おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

再び「原発ホワイトアウト」

2013年11月30日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス2度。

きょうの積雪は5センチ程度。

お近くのニセコグラン・ヒラフスキー場はきょう11月30日オープンだそうな。

センターコース1本でオープンだとか。

外国人の姿も町のあちこちに目立ってきました。待望のシーズン到来。

いよいよお楽しみの季節なのでござる!!

つい先ほど、デッキの除雪をしてまいりました。

ついでにニャンコにご飯を与えて、トイレ掃除をしてまいりましたけど、急にその量が増えております。

これまでならお隣の畑とか、あちこちで用を足しておったけど、この雪ではそれもままならないわけで、いよいよトイレを使い出したってことらしい。

「ネコ砂」の消費、一気に増えてまいります。

アタマ痛いなぁ、、、

さて、

おとといのTV朝日モーニングバード「そもそも総研」観ました?

当ブログでも扱った小説「原発ホワイトアウト」について、作家である現役官僚が顔を出さないことを条件に出演しておりました。

小説は12万部を超えて、ベストセラーになっておるそうな。

もっと売れて、原発とはなんなのか世間に知らしめるのがよろしいと思います。

番組でこの良心的な官僚は、「組織の中で見聞きしたことを今後も提供していく」旨の話をしておった。

こういう官僚と政治家が一体となって改革を進めないとダメだけど、素性がばれたら「内閣官房付になる」そうな。

ようは仕事から干された古賀茂明さんのパターンでござる。

この小説の肝はストーリーではありません。「電力のモンスターシステム」でござる。

どういうことか。

電力会社が、施設工事や清掃業務などなどを外部に発注する値段は、一般より2割ほど高い。

つまり電力会社の仕事は、建設会社や清掃会社などの外部業者にとってまことに「おいしい仕事」になっておる。

過剰な儲けである2割のうち1割5分は外部業者の取り分となり、残り5分は電力会社と複数の取引先でつくる業界団体に吸い上げられる。

このカネが「合法的な裏金」となる。

その額は、東電の場合2兆円が外部発注だから、業界団体に預託される裏金は800億円にも上る。

この800億円ものカネで政治家のパーティー券を買い、マスメディア対策をし、落選した野党議員の就職の世話にも使う。

そして、そもそも2割も割高な2兆円もの外部発注料金は、すべて電気料金に上乗せされる。

これが「総括原価方式のカラクリ」でござる。

電力会社にとっては、カネがかかれば、かかるほど儲かる仕組みであり、巨額な「溜まりガネ」を生む錬金術でもある。

ディレクターが「電力会社にとって最も守りたいものはなんですか?」との質問に作者の官僚、若杉冽氏はこう答えた。

「地域独占と総括原価方式。そして最もカネがかかるのが原発だから効率よく儲けることができる」と答えておったです。

「効率よく儲けるシステムの維持」これこそが原発を動かす真の動機でござる。

経済が立ち行かないとか、電力が不足するとか、どれもこれも大ウソでござる。

錬金術を失いたくないだけのことでござる。

小説では高圧線が爆破され、原発は全電源停止状態となる。

さらにテロリストは「予備電源」を次々破壊し原発は停止する。

どこぞの町か村で、フクシマが再現されるのじゃ。

原発の再稼動を推進しておるのは、電力会社とそれを取り巻く受注業者、そして「カネと票」でがんじがらめの与野党政治家ってことでござる。

彼らの利益、利害を守るために、原発を再稼動させようとしておる。

狂気の沙汰だと思うけど、どうよ???


いよいよスキーシーズン!!

