クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

涼風の榛名湖一周ハイク(1) H-22-7-24 

2010-07-25 10:32:59 | 榛名湖周辺
好天だが午後には雷雨の予報、これでは遠方は無理。
最も近い涼しいところ、榛名湖畔を一周するハイキングにした。

R-126で七曲峠、



この左(西)への道を行けば天目・氷室を経て天神峠。



工事現場をすり抜けて榛名湖畔に下る。夏の真っ盛りなのに何故か
観光客は未だ少ない。湖畔亭近くの市営駐車場がスタート地点(9.27)。
車道に下りると早くも目の前に鬢櫛と烏帽子。



一旦、少し北へ進んで「湖畔の宿記念公園」



この歌碑の前を通過すると自動的にメロディーが流れてくる仕組み。
作詞・佐藤惣之助、作曲・服部良一、歌手・高峰三枝子、爺イの年代では
懐かしいが今の若者は知らないかも。



広場に彫刻、右の題は「髪」、左は「妖」。



僅かに戻ると右手の丘に竹久夢二のアトリエ、記念館は
温泉街にある。



アトリエの玄関口は北側、大正・昭和初期の平均的日本家屋の趣。



反時計回りで周回を開始すると、直ぐに「御沼龗(オヌマオカミ)神社」
「龗」は雨冠に口三つ、その下に龍を書き普通は「レイ」と読むが
部首を雨ではなく「龍」にしないと出てこない難字。水を掌る神。



境内に「木部姫」と腰元の供養塔、右が長野業政四女で木部城主
木部駿河守範虎夫人。数多い榛名湖の女人入水伝説のうち、はっきり
した名前が確認されている唯一のもの。腰元の名は九屋。



湖畔から早速周囲の山並みを楽しむ。みやげ物店の上に掃部ヶ岳。
旧榛名町と旧吾妻町の境界



掃部の東に展望の良い硯岩。



正面に並ぶのは左・鬢櫛山(旧吾妻町)、右・烏帽子岳(旧東村)



一寸右手に榛名湖シンボルの榛名富士(旧榛名町)、頂上に富士山神社がある。
富士の名は形状が富士山に似ているかららしい。



かっては人気の馬車もお客なしでトボトボと。



間もなく榛名神社に下るR-33との分岐。



やや角度が変わったので相馬山が姿を現す。榛名湖標高
1084mの道標も近くにあった。




湖畔寄りの遊歩道を東に進むと夢二の歌碑、夢二は画家でもあり
小説家でもあるが短歌・俳句も有名。1932年没、51歳。
「さだめなく 鳥やゆくらむ 青山の 
     青のさびしさ かぎりなければ」  



誰も居ない観光案内所でパンフレット数種をゲット。



荒れ果てた広場は明治百年記念公園、既に「跡」の雰囲気。



その脇に草に埋もれて四等三角点。点名・沼の原 1089.41M



草の無いときの写真



改めて湖の彼方に掃部の姿。



芦の間の木道を通って榛名富士に近づく。



その左に帰途に寄る積もりのヒトモッコ山がはっきり。



やがて榛名富士の登山口。保安林内、未整備、滑り易いの注意を
見て、気が変わってロープウエイに変更。



日本初の二両連結式のゴンドラが売り。片道430円也で3分位。
歩いて登ったら多分50分超。



次ページに続く

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