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山口県を歩く・・萩往還①御船倉跡~佐波山峠

2018年11月21日 | 山口県を歩く

萩往還①御船倉跡~佐波山峠 (2018.11)

萩往還は毛利氏が萩城を築城時に作られた
日本海の萩から瀬戸内の三田尻港を結ぶほぼ直線の道で全長53km
参勤交代の「御成道」であり、山陰と山陽を結ぶ交通路だった

いつかこの道を歩きたいと思っていたが、やっとスタートすることが出来た

三田尻の御船倉跡
御船倉は藩主が乗船する船を係留し修理をしていた船溜まり 
参勤交代はここから船で瀬戸内海を大阪まで行き、淀川を登り、伏見から陸路を使ったようである

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英雲荘は三田尻御茶屋として藩主の滞在や賓客の接待場所として使われた
内部は公開されている

 

ここからは防府天満宮までほぼ直線道を歩く
途中にあるのは「楫取素彦・美和子」の終焉の地

  

妙見神社の前に力石があり若者が祭りで競争をしたという

 

本殿の裏に古墳の石室入口がある 6世紀頃の古墳時代後期のもの

交差点を渡り 天満宮に向かう商店街になる
昭和の映画館の後が残る
 

防府天満宮の鳥居の前は,萩往還道と山陽道交差点である
ここからは山陽を歩く

 

この山陽道沿いに新しく「山頭火のふるさと館」作られた 山頭火は防府出身の放浪の歌人
  

 宮市本陣跡 西国大名や上級役人の宿泊に使われた

山陽道を離れて北へ折れて萩往還を佐波川に向かう 川から分水溝は大がかりだった

  

佐波川土手からの見晴らしは良かった
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舟橋跡
佐波川は度々氾濫して木造の橋は流されたので、船でつなぐ橋が作られた
洪水のときは船と橋を陸に上げて保管したという
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橋の上から両岸の舟橋跡を見る 今は中州が出来て草が生える

   

橋を渡ってしばらくして、山陽高速自動車道と国道2号線をくぐる
岩の多いこの山は「右田ヶ岳」と言い剣神社の御神体でもある

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剣神社 

  

この境内の中に2009年に起きた豪雨による土砂崩れの犠牲者の碑があった
今は復帰しているが、山口と防府を結ぶ道路は遮断された
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明治天皇休憩所 天皇の視察があった時の立派な屋敷である

  

おろく塚
美人で人気の茶屋娘は武士の横恋慕により切り殺されたという
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262号線の道路は峠に向かい上り坂 車道はこの先トンネルになるが
萩往還はこの道路の上を歩く  下に車道が見える

 

明治天皇のこの坂を馬で越えたそうで「御休憩所跡」

峠の頂上に郡境の碑 「南佐波郡」と「北吉敷」の文字が刻まれている

下り坂を歩いて佐波山北側に下りる 

  

今回はここまで
262道を1時間2本走るJRのバスに乗る

約15㎞ 21,000歩



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