おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「腓骨(ひこつ)神経麻痺」ですか!?

2018年08月31日 | Weblog

午前7時の気温はプラス19度。

薄曇りのお天気で、予報によると「昼前まで雷を伴い雨の降る所がある」そうだ。

最高気温は23度になるとか。

すっかり秋の気配です。

上の写真は、8時14分ごろ、ちょうど「半分、青い!」が終わったとき突然始まった豪雨。

強烈な雨が屋根に叩きつける様は、東南アジアのスコールなんてもんではございませんでした。

5分ほどで止みましたけど、こんな状態が1時間も続いたら、川の氾濫とか崖崩れとかになるね。

予期せぬ豪雨に驚きましたです。

ところで、

おとといの夕方から、左足に強烈な痛みがあって、きのうはほぼ動けない状態になりました。

きょうはいよいよ病院に行かねばならんと思ってましたが、いまは思案中。

いまも足を引きずっておりますが、そう痛くなく歩けるまでに回復したのです。

そんなことで、ネット上であれこれ調べたら、そっくりな症状を発見いたしました。

それが「アールプラティックセンター」というところにあった「腓骨(ひこつ)神経麻痺」なのです。

これによると「腓骨神経が圧迫や損傷を受けたことにより生じる麻痺(まひ)のことで、腓骨神経がつながる筋肉を動かせなくなったり、皮膚の感覚がなくなったりします」とのことだ。

実際、強烈な痛みによって、おぢは歩くのが困難になった。

上の写真は、「アールプラティックセンター」のホームページから無断でいただいてきました。

ごめんなさい。

まさにこの「腓骨頭」のあたりに激痛なのでした。

痛みが始まったおととい、おぢはそのころ一体全体何をしていたのか思い出してみた。

まずは午後から約1時間半にわたって草刈正雄? に変身し、伸びきった家の周りの草刈りをいたしましたです。

いつもはナイロンコードの刃で刈るのだけれど、草が長いので、チップソーという金属の刃をつけた。

この作業で足に負担をかけた記憶はまるでない。

その前にはいつものように30回のスクワットをしておったのも思い出した。

30回の腕立てもした。

草刈りが終わってからは、テレビなどうだうだ見ておった。

少し左足がシクシクするような気もしたね。

少々の違和感でしたが、水曜恒例のズンバをお休みにした。

その間、ソファに座ったまま、足を左右に組んだりしたような気もする。

その後、ビールとともに夕食したあたりから、左ひざの外側がジンジン痛くなってきた。

酔って気持ちよく就寝しましたが、そのうちズキンズキンと痛くなってきた。

深夜になって、痛くて目覚めたときは、左足が動かせないほどですから驚いた。

そのうち回復するだろうと思ってましたけど、まともに歩けないまんま、きのう丸一日を過ごしたのでした。

この間、消炎鎮痛剤「バンテリンコーワゲル」をペタペタ塗っておりました。

左の腓骨周辺は、いまも熱があるようですけどね。

昨夜も、寝返りするにも痛みがあって、今朝はいよいよ病院へ直行だと思った。

ところが目覚めたら、痛みは劇的に治まっていたのでした。

ちゃんと歩くには、まだ痛みを伴うわけですけどね。

上記のホームページによると、

「長時間正座をした後と同じように、麻痺は一時的に起こるくらいで、数時間から長くても1日あれば回復すると思います」というからまさにこれ。

ですが「それ以上続く場合は、相当長い時間神経が圧迫され続けていたはずです」というから神経の圧迫、長時間だったのかしらん。

そして「ほとんどの方に腓骨の“ズレ”がみつかります」というからおぢもどうやら腓骨がズレておるような…

いずれにしても、良化してきてホッとしております。

我が家の家庭医の診断を受けて、札幌のどこぞの専門病院を紹介してもらおうと思ってます。

予期せぬ出来事というのは、起きるものなのですなぁ~

まったく想定をしてないことが、ある日突然起きるのだと、しみじみする今日この頃のおぢでござる。


「アベノミクス」より「石破ビジョン」

2018年08月30日 | Weblog

午前7時の気温はプラス17度。

きょうも曇り空のお天気で、これから雨になるとか。

昼過ぎには雷が伴うところもあるそうだ。

最高気温は22度止まりです。

さて、

石破茂さんが発表した政策「日本創生戦略-石破ビジョン」の評判がいいそうだ。 

そもそもアベノミクスは、「まず大企業と富裕層を潤す」→「富がしたたり落ちて(トリクルダウン)貧乏人も潤う」という庶民を小バカにした発想だ。

つまりは、株価が上がることで金持ちはさらに金持ちになり、円安によって輸出企業は潤う発想。

そして、その「おこぼれ」で下々の国民が豊かになるという、なんとも高ピーな発想がアベノミクスなのだ。

そして、それがうまく行っておるかというと、どうだろ???