2013年11月29日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス4度。

雪がごっちゃり降りました。

道路除雪車も、我が家の除雪をお願いしておるお近くの農家からも重機がやって来ておりました。

午前5時前のことです。

そんなこんなで、あすはご当地スキー場もオープンするのでしょう。

上から下まで滑ることはできないけど、部分オープンってことなんだろな。

雪がじゃんじゃん降り始めたそんな昨夜、コンコンと玄関のドアをノックする音がしたのです。

「どなたですか?」と声をかけても返事がない。

人の気配はあるので、ちょっと怖いけどドアを開けたら、外国人のにーちゃんが立っておる。

ほかに2人、道路脇に荷物をごっちゃり抱え佇んでおりました。

いつものように、間違って比羅夫駅で降りたスキー客が、助けを呼ぼうと我が家に来たようなのです。

おぢに向かって「タクシー!タクシー!」というので「送っていくよ!」ってことで、スキー場近くのコンビニまで車で送っていくことにいたしました。

おにーちゃん2人に女子ひとりと思ってましたら、女2人におにーちゃんひとりでござった。

カナダからご当地へ働きに来たのだそうな。

働きながら冬はスキーやスノボを楽しみ、夏はフライフィッシングとか申しておりました。

べんちゃらしておるのか、「日本人は親切で大好き」とか。

そんなことで、おぢは「こういう親切な日本人は例外かもしれない」と一応申しておきました。

ひとり、だみ声のおねーちゃんがいて、この子は今年新設されるデリに勤めるとか。

今度行ってみます。顔は覚えてないけど、声は分かりますんでね。 

そういえば、この3人が下車する前、千円札を手渡そうとしたので、「いらないよ」と断ったのですが、帰宅して気が付いたら後ろのシートに千円札1枚、ポンとおいてありました。

カナダ人、メンコイです。

写真のようにデッキの雪もこの冬一番の積雪でござる。

ハニーさんの実家にあった20年以上も前の小さな除雪機のおかげで、デッキの除雪は10分足らずで終わるのでした。

「ホンダのエンジン、恐るべし」ってことなのでござる。

加えておぢの風邪っぴき、おかげさまでどうやら治ったようなのです。ホッとしております。

あれこれ予防対策しておるためか、風邪を引いても長引かないようで、たいしたけっこうなことになってます。

スキー場で働く人たちがやって来て、雪がごっちゃり降ってきて、ご当地のシーズンがいよいよ到来です。

今年もいいスキーシーズンになりそうでござる。

楽しみだなぁ、、、


天下の悪法、参院へ

2013年11月28日 | Weblog

 

午前7時の気温はマイナス1度。

重い雪が10センチほど積もっております。

道路除雪車もこの冬2度目の出動でござる。いよいよ本格的な雪のシーズンが到来したようなのです。

さて、

特定秘密保護法案が衆院をあっさり通過いたしました。

この法案の問題については、あちこちで書かれておりますが、ようは「官僚の情報コントロール」が飛躍的に高まるということに尽きるのです。

国会議員だって、国政調査権を使って官僚に情報提供を求めても「これは特定機密です」と言われれば、それでオジャン。

「何が秘密なのかも秘密」というからあ然呆然でござる。

官僚のやりたい放題を許すこんな法案を「脱官僚支配」を掲げてきた「みんなの党」が賛成に回るなど笑止千万でござる。

安倍総理にしたってこんな官僚の大暴走を許す法案を、官僚の言うがままに通してしまったってのも、いかがなものかと思います。

さらになんでもかんでも「テロ防止」を名目にすれば、これ全て機密とだというからひっくり返る。

「原発に関する情報」はまさにこれでござる。

単なる道路情報を漏らしたとしても、テロ防止の名目で「特定機密に当たる」として逮捕することも可能でござる。

あまりにザックリした法律だから、運用しだいでなんでもかんでも特定機密保護法で逮捕出来ちゃう。

そりゃ、国際的にも外交、防衛の機密に関する法律が必要なのでしょうけれど、この法律はあまりに酷い。

「ニッポンは官僚支配の国家社会主義」とおぢは散々申してきましたけど、これがさらに強まるわけで、まことに気持ちが悪い。

旧ソビエトみたいな息苦しい国になるのではないかと、心配になる雪の朝なのでござる。

 


風邪引きでござる

2013年11月27日 | Weblog

 

午前9時の気温は零度。

雪が降っておりますが積雪はほとんどありません。

おぢはというと、体がだるくなんだか熱っぽいわけで、すっかり風邪っ引きなのでござる。

そんなことで、ブログはお休みでござる。

スマンね!!


