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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ソーリ!!ソーリ!!夢をくださいな

2009年09月12日 | Weblog
午前6時の気温はプラスの8度。
「朝の気温は一桁」が定着してきましたです。
秋は深まる一方なのじゃ。

北海道民は、羊蹄山麓周辺を「ニセコ」と称しておりますです。
おぢの住んでおる倶知安町比羅夫界隈は、もちろんニセコなのじゃ。
お隣のニセコ町は、当然ながらニセコ。

わが倶知安(くっちゃん)町の漢字は読めなくても、カタカナのニセコは読めます。
選挙大敗北後もご機嫌でルンルンという、口あんぐりのノー天気な麻生さんでも読めます、たぶん!!

ニセコグランヒラフスキー場という、もっとも大きくて、豪州人にも大人気のスキー場がお近くにありまする。
このスキー場、ニセコと名前がついてますけど、住所は「倶知安町字山田」。
ニセコ町では、ありませんのです。

ニセコ町にはニセコアンヌプリスキー場と旧ニセコ東山スキー場があります。
あっ、お隣の蘭越町にもまたがってるかぁ?
いずれのスキー場も「ニセコアンヌプリ」というお山にあるのです。

ってことで、ようするに「ニセコ」は知名度抜群だけど、倶知安町はたいそうマイナーってことなのじゃ。
なもんだから、倶知安町では、毎年東京・銀座に「巨大雪だるま」つくって町をアピールしてたけど、それも今年で終わったのじゃ。

知名度一気に上げるってのは、なかなか難しいことになっておる。
そこで、いっそのこと町村合併で「ニセコ町」になってくれた方がいい、とおぢは思うのじゃ。
などと書いたら、生まれも育ちも倶知安町っていう地元のお方に怒られそうだけどね。

そのニセコ町では、いま町長選真っ盛り。
で、新人同士の一騎打ちだけど、どっちもなかなかよろしい候補なのじゃ。
町を二分する大騒ぎ選挙でござりますが、双方立派な候補で、元気なニセコ町みてると、なんか羨ましくなるのでござります。
裏にはドロドロもありそうだけどね。

さて、
「若者たちに夢がない」と言われて久しいことになっておる。
考えてみれば、バブル崩壊以降、多くの庶民、なかでも若者には、いいことなんぞござりませんでした。
生まれてこのかた、ずーっと「右肩下がりの経済」しか知らない世代もいるのです。
バブル世代だって、もう40代なのじゃ。

かつて、この国に元気があったころ、そう経済が右肩上がりだったころ。
総理大臣は「所得倍増計画」「列島改造論」など、あれこれ魅力的なキャッチフレーズで、国民の気分を明るく、元気にしたものじゃ。
いい悪いは別としてね。

ところがここんとこはというと、「消えた年金」「派遣切り」に代表される暗いお話ばっか。
そういえば、ニッポン国は11年連続で自殺が3万人を超えておるのじゃ。
それも、「たくぎん破たん」「山一證券自主廃業」の翌年から、ずーっと3万人超え。

何度も書いたけど、交通事故で亡くなった方が1万人超えたころ、「交通戦争」
と呼ばれたけど、3万人も自殺していて、何にも言わんってのはどうなのよ?
皆さん、夢をなくして、絶望して、ってことだろか。

いま為政者に求められるのは、安寧、安心、心配のない社会なのじゃ。
格差を助長し、そこんとこをすっかり忘れてもうたのが、大惨敗の自民党でござります。
まだわかってないと思うけど…

来週、鳩山民主党はいよいよ船出することになりまする。
おぢがいま鳩山総理に期待することといえば、はったりでも、大風呂敷でもいいから、若者に夢と希望とを与える「ひとこと」なのじゃ。
友愛じゃさっぱりわかりませんです。

結果、この先4年間で自殺者3万人を割って、元気な明るい社会が来るのかどうか、期待にたいそう胸が膨らんでおるのじゃ。
もっともおぢの場合はというと、別のところもモッコリ膨らんでほしいのじゃ。
スマンね!!