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旅行大好き、ブログで旅日記を作りたい

関西を歩く・・鯖街道④⑤⑥終了

2015年12月18日 | 関西を歩く

 鯖街道6回目  (2016.5)

鵜の瀬~小浜 (完歩) 

最終回は快晴の日だった 参加者38名 
大型バスで京都縦貫、綾部JCTから舞鶴若狭自動車道へ 小浜経由で前回終了の鵜の瀬に向かう

去年出来たばかりの道の駅「味夢の里」トイレ休憩

   

舞鶴道に海が見えてきた

  

前回の鵜の瀬公園から歩きをスタートする
振り返ると5回に分けて越えてきた鯖街道の山並が見える

「鵜の瀬」は若狭の水を東大寺に送る「お水送り神事」を行う場所

  

岩の上で神事を行い、水を流すと、注連縄が掛けられた淵から吸い込まれて奈良に向かうそうだ

      

  お水送りの神宮寺は立派だった

お水は横の社で湧き出ていた
この水を汲んで先ほどの鵜の瀬の淵に運び流すそうだ

    

本殿の注連縄から覗く月を拝む風習もあるとか

   

本殿の格子の奥に仏像が祀られている 庭の苔も美しい

   

お昼は弁当ではなくレストランで頂き、会場で22名に完歩賞をもらう
表彰状と副賞に鯖街道のバンダナ

    

森林の水PR館に戻り 中を見る
お水送り神事の人形があった 夜中にこの格好で神事を行うそうだ

  

400年の年輪の大木が置いてあった 細かい年輪だ

   

若狭彦神社 若狭国一の宮上社

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大きな杉の木が空に伸びて、パワースポットと言われる神聖な感じ

  

門をくぐり本殿へ 古い社殿だったが厳か

   

次は若狭姫神社 一の宮下社 ここもパワースポットの大杉がる

  クリック

社殿の奥の杉の大木が迫力 カメラに入らない

    

小浜の町に近づくと、うだつの付いた街並みが残る

小浜駅を過ぎて商店街へ 

 

「いずみ商店街」は魚の小売店がならんでいたが今はシャッター街
その中心に「鯖街道起点」のプレートがある
このプレートを踏んで歩きの終了となる

   

鯖街道は去年「日本遺産」に認定されてそうだ 
昔は中国、韓国との貿易の玄関口だったから 沢山の文化が残る 今後は観光地になるだろう

 
8km  18,000歩


鯖街道5回目 

根来坂峠~鵜の瀬 

5回目は雨だった キャンセルがあり、参加者は18名 
今で順調に来たから今回も予報外に降られずに済むかと期待したが残念

途中の道の駅「妹子の郷」も傘で降りる

雨に濡れる新緑を見ながら、前回行った針畑ルネサスセンターで早めの手作り弁当
室内の食事で助かった

 

再びバスで「おにゅう峠」へ でもここは出発点ではなく バスはここまでしか入らないからだそうだ

 

ここから今日の出発点「根来坂峠」まで登る 霧に霞んだ新緑がきれい
霧の中から若狭の海が見えたつもり・・

 

京の行程は根来峠からの下り坂、下り方を実演 「かかとをしっかり踏むこと」だそうだ

シャクナゲ、 イワカガミの花が咲いていた

   

 前回の峠からスタート ブナの新緑の中を歩く

  

U字谷 人が歩いて作った道と言う ブナの落ち葉が気持ち良い

  

良弁上人が掘ったと伝わる井戸 今も水が湧く

   

雨に濡れながら、写真で見ると霧で幻想的なブナの新緑を歩く
ガイドはこの美しさを強調していたが、私は雨が嫌だった

  

小浜側の鯖街道登り口へ降りる ここからは舗装道路で傘使用がOkでほっとする

  

廃墟になった畜産場 大きな施設なのに放置のまま

  

人の住んでない家が続く 元小学校も廃校

  

立派な道路があるのに車は一台も通らない

やっと一日一往復のバス停へ 人が住む家を見て何だかほっとする

    

根来八幡宮
雨で歩き続けた私たち、やっと腰を掛けて一休み ガイドからこの神社の説明を聞く
奈良の東大寺への若狭の水を送る神社だそうだ

   

  

川沿いの道 「京は遠ても十八里」、鯖街道の絵があった

  

 鵜の瀬公園に着いて、濡れた雨具を脱いで バスに乗り本日の歩きは終了

  


雨が降らねば新緑のブナ林で最高だったのに・・

18.5㎞  23,000歩


 鯖街道4回目

針畑~おにゅう峠

暖かかった12月もとうとう寒波襲来、そんな日に歩くことになった 
京都の北部だから、雪かみぞれを覚悟したがほぼ終了まで降られず歩けた

鯖街道は針畑地区を通るが、この18kmは民家が多くトイレがないので車窓通過となる
(バスツアー会社としてはトイレが問題のようだ)

山沿いの民家、獣防止網の田畑がを見る

  

針畑のルネッサンスセンターにバスを止めて午前中の歩きをする

  

ススキが茂る道にバス停がところどころに・・

   

立派な建物は「高島市民病院診療所」 2Fは宿泊施設もある でも人は駐在していなかった

道の周囲の杉は真っ直ぐに立ち、手入れが良い テープはシカの食害、熊の爪痕防止

朽木西小学校は村の中心 伝達事項の放送がされるそうだ 運動会も盛大だとか

 

日吉神社に参拝 能舞台の前にきれいな苔があった

  

バスが来て、先ほどのルネッサンスセンターに戻り昼食 
冬場は土日しか営業しないこの村営センターを買い物をするからと開けてもらったとか(トイレの為に)

このセンターで売っているのは「へしこ」と「手作リコンニャク」だ 
へしこは味が良いが塩辛いので私は苦手、だから手作りコンニャクを買う
これが美味しかった! 出来立てのコンニャクの味を初めて実感した

弁当を気温5度の外で食べるが寒かった

昼食後は本格的な歩きとなる
おにゅうだにバス停 「小入」をおにゅうと読むとは知らなかった

   

藁葺の民家が残る 
歩く道のススキの見て、昔はこれが一番手頃な材料だったのだと思う

 

流れ橋を初めて見る 対岸に渡る為の板が鎖で止めてあり増水の時浮くようになっていた

この後 こんな川を飛び石を踏んで渡ったが、渡るに必死で写真は撮れなかった

昔の鯖街道沿いには車が通る道路が出来ている
ハイキングは道路に出ては、また昔道を歩くコースだった


 

百里ガ岳の登山道前でガイドからの注意を受ける
全員を事故無く歩かせるのも大変だろう

  

急な登りで写真どころではなかったが、途中ではるか伊吹山が見えると止まる
写真では見えないが雪を被った山が見えた 冬で葉が落ちているからこそである

根来坂峠 地蔵

もう一山登って 見晴らし良い頂上へ でも日本海側は煙っていた

山を下って振り返ると今上り下りした二つの山が見える 雪が降ってきた

おにゅう峠の道路沿いにバスが迎えに来て今日のハイキングは終了

10㎞  18,000歩