おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

いよいよ新政権

2009年09月16日 | Weblog

午前7時の気温はプラスの11度。
ひんやりしたニセコの朝なのでござります。
秋深しじゃねぇ。

いつもは休肝日となる日曜日、おぢはお酒を飲んじゃったもんだから、月曜、火曜と休肝日でした。
二日連続してお酒をお休むのは、やっぱしんどい。
きょうは夜のビールを楽しみに一日を過ごすことになるのでござる。

なんといってもきょうは、新政権誕生という歴史的な日なのじゃ。
どうしても飲んじゃうのだ!!
総理大臣となる鳩山さん、「落下傘」と非難されても「北海道初の総理」に違いござりません。
甲子園の優勝と総理大臣だけは、「北海道は無理」と思ってましたけど、おぢが生きてる間に両方とも実現するとはねぇ。
シミジミいたしまする。

ついでながら、イギリスの場合、二世議員は父の地盤からは立候補できませんが、他の地域での立候補は可能だそうです。
鳩山さんはまさしく「世襲の頂点」にいるわけではありますが、北海道で自ら後援会作りをしてきたわけで、そこんとこは、評価してよいのじゃ。

おまけに大金持ちではありますが、ユーモアのセンスもありいの、とぼけた感じもありいので、申し分なし!!
初の「理系」の総理ってのもよろしいかも。
いまんとこ、世界のどこに出しても恥ずかしくない総理なのじゃ。
麻生ぼちゃんとは雲泥の差でござる。

きょうは総理指名選挙、そして注目の閣僚が決まり、歴史の歯車がカチリと動くのじゃ。
TV朝日で鳥越さんは「冷戦終了から20年、感慨深い」と言っておったけど、納得じゃね。
冷戦が終了し、世界の構造が大きく変わったにもかかわらず、わがニッポン国だけが、冷戦体制を引きずったまま、自民党が政権与党でいるという、異常事態じゃった。

この間、庶民の暮らしはドンドコ悪くなり、社会は逼塞するばかりじゃった。
若者は希望をなくし、高齢者は絶望してもうた。
それが、いま大転換しようとしておる。

鳩山さんにはとにかく「国民に希望を与える」言葉を発していただきたい。
2009年9月16日は、「ニッポン再生への第一日」だった、と歴史の教科書に載るようなことになってほしいものじゃ。

一方、野党へ転落した自民党だけど、総裁選をめぐる一連の動きを見ても、再生への道のりの遠いことったら、支持者でなくても涙が出まする。
とはいえ、2大政党制が確立するには、一刻も早く新しい旗印を立てて、民主党との明確な対立軸となっていただかないことには困るのじゃ。

いずれ民主党も人気がなくなり、不祥事も出てくる。
再度政権交代するにも、受け皿がないのでは困りまする。
2大政党のもうひとつは、別に自民党でなくてもよいのだけれど、とりあえず自民党には再生復活していただかんと、いけませんのです。
ただねぇ、再生の気配、まださっぱり見えないよなぁ~
野党自民党の総裁、河野太郎がいいと思うけど、一本化できないのかねぇ…