メンドイ国だねぇ中国も韓国も…

2013年11月26日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス5度。晴れておりますが、強風が吹き荒れております。

雪の予報でしたので、すっかり肩透かしでござる。

今朝のおぢ、寝坊いたしました。

朝、サッと起きられないってことは、たいてい風邪なのでござる。

ハニーさんがおとといから体調不良を訴えておって、どうやらそれがうつったらしいのです。

それでも、ここ2週間ほどは、朝晩と外出から帰った際にしっかりうがいをしていることもあり、少し体がだるい程度でござる。

きょう一日はムリせずうだうだ過ごしことにいたします。

さて、

中国でござる。

先日、突然東シナ海上空に「防空識別圏」拡大したことで、やたらにメンドクサイことになっておる。

ニッポン国の領土である尖閣諸島の上空までこの防空識別圏を広げたというから穏やかではないわけ。

そもそもニッポン国の防空識別圏は、昭和20年にGHQが制定したものをそのまま使用してきたのだそうな。

つまり敗戦後から今に至るまで、延々とニッポンの防空識別圏は認知されてきておった。

そこに突然割り込んできたわけで、ようは「ケンカ売るんかい!」って話なのじゃ。

防空識別圏というのは、偶発的な紛争などを防ぐことに配慮されたもので、「国際法」によって確立されたものではないのだそうな。

ある意味、勝手に決めていいともいえますが、昭和20年から延々と認識されておるニッポン国の防空識別圏にいきなりチャチャを入れてくる筋合いは、まったくない。

きのう東京のスーパー銭湯では、かけ湯をしなかった中国人に注意したニッポン人が、骨を折るほどこの中国人に殴られたとか。

こうなるともう話し合いなんぞの余地がない。

韓国も同様でござる。

従軍慰安婦を巡る問題が過去にあったのか、なかったのかよく分かりませんけど、ニッポン大使館前にあんな銅像を建てるって、どうよ?

下品極まりない。

加えて韓国では、日本企業が戦争中に罪を犯したとして次々訴えられ、これまた次々ニッポン企業は敗訴、巨額費用を請求されておる。

日本と韓国を巡る問題は昭和40年の「日韓基本条約」ですべて解決済みでござる。

この条約は、韓国は日本に対する「請求権をすべて放棄する」代わりに、いまの金額にすると1~2兆円にも及ぶ巨額の資金援助する内容でござる。

これは当時の韓国の国家予算と同規模だという。

これで日韓に横たわっておった問題はすべて決着した、と日韓双方が条約を結んだわけ。

なのにいまさら、ねぇ。

中国も韓国もわけわかんないなわけですが、引っ越しするわけにもいかず、だからといって戦争なんておバカな話にもならんわけで、まことに困る。

経済的には、中国も韓国も、ニッポンとの関係が悪化すると、どもこもならん状態に追い込まれる。

「自分で自分の首絞めてどうする」と思うわけですけど、そんなこともお構いなしで、まことに感情的、まことに挑発的でござる。

そりゃ安倍総理は右翼的な体質ではありますが、いまのニッポンは軍国主義でも、帝国主義でもございませんです。

まったくもってメンドクサイ国と隣り合ったもんだと、ため息も出たりする朝なのでござる。

 


続・猪瀬直樹

2013年11月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス3度。いまのことろ静かな朝でござる。

このあとこれから段々風が強くなり、午後からは雨だそうで、大荒れになるのだそうな。

でもって、明日は雪でござる。

いよいよ本格的な「雪の季節」が到来することなりそうです。

ところで、今朝のびっくりニュースといえばサッカーくじ「BIG」で、な、な、なんと10億円の大当たりが9口も出たのだとか。

国内の史上最高額だそうな。

10億円なんて貰ったらどうしよう?

っていっても今回の10億円は9口買った人がひとり? それとも9人?

