クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

高崎市内三角点探訪(3) H-20-12-8

2008-12-10 10:59:31 | 三角点・宮標石その他標石
第三日目

(16)堤が岡 四等三角点 棟高 123.46m N-36-22-41-6 E-139-00-09-6



渋高線を北上して「三つ寺」信号を右折して堤ヶ岡小へ。
平日のため、職員室で校長に面会して写真撮りの許可を貰って校庭へ。
南の隅の裏門脇、ネットで防備された狭い場所に小石が四つ並ぶ。
積もった砂を除けたらその下から三角点が現れた。



少し離れたところに水準点。これは「一等水準点 点名・3520 123.436m」




(17)国府 四等三角点 後疋田 123.46m N-36-23-39-4 E-139-00-58-9



高渋線に戻って北上して「足門」を右折、高渋バイパスを突っ切って後疋間町。
国府小前に駐車。職員室に行こうとしたら県道から三角点が見えた。
一寸失礼して鉄柵に足を掛けて外側から盗み撮り ? の写真で済ます。



(18)群馬 電子基準点 後疋田  N-36-23-43.3 E-139-001-00-2



いよいよ、本日のお楽しみ、電子基準点への初見参。場所は国府小北側。
この基準点君、全国に1200個所にあると言われるGPS連続観測点の事。
上部にGPS衛星からの電波を受信するアンテナ。衛星は6系統の30基が
上空2万㌔を周回しているそうである。ここで得られた観測データ―はつくば市の
国土地理院に集められて情報として公開されている。
学校の塀沿いに北側に向かい、裏門の僅かの隙間から失礼して侵入。
見事な搭が目の前に現れて吃驚。5㍍のステンレス製、内部には受信機と
通信用機器が入っているとか。4種類ある電子基準点のタイプの中では
「02年型」と言われるものと思われる。
25K毎の設置と言われ、この近辺では伊勢崎・境、藤岡、渋川、桐生に
あるらしい。特に桐生には堤町の基準点のほかに「GPS固定点」なるものが、
相生と林業会館にあるとの事。「山楽会」さんや「オッサンさん」「あにねこさん」
などは知っているかもしれない。



(19)群馬(付) 電子基準点(付) 後疋田 N-36-23-43-2 E-139-01-00-1

場所は基準点の基礎部、一見すると三角点の金属標に似ているが、「付属標」と
刻まれており、測量にも利用されるらしい。



(20)金古 三等三角点 足門 158.05m N-36-23-51-4 E-139-00-01-5



再び高渋線に戻って僅かの距離の役場駐車場。其の敷地内の目立つところに
発見。但し近くの水準点は失敗、鉄蓋の下?





(21)新開 四等三角点 金古 218.07m N-36-24-51-1 E-138-59-21-1



更に北上、金古信号を左折して金古小の先を右斜めの細道を進む。
判り難い複雑な道をウロウロして現地着。無数の雑草の種子が
付着して困惑。枯草の薮の中に発見。




(22)海行 四等三角点 箕郷町 169.88m N-36-23-32-3 E-138-58-41-8



ここは因縁の場所。つまり国土院のリストには載っているが地形図には
記されていないので、爺イが国土院に他の三件と共に情報を送り
次ぎのような回答をえているもの。
「地図のエラーについてお問い合わせいただき、ありがとうございます。
ご指摘のありました三角点について、データ修正作業を行いました。
ご確認いただければ幸いです。
このたびは貴重なご指摘をいただき、ありがとうございました。
今後とも電子国土をよろしくお願いいたします。
************************
電子国土事務局

場所は箕郷町の生原信号の数百㍍高崎市市街地寄りの田圃の中。
草薮の中を探しまわって漸く発見。





不明を承知で正観寺をいれたから合計22ヶ所で平場は終り。
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