確かに株も上がったし、大企業は空前の利益を上げておるけど、多くの国民は豊かになった気もしないし、給料が増えたわけでもない。

そこで登場するのがきのうも書いた「菅官房長官による携帯料金4割高い」だ。

とにもかくにも、国民はさっぱり豊かさが実感できないので、携帯スマホ代を安くして国民が使えるお金を増やすって発想だ。

なんとか「国民を豊かにしたい」ようにも見えるけど、アベノミクスの「失敗を隠す」目論みにも見える。

さらにアベノミクスは、「異次元緩和というカンフル剤が効果を上げた」けど、こんなもんを長々と続けておくわけにもいかない。

なんといっても、「異次元緩和」の長期化で、信用金庫の統廃合を筆頭に、銀行経営は相当ヤバいことになっておる。

金利もないに等しいわけですから、預貯金も意味がなくなり、かつてはせっせと預貯金に励んだニッポン人も段々変わってきた。

そんなこんなで、異次元緩和の「出口戦略」も取り沙汰されておるけど、日銀は知らぬ顔の半兵衛だ。

一方、石破ビジョンは「地方創世の実現」など5項目で、経済政策に関しては「中小企業と地方の成長力の引き上げ」を謳っておる。

「大企業だけでなく、中小企業や地方経済の潜在力を可能な限り伸ばし、経済成長の中心とする」は、アベノミクスとは180度違う観点だ。

ニッポン国は、優秀な中小企業の下支えで成り立っておる。

ここを可能な限り伸ばすって発想はいいね。

自民党員でもなんでもないおぢだけど、ウソとお友だち優遇の安倍さんよりは、よっぽど石破さんを応援したいおぢでござる。


携帯料金4割下げ余地ありの「菅ショック」、その裏側とは…

2018年08月29日 | Weblog

 午前6時40分の気温はプラス16度。

Eテレのテレビ体操を終えてスッキリしております。

雨は降っておりませんが、雲が低く垂れこめ薄暗い朝でござる。

きょうのご当地、予報によると終日曇り空で、最高気温は22度に止まるとか。

スカッといたしません。

ところで、

携帯電話会社は「菅ショック」だそうな。

菅官房長官が携帯料金について「4割程度下げる余地がある」と発言したためだ。

おかげさんで携帯各社の株価が菅官房長官の発言で軒並み安い。

なかでもKDDIの下落幅が大きいそうな。

KDDIは経営に占める携帯の割合が大きいためだそうな。

日経新聞はこう申しております。

「政府高官が民間企業の価格や利益水準に言及するのは異例」だ。

中国や北朝鮮ならいざしらず、自由経済のもとで、民間に政府が口出しするなどまことに気持ちが悪い。

そもそも携帯電話料金はしっかり「自由化」されておる。

政府が値下げを強いるなど、まったくもっておかしな話ですわ。

ではありますが、国民からは「ごもっとも!!」の声があるのも事実だ。

確かに携帯電話料金はあまりに高い。

ひとり年間の支払いが10万円を超えるというから尋常ではない。

ガラケーの我が家は二人で年間6万円ですわ。

料金が高止まりしておるのは、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社による独占との見方もある。

つまり「競争を活発にすることで、値下げやサービスの多様化が自然に進むように誘導するのが政府の仕事」なのだ。

そんな大事な仕事を、政府は放棄してきたともいえる。

実際には「楽天」が来年秋に新規参入し、風穴があく。

携帯料金が安くなるよう、おぢも期待するばかりじゃ。

こんときに、我が家もスマホ元年になるかしらん…

そんなこんな、民間会社の電話料金に、共産国家並みの口出しをした菅官房長官の狙いは、「景気回復の実感がない」との不満の声だそうな。

アベノミクスがさっぱりだからこうなる。

日経は「家計負担を減らし高齢者や若年層の支持を得るの狙い」だと伝えておる。

つまり景気回復の実感だ。

年間10万円の負担が4割下がれば、手元に4万円が残る。

家計負担が減り、別の消費にまわす余裕も出ると見ておるそうな。

なんのことはない、アベノミクスによる経済政策の失敗を隠ぺいする狙いだから呆れます。

いっそう競争を促すための「携帯電話政策」の失敗でもある。

経産省から携帯電話会社への天下り、いっぱいいるんだろう。

「電話料金が安くなる」から「菅さん、よくぞ言ってくれた!!」と手放しで喜ぶのは政府の思うつぼ。

世の中はしっかり斜めから見ないことには真実が見えてこない場合もあるということですわ。

「ボーッと生きてんじゃねぇよ!」とチコちゃんに叱られそうな菅ショックなのでした。


二枚舌の安倍、国民に「新しい国づくり」、党内で「改憲」を争点

2018年08月28日 | Weblog

寝坊いたしました。

午前7時半の気温はプラス18度。

空一面の曇り空でござる。

降水確率は午後から30%で、最高気温は21度の予想だ。

羽鳥モーニングショーにご出演のテレビ朝日社員・玉川徹さんは、ここんとこ毎日、北海道の天気と気温をチェックし、「北海道に住もう!!」などと思っておるそうだ。

ちなみに東京の午前7時の気温はプラス23.6度で、きょうの最高気温は30度だ。

体感的には30度以上だろう。

東京の皆さん、まことにご苦労さんでござる。

さて、

一国の総理大臣が、NHKのテレビ番組を利用して、出馬表明をした。

大河ドラマ「西郷どん」を完璧に意識して、桜島をバックに出馬表明する時代錯誤が薄気味悪い。

その夜の西郷どんは「薩長同盟」がテーマでした。

あくまでドラマの中の話ですが、西郷さんが長州(安倍総理の地元)にひれ伏し、薩長同盟ができるというお話でした。

安倍さんは、西郷どんの人気に便乗して、「明治」や「大日本帝国」に、この国を回帰しようとでもいうのだろうか?

