好天だが午後には雷雨の予報、これでは遠方は無理。
最も近い涼しいところ、榛名湖畔を一周するハイキングにした。
R-126で七曲峠、
この左(西)への道を行けば天目・氷室を経て天神峠。
工事現場をすり抜けて榛名湖畔に下る。夏の真っ盛りなのに何故か
観光客は未だ少ない。湖畔亭近くの市営駐車場がスタート地点(9.27)。
車道に下りると早くも目の前に鬢櫛と烏帽子。
一旦、少し北へ進んで「湖畔の宿記念公園」
この歌碑の前を通過すると自動的にメロディーが流れてくる仕組み。
作詞・佐藤惣之助、作曲・服部良一、歌手・高峰三枝子、爺イの年代では
懐かしいが今の若者は知らないかも。
広場に彫刻、右の題は「髪」、左は「妖」。
僅かに戻ると右手の丘に竹久夢二のアトリエ、記念館は
温泉街にある。
アトリエの玄関口は北側、大正・昭和初期の平均的日本家屋の趣。
反時計回りで周回を開始すると、直ぐに「御沼龗(オヌマオカミ)神社」
「龗」は雨冠に口三つ、その下に龍を書き普通は「レイ」と読むが
部首を雨ではなく「龍」にしないと出てこない難字。水を掌る神。
境内に「木部姫」と腰元の供養塔、右が長野業政四女で木部城主
木部駿河守範虎夫人。数多い榛名湖の女人入水伝説のうち、はっきり
した名前が確認されている唯一のもの。腰元の名は九屋。
湖畔から早速周囲の山並みを楽しむ。みやげ物店の上に掃部ヶ岳。
旧榛名町と旧吾妻町の境界
掃部の東に展望の良い硯岩。
正面に並ぶのは左・鬢櫛山(旧吾妻町)、右・烏帽子岳(旧東村)
一寸右手に榛名湖シンボルの榛名富士(旧榛名町)、頂上に富士山神社がある。
富士の名は形状が富士山に似ているかららしい。
かっては人気の馬車もお客なしでトボトボと。
間もなく榛名神社に下るR-33との分岐。
やや角度が変わったので相馬山が姿を現す。榛名湖標高
1084mの道標も近くにあった。
湖畔寄りの遊歩道を東に進むと夢二の歌碑、夢二は画家でもあり
小説家でもあるが短歌・俳句も有名。1932年没、51歳。
「さだめなく 鳥やゆくらむ 青山の
青のさびしさ かぎりなければ」
誰も居ない観光案内所でパンフレット数種をゲット。
荒れ果てた広場は明治百年記念公園、既に「跡」の雰囲気。
その脇に草に埋もれて四等三角点。点名・沼の原 1089.41M
草の無いときの写真
改めて湖の彼方に掃部の姿。
芦の間の木道を通って榛名富士に近づく。
その左に帰途に寄る積もりのヒトモッコ山がはっきり。
やがて榛名富士の登山口。保安林内、未整備、滑り易いの注意を
見て、気が変わってロープウエイに変更。
日本初の二両連結式のゴンドラが売り。片道430円也で3分位。
歩いて登ったら多分50分超。
次ページに続く
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最も近い涼しいところ、榛名湖畔を一周するハイキングにした。
R-126で七曲峠、
この左(西)への道を行けば天目・氷室を経て天神峠。
工事現場をすり抜けて榛名湖畔に下る。夏の真っ盛りなのに何故か
観光客は未だ少ない。湖畔亭近くの市営駐車場がスタート地点(9.27)。
車道に下りると早くも目の前に鬢櫛と烏帽子。
一旦、少し北へ進んで「湖畔の宿記念公園」
この歌碑の前を通過すると自動的にメロディーが流れてくる仕組み。
作詞・佐藤惣之助、作曲・服部良一、歌手・高峰三枝子、爺イの年代では
懐かしいが今の若者は知らないかも。
広場に彫刻、右の題は「髪」、左は「妖」。
僅かに戻ると右手の丘に竹久夢二のアトリエ、記念館は
温泉街にある。
アトリエの玄関口は北側、大正・昭和初期の平均的日本家屋の趣。
反時計回りで周回を開始すると、直ぐに「御沼龗(オヌマオカミ)神社」
「龗」は雨冠に口三つ、その下に龍を書き普通は「レイ」と読むが
部首を雨ではなく「龍」にしないと出てこない難字。水を掌る神。
境内に「木部姫」と腰元の供養塔、右が長野業政四女で木部城主
木部駿河守範虎夫人。数多い榛名湖の女人入水伝説のうち、はっきり
した名前が確認されている唯一のもの。腰元の名は九屋。
湖畔から早速周囲の山並みを楽しむ。みやげ物店の上に掃部ヶ岳。
旧榛名町と旧吾妻町の境界
掃部の東に展望の良い硯岩。
正面に並ぶのは左・鬢櫛山(旧吾妻町)、右・烏帽子岳(旧東村)
一寸右手に榛名湖シンボルの榛名富士(旧榛名町)、頂上に富士山神社がある。
富士の名は形状が富士山に似ているかららしい。
かっては人気の馬車もお客なしでトボトボと。
間もなく榛名神社に下るR-33との分岐。
やや角度が変わったので相馬山が姿を現す。榛名湖標高
1084mの道標も近くにあった。
湖畔寄りの遊歩道を東に進むと夢二の歌碑、夢二は画家でもあり
小説家でもあるが短歌・俳句も有名。1932年没、51歳。
「さだめなく 鳥やゆくらむ 青山の
青のさびしさ かぎりなければ」
誰も居ない観光案内所でパンフレット数種をゲット。
荒れ果てた広場は明治百年記念公園、既に「跡」の雰囲気。
その脇に草に埋もれて四等三角点。点名・沼の原 1089.41M
草の無いときの写真
改めて湖の彼方に掃部の姿。
芦の間の木道を通って榛名富士に近づく。
その左に帰途に寄る積もりのヒトモッコ山がはっきり。
やがて榛名富士の登山口。保安林内、未整備、滑り易いの注意を
見て、気が変わってロープウエイに変更。
日本初の二両連結式のゴンドラが売り。片道430円也で3分位。
歩いて登ったら多分50分超。
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