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関西を歩く・・春日大社&正倉院展

2017年11月01日 | 関西を歩く

春日大社&正倉院展 (2017.10)

春日大社は2016年に20年毎式年造替を終えた
神官さんの案内で国宝の御本殿を参拝した

二の鳥居から入る 両側の灯篭には「祝御造替」の紙が貼ってあった

  

   

道は二手に別れる 左手は天皇・宮家の方が通る道 右が一般人の道
宮家の方が衣服を整えられる「着到殿」を左に見る

    

南門から本殿に入る
この門には額がない 門の前に小さな石があり額が雷に落ちた所だそうだ

  

「リンゴの庭」は白い砂庭をはさんで銀杏の大木とリンゴの木がある
奉納の行事はここで行われる

影向門をとおり 山藤を横に見ながら 「御蓋山浮雲峰遥拝所」に行く
この峰から平城宮を結び大阪の難波の宮跡に直線で繋がるそうである

 

本殿前の回廊には沢山の奉納燈籠が釣り下がる
「直江兼続」「宇喜多秀家」「藤堂高虎」「徳川綱吉」の名が説明されていた

本殿前で一同参拝する

 本殿社の色と回廊の色が違っていた
本殿は水銀の入った「朱色」で周囲の赤は鉛を使う「丹色」と聞く
今まで鳥居の赤や神社の赤が「朱色」と思っていたが、本当の朱色はもっと赤みを帯びていた

有名な下がり藤棚を見る
毎年の長さの記録があり 今年は1m66cmとあった

   

参拝を終わり 若草山が見える会場で昼食

  

手向山八幡宮のシンボルは鳩と言う 八幡宮は武力の神様なのに不思議

   

二月堂に登り奈良の街を見下ろす 天気良く遠くまで見えた

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東大寺の鐘は大きく立派 三井寺、平等院共に日本の三大鐘だそうである

  

鏡池から大仏殿を見て、入場する

さすがに壮大である 大仏の銅は山口県美祢市の長登り銅山から採れたそうで
先日銅山跡の「大仏ミュージアム」を見たが、これだけの量を産出していたとは凄いと思う
http://blog.goo.ne.jp/goorosy/e/f532c87010886c818dd78488c334a0ae

  

大仏さんの鼻の穴と同じ大きさの柱くぐりに小学生たちが並んで挑戦していた

 

歩きまわった後 待望の正倉院展へ 行列と多勢の人で大混雑だった

  

人波の間を縫って パンフレットに出ている宝物を何とか見ることが出来た

「碧地金銀絵箱」 「緑瑠璃獣十二曲長杯」 「金銅水瓶」 「槃龍脊八角鏡」
「伎楽面 酔胡従」 「最勝王経帙」
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奈良時代にペルシャから伝わったものを目の前に見れる幸せな時代を感謝