作家司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」は、明治維新によって、ニッポンが近代国家として生まれ変わり、日露戦争に勝利するまでの「いい時代」を描いた。

しかし、ロシアのバルチィック艦隊を打ち破ったところを頂点に、ニッポンは太平洋戦争までずーっと巨艦主義、とうとう国家予算の4%もする戦艦大和をつくった。

戦艦武蔵と合わせると国家予算の8%を超える時代遅れの産物に、いまのリニア並みのカネをかけたそうだ。

だけど時代はもう航空機だった。

大和はわずか3機の米軍機を撃ち落とし、3700人あまりが戦死し、九州沖に沈没した。

米軍は367機が出撃し戦死者12人だったと、「データで見る太平洋戦争」(毎日新聞社刊)は伝えておる。

太平洋戦争での大惨敗の原点は、日露戦争の勝利にあったともいえるのです。

そんなもんを美化してどうするって話でもあるけど、安倍さんは「日本を取り戻す」と、アホバカ時代への回帰を目指すわけなのだ。

実際には「アメリカへ追随したことと、お友だちを優遇しただけ」なんだろうと、おぢは思うけどね。

いずれにせよ、安倍さんの目指すところは「憲法改正」だ。

ですが、国民には「新しい国づくり」とか言っちゃって改憲を隠す一方、党内では「改憲」を総裁選のテーマに据えておる。

正々堂々と国民に向かって「改憲」は言わないのよ。

なにせ国民の49%が改憲に反対しておって、賛成は36.7%にとどまっている。

だから二枚舌を使って改憲を目指すのだろう。

姑息なやり口に、吐き気がしてまうおぢでござる!!


毎日トマト…

2018年08月27日 | Weblog

午前6時の気温はプラス15度。

雨上がりで薄曇りのお天気です。

予報によると、きょうは終日曇りのお天気で、最高気温は22度に止まる。

秋ですなぁ~

写真はお隣ニセコ町の道の駅「ニセコビュープラザ」で開かれた秋の大感謝祭。

野菜焼き100円には行列ができておりました。

ところで、

数少ない読者の皆さまは、「エクスレオサイドA」とかいう新栄養素をご存知か。

過日の「林修の今でしょ講座」で放送しておりました。

なんでも2003年に世界で初めて発見された新栄養素だそうな。

これってば、トマトに含まれておるそうで、動脈硬化の予防に役立つそうだ。

だけどトマトに熱を加えるとダメになるそうで、生で食するのがいいとか。

そこでミニトマトなのだ。

実は、おぢは毎朝の食事でミニトマトを3個ほど食べておる。

ほとんど1年360日は食べてるわけ。

ハニーさんがサラダに必ず入れるもんだからから食べておる。

だけど、かつては野菜もトマトも「飾りだから食べないもの」としていたのもおぢでした。

現在も中性脂肪の数値が上限に張り付いたままのおぢですが、以前は上限を軽くスルーしておった。

ようはかなり高かったわけ。

ここをなんとかしないと、母親のように脳出血で倒れる危険もある。

血管年齢の若返りにはトマトに含まれるリコピンで、これは加熱した方が摂取できるという。

一方、同じトマトに含まれるエクスレオサイドAは熱を食えわえるとダメだという。

う~ん、悩ましいの~

いずれにせよ血管によろしいのがトマトなのです。

「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざは、ホントだったのです。

きょうの当ブログ、昔の人は正しいのねぇ~ ってお話でした。

寝不足なので手抜きですわ、スマンね!!


自民「サマータイム議連立ち上げ」のバカ丸出し

2018年08月26日 | Weblog

午前6時の気温はプラス18度。

木々や草木が大きく揺れるなど、けっこう強い風が吹いてます。

雨は上がったように見えましたけど、外に出たら細かな雨でした。

予報によると、昼前までこんなお天気で、午後からは晴れるらしい。

最高気温は22度に止まるそうだ。

ご当地のあちこちに秋の気配が漂ってまいりました。

北海道の短い夏は終わりましたぁ~ 残念!!

さて、

標準時間を1~2時間早める「サマータイム」(夏時間)だ。

朝日新聞電子版は、遠藤利明自民党東京五輪実施本部長が24日、9月に党の議員連盟を立ち上げて検討を進める考えを明らかにしたと伝えておる。

ようは9月に「サマータイム議連」を立ち上げるってことだ。

過日も書きましたけど、なんでまたサマータイム制なのかがわかりません。

東京五輪は暑いからってことらしいけど、以前も書いた通り、早い時間に競技をスタートさせればいいだけの話だ。

マラソンなんぞ、午前5時スタートなら、さすがに少しは涼しい。

早朝で観客が会場に来ることができないなら、期間中だけ公共交通機関の運行開始を早めればいいだけのこと。

わざわざニッポン全国にサマータイムを導入するって話かね。

そんなこんな、読者の皆さまは、覚えておりますでしょうか?

経産省の思惑でスタートした「プレミアムフライデー」ですわ。

ニッポン国民もうほとんど覚えていないとは思いますから、おさらいしますけどさ。

導入されたのは2017年2月というから1年ちょいと前のこと。

「働き方改革」の一環だそうで、当初は大騒ぎだった。

ようは金曜日は夕方3時に仕事を終えて、買い物や旅行などを楽しもうというのがお役所のもくろみ。

実際には、飲食店なんかで金曜夕方はビールが割安だったり、セールやキャンペーンが行われましたけど、1年半が経って、世間の皆さんはもう完全に忘れてますわ。

いまどき「今日はプレミアムフライデーだから、仕事は早く切り上げる」なんて企業は聞いたことがない。

経産省が旗振りしてみたももの、大騒ぎしてネズミ1匹も出やしないって話ですわ。

でもって、今回のおバカなサマータイム制も、安倍総理のおぼえめでたい経産省がまたぞろ登場なのだ。

もっとも、遠藤利明自民党東京五輪実施本部長も、臨時国会への法案提出や来年の試行については「あり得ない」と述べ、早期導入には消極的な考えを示したそうだ。

当たり前です!!

