味と解する説が
分かり易い。

さて、問題の花の具合は残念ながら近くで見ると90%は萎れ状態で
写真撮影には耐えられない。まあ、折角遠路来たのだからと
無理して搔き集めてyoutubeに纏めてはみたがどうも見栄えが
悪くて我慢の限界ギリギリ。BGMは皮肉を込めて「枯葉」。
最後は鍋割山が左端になつた見慣れないアングルの赤城山を
眺めて退散。 女掘ショウブ園


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