そこらへんがよくわかりませんけどね。

ひとりで9口10億円ならおぢなら即刻、自然エネルギーの「発電所を建設」いたします。

ここらあたりなら「木質バイオマス発電」でしょうか?

でもって発送電が分離されたなら、自然エネルギーでつくられた電気を使いたいという全国の家庭に販売するのでござる。

多少高くても買ってくれる人はけっこうたくさんいるのだと思う。

60歳を過ぎたじーさんゆえ、カネは世間のお役に立つよう遣うのが正しいことになっておる、と思う。

そこで、アホンダラの猪瀬直樹じゃ。

朝日新聞ネット版によると、徳田虎雄の妻が「猪瀬氏側から資金を返す話は、一切なかった」と周辺に証言していることがわかったそうな。

さらに徳田虎雄は息子の衆議院議員の毅に「足がつかないようにしろ」と指示までしておったとか。

でもって、猪瀬はある人を通じて「1億5000万円が欲しい」と言ったそうな。

東京都の知事になれば、その年収は2600万円、退職金は4年ごとに4300万円だそうな。

世間常識からすれば、相当高額な年収に退職金でござる。

100歩譲って、仮に選挙に必要な資金だったとしても(選挙運動費用収支報告書にちゃんと書かないとダメですけど)、当選したらこんなにも年収があるんです。

当選したらすぐさま返却するのがフツーの人の感覚ってもんだ。

しかも5000万円なんてカネのことを忘れるか?

月額1500万円の「子ども手当」を母親から貰っておった鳩山由紀夫なら、5000万円くらい忘れるかも知らん。

だけど、お坊ちゃまでもない猪瀬直樹が5000万円もの大金を忘れるはずないじゃんって話でござる。

「ミカドの肖像」で大宅壮一賞を取り、道路公団民営化に貢献した猪瀬直樹、あまりに情けない。

今後は許認可権を持つ東京都知事へカネを渡したってことで「贈収賄」も視野に入る。

政治生命も作家生命も、これまで築き上げてきたものが、すべてアジャパー。

欲得だけで生きておると、人間はこうなる。

猪瀬直樹、アホバカのサンプルと申しておきましょう。

 


自爆営業って?

2013年11月24日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス1度。

オレンジ色の街灯がまだ点灯しており、そろそろしらしらと夜が明けてくる時間でござる。

風も雨も、雪もない、静かな日曜の朝なのじゃ。

午前7時を過ぎると、写真のようにニセコアンヌプリは朝焼けに染まっておりました。

これで雪が降れば、いよいよスキーシーズンですが、そうは問屋が卸しません。

次の週末にはスキー場オープンするらしいのですが、さてどうなりますか???

ここんとこ、「自爆営業」という嫌な言葉を耳にいたします。

日本郵便が職員に年賀状のノルマを押し付けておるのだそうな。

ノルマがこなせないフツーの職員は自腹ではがきを買い取って、これを金券ショップに売るのだそうな。

1枚50円の年賀はがきを、金券ショップで40円とか、44円といった値段で売るわけ。

その差額、1枚6円から10円が自腹となる。

これが100枚なら千円程度の差損だけれど、1万枚になっちゃうと大変でござる。

紳士服とか婦人服のいわゆるアパレル業界では、かなり一般的だというこの自爆営業。

これってそもそも違法ではないのかね?