ロシアなどの一部では、サマータイムへの切替え時期に救急車の出動や心筋梗塞による死亡者が増加するそうだ。

「数千億円規模の経済効果」があるとする試算もあるそうだけど、根拠を支援してよ、って話だ。

第一、パソコンなどのソフト改修にかかる莫大な費用と時間はどうしてくれる。

また、省エネになるとかいうけど、「削減効果はピーク負荷の1%程度にすぎない」との声もあるとか。

阪大の下田吉之教授のグループによれば、「サマータイムで家庭の照明代が0.02%減る一方、冷房費は0.15%増える」

「全体として電気代はむしろ0.13%増加する」そうですわ。

それよりなにより、年に2回、政府が人間の「体内時計を狂わす」わけで、そんなもんどう考えても不健康だ。

政府が国民の不健康を招いてどうするの???

極めつけは戦後の短い時期にサマータイムを経験した94歳になるお茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古さんのお話。

こう話しておりまする。

「終戦直後の導入期は、電車やバスの乗車時刻をしょっちゅう間違えたものです。数か月して慣れてきたと思ったら、今度はサマータイムが終わり、また生活のリズムが狂う」

サマータイムに慣れてきたところで、また元に戻すって、いやはやですわ。

スウェーデンでは、夏時間が始まった直後の3日間に心筋梗塞発症率が5%高まったとも。

人間の健康にとって、さっぱりいいことがなさそうなのが、サマータイムの実態なのだと申しておきましょう。


「上を向いて歩きたまえ…」

2018年08月25日 | Weblog

寝坊しました。

朝食を終えた午前8時40分の気温はプラス20度。

午前5時ごろには屋根に叩きつける雨が凄くて目が覚めました。

30分ほどでフツーの雨に戻って、そこからまたまた寝てしまい、気が付いたら7時を回っておりました。

温帯低気圧の影響で、きょうはこんな雨のお天気らしい。

「台風一過」のあす以降、北海道は本格的な実りの秋を迎えます。

ところで、

8月30日号の週刊文春、「阿川佐和子のこの人に会いたい」はご覧になりましたでしょうか?

今回は、いわば子役の元祖で、美空ひばりさんとも仲が良かったという中村メイコさんとの対談でした。

昭和の芸能界伝説をあれこれ知ってるメイコさんですが、「まさかそんなこと!」って話に驚いた。

なんでも、中村メイコさんが現在のご主人神津善行さんとの結婚を決意した際のこと。

これをメイコさんが永六輔さんに伝えると、永さんはボロボロ泣き出したそうな。

メイコさんは困って、近くの電話ボックスから自宅に電話し、父に相談した。

そしたら父で作家の中村正常さんがこう答えたそうだ。

「『上を向いて帰りたまえ。涙がこぼれないように』とでも言うんですな」

ヒェ~

ニッポンはもとより、アメリカでも「スキヤキ」として大ヒットした名曲「上を向いて歩こう」が生まれたエピソードがこれだというのです。

音楽関係なんぞでは有名な話か知らんけど、おぢはさっぱり知らんかった。

数10分でササッと書いたミリオンヒットの曲もあれば、失恋で生まれた世界的なヒット曲もあるってことなのです。

人生、面白いもんですなぁ~


いいねぇ~「秋田なまはげ農協」、よくつけたもんだぜ「なまはげ」って…

2018年08月24日 | Weblog

Eテレ朝の体操を終えた午前6時40分の気温はプラス18度。

薄曇りのお天気であちこちに晴れ間も見える。

きょうは午後から雨、夜からは激しく降ることになるらしい。

温帯低気圧となった台風19号と20号が本道にもやって来るのです。

温帯低気圧ですから、たいしたことにはならんとは思うけど、少々心配にもなる。

普段はあんまり台風の影響がないのがご当地北海道なのだ。

ところで、

先ほど放送の羽鳥モーニングショーで、金足農業を再び取り上げておりました。

甲子園で快進撃し、資金不足に陥った金足農業は募金を募った。

結果的にはなんと2億円を超える寄付金が集まったとか。

凄い人気です。

それよりおぢが気になったのは、これとは全く関係のない秋田県の農協の名称だ。

秋田の農協は「秋田なまはげ農業協同組合」というそうですわ。

この場合、フツー「秋田農協」または「あきた農協」だろう。

秋田県民どんだけなまはげが好きなんだ。

ググってみると、確かに色々ある。

なんと東京銀座に「秋田ダイニングなまはげ」だ。

お菓子だって、「なまはげチョコミクス」だの「なまはげまんじゅう」「まなまはげもろこし」と、あれこれ取り揃っておるのです。

極めつけはなんと「なまはげの鼻くそ」ですわ。

旨いのか?

知らんかったなぁ~ 

そんなこんな、秋田ではなんだもかんでも「なまはげ」なのだ。

…ってことで、農協がなまはげでも問題なかったわけね。

とりあえず農協の名前付けるときは、農協内で名称巡って揉めたりもしなかったか?