元々営業なんぞとてもできない性質のおぢゆえ、ノルマなんぞというものには疎いのかもしれませんけど、世の中なんだか酷いことになっておる。

当ブログをお読みの読者の中に、学生さんがおりましたら、就職先の大事なポイントの一つに、労働組合があるかないかを調べておくのも大切と申しておきましょう。

ほぼ会社のいいなりの御用組合であろうとも、無いよりはるかにましなのでござる。

少なくとも会社経営者による違法行為は避けることができる。

いわゆるブラック企業と呼ばれるところには、労働組合なんぞはありません。

だから経営者はやりたい放題でござる。

ニッポンもアメリカも、いわゆる中産階級が豊かだったのは、あの東西冷戦時代でござった。

共産主義社会に対して、「資本主義の方が優位」とするためにも、ニッポンもアメリカも、そして政界も財界も、中産階級へ配慮ってもんがありました。

ところが、ソビエトの崩壊、東西冷戦の終焉ともに、資本主義は暴走を始めておる。

1億総中流といわれたころの中産階級が没落、格差がずんずん拡大する社会が出現したのでござる。

中国なんか、共産党の1党独裁だからもっと始末に悪い。

「洞窟住まい」と「億ション住まい」ぐらいの格差でござる。

そこで安倍内閣が企業に対して異例ともいうべき「賃上げ」を要請。

それはそれでまことにけっこうでござる。

ではありますが、消費増税によって景気が冷え込むのは必至、ブレーキとアクセルを同時に踏んじゃうお粗末だ。

そもそも資本主義は上にも下にも行き過ぎるという特性がある。

モラルさえあれば、経営者がどんなに儲けようとかまいませんが、働く人が「豊かさを感じられる経営」でなければ、意味ないじゃんっておぢは思うね。

優れた財界人だった土光敏光さんは、経団連会長になっても公共交通機関で仕事に向かったという。

松下幸之助は不況下でも従業員の首は切らずにこれを乗り切る経営をした。

自爆営業にブラック企業、そんな経営では国民は豊かになりません。

自爆営業を強いるトンデモ経営者の皆さんには、土光敏光、松下幸之助の爪の垢でも煎じていただきたいと思うのでござる。

ユニクロ、ワタミの経営者さま、そのあたりどうよ???


正体がばれた猪瀬直樹

2013年11月23日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス1度。風も、雨もない静かな朝でござる。

黒い雲が西から東へ結構なスピードで流れております。

お近くのニセコグラン・ヒラフスキー場はきょうからオープンの予定でしたが、雪不足につき、延期のようでござる。

お天気はこれから晴れてくるようで、スキーシーズンはしばらく先送りなのでござる。

さて、

前々から胡散臭い男だと思っておりました「猪瀬直樹」でござる。

なんであんなチンケな男が、なんであんなにごっちゃり票を得て都知事になったのか、そもそも不思議でござった。

徳洲会の徳田虎雄から無担保・無利子のカネを5000万円貰っておったそうな。

それも石原氏の後継として「知事選に出馬」する挨拶に行ってのことだそうな。

初対面でカネを出す方も出す方だけど、「お断りするのも失礼」だから、ポケットに入れちゃうってのも、フツーのニッポン人として変だろ?

過日も「DIMEトレンド大賞」贈賞式で“今年の顔”として壇蜜さんと会見に出ておった.

公の場というのに、壇蜜に「本当はこの後ゆっくり飲みたい」とのたまって、まことに助平な感じ。

さらにはギラギラした顔で「フェースブックとかツイッターはやってないの?」とか言っちゃってさ。

ようは「一回お願いしたい」感がミエミエでござった。

そりゃおぢだって壇蜜さんなら「できれば1回」「もしくは2回」と思わないわけではないけれど、ものごとには場所とか、時間とか、なんかあるだろ、そういうの。

品格なんぞ、からっきしない、単なる助平おやじなのでござる。

あれが東京都の顔かと思うとあまりに情けない。

で、件の5000万円は、東京地検特捜部が徳洲会への強制捜査を行ったあとの9月に返却したのだとか。

徳洲会への強制捜査が無かったら、ポケットに入れたままってことだろか?

なにせ「個人としての借入」だからねぇ。

会見で記者が「家宅捜索と返却は関係ないということか」と質問したら、「ある意味では偶然が重なったところもあります」と答えたそうな。

盗人猛々しいとはこのことでござる。

「東京都の恥さらし!!」と申しておきましょう。


「ザ・ニュースペーパー」は凄い!!