などと、余計なことも考えるおぢなのでした。

いまとなっては、まことにインパクトのある名称でとってもいい。

地元民は愛称として「なまはげ農協」と呼ぶのかしらん。

ご当地周辺では「ようてい農協」とか「新おたる農協」とか、面白くもなんともない名称ですわ。

せめて「ようていなまら旨いぞ農協」とか、「ジャガだぜ!!ようてい農協」とかなんとか、ならんかったのか?

翻って、「ナマ」で「ハゲ」だもねぇ~

名前って、大事だねぇ、、、


金足吉田君「第2のハンカチ王子!?」と老婆心

2018年08月23日 | Weblog

午前6時40分の気温はプラス18度。

いまは曇り空ですが、予報によるとこれからスカッと晴れるらしい。

そんなこんな、きょうは台風19号、20号を前に、貴重な晴れ間なのだ。

気が付けば家の周りは雑草が生え放題のぼうぼうですわ。

ご近所からひんしゅくを買いそうなので、草刈でもしようかしらん…

昨夜は、諸般の事情で2週間お休みしておったズンバで汗をかきました。

やっぱ、ジャブジャブ汗をかくと気持ちがよろしいです。

ハァハァ、ゼイゼイする有酸素運動は、年齢に関係なく心と体の健康に欠かせないような気がします。

ところで、

今年の高校野球ですわ。

甲子園はクソ暑いのに、たいした盛り上がりだったそうで、テレビの視聴率も20%超えの絶好調だったと伝えられておる。

理由はどうやら秋田県の金足農業高校の大活躍に負うところが大きいらしい。

「雑草魂」がキャッチフレーズで公立高校、部員全員が秋田出身というのも好感度が高い。

そして、吉田輝星君という、たぐいまれなピッチャーがいたおかげで、決勝戦まで進出。

ニッポン全国大フィーバーなのでした。

おかげさんで、優勝した大阪桐蔭の影が薄くなる異常事態なのだ。

大阪桐蔭は確かに名門校で、なにせ2度目の春夏連覇がかかっておるぐらいの実力ですから、これまたハンパない。

選手の多くが県外からやってきた高校野球の逸材ばかりというから、スター軍団ですわ。

しかも大阪桐蔭、京大に毎年50人以上が合格するというから、文武両道で大変ご立派な高校なのだ。

判官びいきで金足農業にスポットライトが当たったわけですが、ちょっと度が過ぎた気もいたします。

それもこれも、東北には真紅の大優勝旗が行ったことがないためだ。

かつて東北・北海道には高校野球の優勝旗が渡らないとして、福島県にある国境「白河の関」は越えられないといわれておりました。

ところがギッチョン、いまはヤンキースで活躍するマー君こと、田中将大選手を擁する駒大苫小牧が平成16年と17年に甲子園で優勝する快挙。

越えられぬはずの白河の関は、飛行機で軽くブーンと超えてしまったのでした。

ってことで、真紅の大優勝旗から見放され続け、甲子園優勝からとり残されたのは東北だけだったから、今回は大騒ぎってことになるんだろね。

でもって、金足の吉田輝星君がこれまたいうところのイケメンなんですわ。

そこでハニーさんは思い出しました。

マー君と戦ったあのハンカチ王子こと、斉藤祐樹投手だ。

大学野球でも大活躍したけど、日ハムに入団してからというものすっかり鳴かず飛ばず。

イケメンでしたけど、大リーグで活躍するマー君とは対照的なことになりましたです。

でもって、いまチヤホヤされておるイケメンの吉田輝星君、第二のハンカチ王子にならないかとハニーさんはすっかり老婆心なのだ。

そんなこんなで吉田輝星君、サッパリ大成しなかった、かつてのイケメンおぢ(スマンね!!)やハンカチ王子の二の舞になるんではないかと、夫婦して心配する今日このごろなのだ。

大学なんぞに行かないで、ソッコー日ハム入団って手もあるぞ!!

…って余計なお世話でスマンこってす!!


世論調査は「安倍にNO!!」

2018年08月22日 | Weblog

午前7時10分の気温はプラス20度。

ずいぶん気温が高い。

いまも雨は降ったり止んだりしておりますが、昨夜から今朝にかけては断続的にすんごい土砂降り。

屋根に叩きつける雨音が凄くて何度も目覚めたのでした。

そんなこんな、起床したときは、すっかり停電でした。

こういうとき、煮炊きに使えるのはプロパンガスだし、暖房は薪ストーブですから安心だ。

「オール電化」は万一の際、ニッチモサッチモいかないので要注意。

もっとも、自宅で自家発電ができて、自前で充電しておけるならオール電化もいいけどね。

いずれにせよ、災害や地震など最悪を想定したら、今の段階ではオール電化に選択の余地はないのだと申しておきましょう。

そんなことで、起き抜けに手回し充電式の携帯ラジオを取り出し、NHKラジオにチャンネルを合わせました。

以前も何回か書いておりますけど、乾電池に充電池が使えて、手回しでも発電できるうえに、携帯電話の充電もできるラジオです。

いまはもっと高性能なものがたくさん出ておりますので、家庭に1台は常備しておくとよろしい。

万が一の事態に備えておくのがお勧めです。

でもって、NHKラジオは「落雷の影響で、小樽市と倶知安町、ニセコ町の計5万戸で停電」と放送しておった。

けっこう広範囲の停電と判りました。

いまどきですから、スマホでも情報は入手できますけどね。

我が家はトホホなガラケーですけど…

さて、

きのうの羽鳥モーニングショーに石破茂さんがご出演でした。

上記、ANNの調査によると次の自民党総理には誰がよいかとの質問には「石破茂さん42%、安倍晋三さん34%」だ。

自民党の総裁選ですから、党員以外の方の意見を聞いても仕方ないことかもしらんけど、「国民の意見」としては安倍か石破かといえば、石破さんってことになる。

どっちも大きく右に偏ってはおりますが、率直、実直に加えてキャンディーズの追っかけしておった石破さんに、おぢなんかはたいした好感を持っておる。

それに引き替え、安倍さんは「もり・かけ問題」に代表されるように、ウソにごまかし、不誠実、加えて情もないような。

国民世論はそこらあたりをしっかり見ておるようですわ。

総裁選は安倍さんの勝利に終わるか知らんけど、ニッポン国民、バカじゃございません。

成功しておるとは到底思えないアベノミクスや日銀の「2%物価目標」もほど遠い状況で、インフレ率の指標は依然としてゼロだ。

金利も低いまんまで預貯金は増えず、金融機関も信金で再編統合が相次ぎ、先行きに明るさなんぞさっぱりない。

今年3月の報道ステーションによれば、ドイツやデンマークでは、福島の事故以降、「洋上風力発電所」の数はすでに92ヵ所にもなるそうだ。

これらが発電する電気はなんと「原発15基分」だ。

発電コストは1KWh(キロワット時)で6円(2016年)。

ニッポンの原発は1KWhで10.1円にもなる。

原発コストちっとも安くないし、使用済み燃料を保管する場所さえもうなくなってきた。

ヨーロッパではこの洋上風力発電で26万人もの雇用を生んでおるそうだ。

人口減少が進行中の我がニッポン国、旧態然とした原発政策なんかしておって明日はあるか!?

ニッポン経済、新しいことに踏み出さないことには、国の凋落に歯止めがかかるとは思えないと思うおぢでした。


食用だった!? セミの幼虫

2018年08月21日 | Weblog

午前6時の気温はプラス16度。

空模様は曇り空で無風、穏やかな朝です。

ですが夕方からは雨になるらしい。

晴れのお天気が続きません。

トホホな気分にはなるし、「なんて夏なんだ!!」と少々腹立たしくもなる昨今です。

ところで、

朝日新聞の電子版が伝えるところによると、埼玉県のとある公園に以下のような看板が登場したという。

「食用を目的としたセミの幼虫などの捕獲はやめてください」

ひぇ~~~

日本語と英語、中国語で表記された看板だそうな。

新聞にこうある。

市公園課によると、5月下旬から電話やメールで「青木町公園でセミの幼虫を大量に捕っている人がいる」という情報が複数寄せられたため、看板を設置した。

「セミの幼虫を大量に捕る」が「食べる」に直結するんだろか?

子どもの昆虫採集は制限しないけど、ペットボトルに大量に詰め込むというので「食用」の表現を加えたのだという。

セミの幼虫を食べるって、ホンマかいな?

…と思って、最近いうところの「ググって」みましたわ。

そしたら「セミをその場でキャッチ&イートする『東京セミ会』」なんてのがあったりで、ビックリ仰天いたしました。

この手のゲテモノ食いは中国人限定でもないらしい…

朝日の記事には「看板設置後は、同様の苦情はなくなった」と書かれておるから、ニッポン人の疑いも多分にありそうだ。

どこぞのホームページには「セミの素揚げレシピ」なんかもあって、おぢの想像をはるかに超えた世界があるようだ。

なんでもエビに似ておるのではないかと食べてみたそうだ。

見た目、判らないではない気もするけど…

トライしたところで、違法でもないだろうからお好きにしてほしいけど、量が問題だよなぁ~

ビールのお供としておぢもおいしくいただく「小エビのから揚げ」みたいに食べられてもねぇ、、、

そこで思い出したのはクジラですわ。

我がニッポン国ではなんと縄文時代からクジラを食しておるというのです。

クジラはニッポンの食文化の原点みたいなものですわ。

おぢも学校給食で「クジラの竜田揚げ」なんか食べた記憶があるけど、これはたいした旨かった。

家庭でも「クジラのしょうが焼き」は定番で、これまた美味でした。

貧乏人の貴重なタンパク源だった。

クジラの缶詰も食べたなぁ~

いつのころからか、シーシェパードなんぞという団体が「捕鯨反対」を叫んで、過激な行動をし始めておる。

昨今はあまり聞きませんけどね。

英国のグリンピースは、「絶滅の危機だから捕獲禁止」というけど、ニッポンの調査では増えているという説もある。

適度に捕獲して、適度にいただくのがいいと思うけどねぇ~

なにせ縄文時代からの伝統文化なのだ。

かつてニッポン人は、魚を取り過ぎ、資源が激減するという愚かな事をしていた時代もありました。

いまは資源保護を前提に、保護しながらいただいておる感じで、おぢも「なかなかよろしいことだ」と思っておる。

一方、サンマなんかに代表されるように、台湾や中国が根こそぎ獲ってしまい、ニッポン人が食べられなくなってきたような事態もある。

クジラについては、保護しながら適度にいただくことは現在のニッポンなら可能だろう。

セミの幼虫とは丸きり違う「捕鯨問題」に脱線しましたけど、そもそもセミとクジラを比較したおぢが悪い。

セミは食べないでいただいて、クジラは気軽にお安く食べさせてほしいおぢなのでござる。

スマンね!!