2013年11月22日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス1度。デッキは濡れておりますが、雪もみぞれも解けてなくなっております。

曇り空ですが、西の空には青空も見え隠れしております。

予報によると、きょうのご当地は雨やみぞれの天候だそうな。

いかにも晩秋のお天気なのです。

本来なら、あすはニセコグラン・ヒラフスキー場がオープンする予定でしたけど、雪不足でどうやらムリのようでござる。

きのうも雪どころか雨だもんねぇ。

そんな昨夜、おぢとハニーさんは小樽に出かけておりました。

一度は観てみたいと思っておったコント集団「ザ・ニュース・ペーパー」の公演があるというので行ってまいったのでござる。

ザ・ニュースペーパーは、小泉元総理の物まねなど政治コントがウリ。

でもって、小樽公演は、リーダーの渡部又兵衛さんの故郷だからだそうな。

1950年生まれというからおぢより1歳年上でござる。

残念ながら今回は体調不良で出演しておりませんでした。

著書に「 お笑い芸人 糖尿病と二人連れ」があるそうで、理由はそんなところでしょうか?

約2時間の公演でしたけど、楽しく拝見いたしました。

座席も7列目の14、15番目が予約で取れておったので、前列正面の絶好の位置で、大笑いさせていただきました。

テレビなどでおなじみの「オバマ大統領」や、口曲りのマフィアファッションおやじ「麻生副総理」などなど、煌めくような政界のアホバカ・スター総出演でござった。

中でも、おぢは蓮舫議員とは似ても似つかない物まねのおっさんにすっかりはまってしまったのでござる。

浜田太一さんという俳優さんでしたけど、この蓮舫さんが「綿棒、綿棒」と連発。

おぢは、「蓮舫≒綿棒」で、すっかりドツボにはまったのでした。

でも、ステージを引っ張っておったのは、福本ヒデさんでござる。

安倍総理の独白など、長い台詞もよどみなく、大笑いさせていただいたのでした。

だけど彼だけでないところがこのコント集団の凄いところ。

コント中、食品偽装の旅館に「番頭さん」が出てくるのですが、これがカツラで最後に「バンドウです」とのたまった。

ニュースをいち早く取り入れたギャグは、まさに「ニュースペーパー」の面目躍如。

右も左も、あれもこれもザックリ笑い飛ばすこのコント集団、おぢの趣味嗜好にピッタリなのでした。

毎年いま時期に北海道を訪れておるようです。

一度ご覧になってはいかがか、チョーお勧めなのでござる!!

 


余市舞台にNHK「朝ドラ」放映へ

2013年11月21日 | Weblog

 

午前6時の気温は零度。

雪ともみぞれともつかないものがじゃんじゃん降ってます。積雪は1~2センチで、時おり屋根からざざぁっと雪が落ちてます。

かなり重い雪なのです。

昨夜は恒例のズンバに行ってまいりました。

身体を苛めて、じゃぶじゃぶ汗かくと、しんどいのではありますが、心までスッキリ。

まことに爽快なのです。

加えて、ズンバは合わせる曲がインド系の音楽だったり、ロシア系の音楽だったり、はたまたちょいと古いところではビージーズの「サタデーナイトフィーバー」だったりバリエーションが豊富なのも特徴なのでござる。