早朝から出かけます、手抜きでスマンね!

2018年08月20日 | Weblog

午前6時の気温はプラス15度。

スカッと晴れのお天気です。

「雲一つない青空」と言いたいところですが、青空がのぞくのは西の空ですわ。

それでもきょうは、終日降水確率がゼロで最高気温は26度まで上がるそうだ。

雨続きでしたから、なんだか嬉しくもなるのでした。

などといつもの感じで書いておりますが、

きょうのおぢ、早朝から出かけねばなりませぬ。

そんなことで、まもなく出発ですわ。

あれこれ書きたいこともありますが、きょうはこれにて失礼さんです。

数少ない読者の皆さん、スマンね!!


生き様がステキです、ボランティアの尾畠春夫さん!!

2018年08月19日 | Weblog

午前6時の気温はプラス13度。

雲が低く垂れこめ薄暗い朝でござる。

予報によると、きょうは昼前から昼過ぎにかけて雨のお天気だそうな。

スカッとしない一日になりそうです。

上の写真はハニーさんが購入した蚊取り線香を入れておく「蚊やり」

黒猫がすっかり気に入って、先月初めに購入しましたが、使用したのは3~4日もあったでしょうか?

きのう、きれいに洗ったので、次回使用するのは来年の夏ってことになりそうです。

そんなこんな、今朝も室温が20度を切っておりましたので、薪ストーブに火を入れました。

ストーブの季節にしては早すぎます。

肌寒い、おかしな夏でござる。

ところで、

山口県周防大島町で、2歳の男の子が行方不明になり、なんと3日後に発見されたというニュースです。

たいした嬉しくて、ホッコリ気分にもなりました。

誘拐事件でなかったのも良かったし、元気に見つかったのもいい。

ここですっかり脚光を浴びておるのがボランティアの尾畠春夫さん(78)だ。

連日テレビが追っかけしておりますが、まことに好人物。

人柄の良さが言葉の端端から伝わってくるという、まことに素敵なじーさんなのです。

で単なるいい人なのかというと、おぢが驚いたのはその筋肉量ですわ。

温泉に浸かって、どこぞの記者に「温泉はよく来るんですか?」との問いに「いやなぁ、あんまり来ない。週に7~8回」と、ユーモアなのかなんなのか、よくわかりません。

…などと答えたその胸の筋肉、これがとても70代とは思えない凄さなのでした。

またインタビューに答えておる最中、トンボが尾畑さんの指に数秒間停まったのも、「聖人すぎてトンボも無警戒」だとネットで話題だそうな。

不明の子どものおかあさんと約束したから、子どもを発見しても警察には手渡さず、直接お母さんに帰してあげたって話も、おぢをホッコリさせるのでした。

いくつかの発言でもこうだ。

「人に、世の中に、恩返ししたい」「いまの自分があるのは周囲のおかげ。社会に貢献したい」

爪の垢でも煎じて飲みたい心境ですわ。

翻って、ノモンハン敗北の責任を部下に押し付け、あろうことか自決にまで追い込んだ旧日本軍の参謀たちの醜さにムカムカもしてくるのでござる。

またこの番組が報じた録音テープによる事実を「フェイク」だとかでっち上げだとかネット上で吹聴するネトウヨにもむかっ腹が立つ。

いまさらですがあの戦争を美化するって、どっからどう考えてもおかしいのではないのかね。

とにもかくにも310万人ものニッポン人が亡くなってしまったのです。

しかもニッポン本土は、広島と長崎、東京が焦土と化し、大敗北したのです。

大負けし、国がボロボロになったあの戦争を、どこをどう美化するの? っ話なのだ。

あんなおバカなことを二度と繰り返さないためにも、ホッコリさせてくれる尾畠春夫さんのような、ボランティア精神に溢れた方にこそ、政治家や官僚になっていただきたいね。

だけど、このままでは、そんな政治家は残念ながら出てこない。

ですが憲法改正が最優先課題などというおバカな総理に、延々失われた30年を続けるニッポン国の将来を任せておいていいのかって問題でもあるのだと思う、おぢなのでした。

 


NHKスペシャル「ノモンハンの責任なき戦い」

2018年08月18日 | Weblog

午前6時の気温はプラス11度。

相も変わらず気温は低いのですが、きのう午後から晴れ間が広がりはじめ、そこからホッとしております。

きょうはこのあと曇り時々晴れのお天気で、日中の最高気温は22度に止まるそうだ。

ニセコはもうすっかり秋の気配です。

旭岳ではきのう、1ヶ月以上も早く初雪だそうな。

さて、

15日放送のNHKスペシャル「ノモンハンの責任なき闘い」はご覧になりましたでしょうか?

おぢは録画しておいたのをきのう拝見いたしましたです。

その前の「船乗りたちの戦争 ~海に消えた6万人の命~」にも驚いた。

漁師が戦争に駆り出され、物資運搬を担ってことごとく米潜水艦に撃沈され、6万人もの皆さんが亡くなった事実なんぞ、さっぱり知りませんでした。

わずか15歳の子どもまで乗船して亡くなっておったとか。

餓島と呼ばれた餓死の島、ガダルカナル島に物資を運びそこで餓死した漁師もいたそうな。

なんだかんだ、終戦記念日前後のNHKスペシャルは見逃せません。

話は「ノモンハン…」に戻りますけど、ノモンハン事件とは太平洋戦争に突入する2年ほど前のこと。

当時日本が占領しておった満州国とソ連、モンゴルの国境地帯で起きた日ソの国境紛争のことだ。

これがもうその後の太平洋戦争の顛末とまったくよく似た、デタラメな戦争なのでした。

まずはなんといっても情報の軽視。

ソ連軍は時速50キロの高速で走る大量の戦車を塹壕に隠し、兵士も5万人を超える大群で備えておった。

かたや関東軍は2万5000人ほどの守備隊で歩兵が中心。

しかも装備はというと、明治のころの「三八式歩兵銃」とクラクラするほどの時代錯誤状態だ。

国境周辺の大平原には数万ともいわれる塹壕が掘られ、凄惨な戦いが繰り広げられ、関東軍の部隊はその8割、2万人のも兵士が亡くなる。

事実上、この紛争を推し進めていたのは、若い参謀である「辻政信」といわれる。

一介の参謀にすぎないけど強気一辺倒の議論で関東軍を引きずり、国境紛争を一気に拡大させたのだ。

モスクワ駐在武官の大佐・土居明夫は「ソ連は国境に相当の兵力を輸送している」と報告したけど、辻は土井を別室に呼び出し「あんたがあんな恐怖症のような報告を東京でしたら、若い将校が『刺し殺す』と言っとる」と脅す。

それでも土井は東京で報告するが、ムニャムニャにされてしまう。

辻を部下として使った軍幹部が辻を擁護し、ソ連の兵力増強を事実上無視してしまうことになるのだから酷いものだ。

また番組では、戦後、当時の幹部から聞き取り調査した録音テープが公開されておった。

この中である参謀は「こんなにたくさんソ連兵が来ておると思わなかった」と発言しておるから、どんだけ見通しが甘かったかを物語る。

現地軍の大暴走で敗北し、国境線をソ連の主張する通りに後退させられた日本軍は、責任を現場に押し付ける。

200人もの死者を出しながら、フイ高地というところで奮戦した井置栄一中佐だったが「いつの日にか戦うことを期して生き残るため、残存兵力の消耗を防ぐ」として、260人の兵士とともにここを未明に脱出する。

実際には、水も食料もなく、フイ高地の兵士たちは餓死寸前だったとされる。

しかし、辻政信はこれを非難、軍の命令に背いたとされ、井置中佐は責任を取らされる。

責任を取らせるというなら、本来、軍法会議にかけるべきでしょう。

録音証言によれば、ある参謀が1週間、毎日1時間ほど、井置中佐のもとを訪れ自決を説得。

最後には銃を置いてきたという。

未明に井置中佐の部屋から銃声がしたのだという。

ひどい話ですわ。

さらに、飛行機が故障し捕虜となった幹部パイロットも、自決を強いられておる。

生きて帰って、また戦うならいざ知らず、生きて帰って自決ですからあまりに酷い。

こんなことから、2年後の太平洋戦争では、撤退などせず、あちこちで「玉砕」という美名の元に、全滅してしまったことが容易に想像される。

ニッポン軍のデタラメ、ムチャクチャの原点は、ノモンハン事件にあったようです。

作家の司馬遼太郎はこのノモンハン事件を小説にしようとしたけれど「一体こういう愚かなことをやる国はなんだろう」として、取材したけど嫌気がさして小説を断念したそうだ。

そして、この事件の首謀者だった辻政信は2年後には日本軍の中枢に返り咲き、日米開戦の原動力になったそうな。

強気一辺倒、イケイケドンドンに振り回されて、結果310万人のニッポン人が亡くなったのが、愚かな太平洋戦争だったということになる。

威勢のいい人たちの言うがままだと、いつか来た道を辿ることになりかねないのだと、改めて思ったりした好番組なのでした。


またまた「丸ごとにんにくオイル」

2018年08月17日 | Weblog

午前7時30分の気温はなんと、プラス12度。

10月並みの朝を迎えております。

おまけに雨ですから肌寒いこと。

先ほどから薪ストーブに火を入れた。

いやはやな8月お盆明けの朝でござる。

ところで、

今月3日につくった「丸ごとにんにくオイル」がそろそろなくなるので、きのう、またまた作ってみたのです。

8月4日のブログで紹介した通りにやりましたけど、今回はさらに透き通ったオリーブオイルに。

ガスを最も弱い火にして約10分だと、グツグツならず、焦げる心配もない。

チーズフォンデュの鍋は冷めにくいので、余熱で火が通る。

結果、いい感じになりました。

ニンニク風味が付いたオリーブオイルは各種料理で大活躍中です。

サラダドレッシングに加えても、バター代わりにトーストに塗っても美味ですわ。

そして、ニンニクそのものは、すっかり柔らかくなりますので、納豆に加えたりして毎朝いただいております。

とにもかくにも「がん予防の頂点」にあるのがニンニクです。

数少ない読者の皆さんも、「丸ごとにんにくオイル」でがんにならない生活を目指してみてはいかがか?

これを毎日ちゃんといただいていて、それでもがんになったら、そりゃもうそんときは、そんなもんかと諦めてくださいな。

完全に自己責任ってことで、たいした無責任でスマンけど、とにもかくにも旨いどぉ~