おかげで、エアロビなんかに比べて動きがとてもトリッキー。

だから脳トレにもなったりいたします。

いずれにせよ、有酸素運動をした翌日は、心身ともに爽快なのでござる。

ところで、来年9月放送開始のNHK朝の連続小説の舞台に余市町が決まったそうな。

ニッカウヰスキーの創業者竹鶴政孝さんの妻である「リタ」さんが主人公だとか。

リタさんはスコットランド出身、町には「リタ通り」とか「リタ幼稚園」などリタさんにちなんだ名前があって、町民にも親しまれておる。

ドラマの脚本が「ゲロッパ」「パッチギ」「フラガール」などを手がけた羽原大介(はばら)さんというのも興味深い。

なんか面白そうな気がしてくるのではないですか。

余市を舞台に朝ドラってことで、応援しておる「オチガビワイナリー」にとっても、これは朗報でござる。

ワイナリー設立の翌年に、余市を全国にアピールするチャンスが来るわけ。

町にとっても、ワイナリーにとってもタイムリーヒットでござる。

運を引き寄せてくる人って、いるのですなぁ。

こっちも応援のし甲斐があるってもんなのです。

話はゴロンと変わりますが、おぢはこの1週間ほど我が家でいわゆる「立ちション」をしておりません。

ハニーさんが以前から「座ってしたら?」と申しておったのですが、すっかり無視しておったのです。

で、ついこの間から、自発的に座りションのお試しをしております。

チャックをジリジリ下げるだけの立ちションと、パンツを下げて座る「座りション」は、比較してもしなくてもけっこうメンドイ。

ですが、気が付いたことがある。

どうやらトイレの汚れが以前に比べ非常に少ないのです。

っていうか、立ちションはトイレが汚れて汚れて状態なのでした。

まずは飛沫だね。便器はおろか、周辺にもかなり飛び散っておるらしいのです。

これは以前TOTOだったか、その道の専門家が申しておりましたが、あちこちへの飛散は避けられないのだとか。

加えて便器内部も、手鏡を使わないと見えない部分があるのですが、そんなところもけっこう汚れるのです。

ところが、座りションだとトイレのこれら汚れが激減するのですよ。

我が家でいつもトイレ掃除をするのはおぢでござる。

別にハニーさんに「トイレ掃除をしてください」と言われたわけでもなんでもないのです。

おぢ的には、なんとはなし「おカネが溜まる」もしくは「おカネが増える」ような気がして、せっせと掃除をしておるのです。

自分でいうのもなんですが、いじましいことなのです。

で、このトイレ掃除がずいぶんと楽になるのです。

もっとも酔っぱらってしまったりすると、自然、立ちションになってしまったり。

しかもその場合、命中率は格段に下がるのです。

そんなことで、トイレをキレイに使うには座りションなのだと思います。

当ブログをご覧のじーさまよ、トイレ掃除のばーさんのためにも、座りションをお勧めいたしますです、ハイ!!

 


破損燃料棒が80体だぁ?

2013年11月20日 | Weblog

 

午前6時の気温は零度。

屋根を叩く雨音で目が覚めました。少し風もあるようです。

いまは冷たいみぞれが降ったり、止んだり。

さて、

東京新聞ネット版19日朝刊によると、東京電力は福島第一原発4号機のプールから、未使用の燃料4体を取り出し、輸送容器(キャスク)に移したと発表したそうな。

長さ4.5メートルある燃料棒は1秒1センチのスピードで釣り上げられたという。

キャスクには、22体が収容できるのだそうで、きのう19日に18体を詰めたとか。

とりあえず、無事に作業は進んでおるようでござる。

とはいえ、4号機でこの先約70回、この作業が延々と繰り返されるそうです。

でもって、これとは別に1~3号機には計1500体以上の燃料棒が残っておって、こっちも取り出さなきゃなりませぬ。

危険極まりない「UFOキャッチャー」がこのままスムーズに進むとは到底思えないのです。

おまけに1、2、3号機はメルトダウンしておるわけで、甚だややこしい。

そんな中、日刊ゲンダイが以下のように伝えておる。

なんと、福島第一原発には破損した「燃料棒が計80本」もあると、東電がこそっと発表したそうな。

ゲンダイによると「〈漏えい等を確認した燃料の取扱い〉--。15日に明らかになった燃料取り出し作業をめぐる『安全対策』資料にはこんな文言が出てくる。“漏えい等を確認した燃料”とは、過去の作業で変形や破損が確認された破損燃料のこと。これがナント、1号機で70体、2号機は3体、3号機は4体、4号機は3体と記されているのだ。」

まずは「漏えい等を確認した燃料」というごまかしの文言が気に入らん。

なぜ破損した燃料と正直に書かないのか、まことに怪しい。

この破損燃料、とんでもない危険なシロモノなのだそうな。

「作業員の証言として、『燃料破損は、放射能の高い核分裂生成物が、原子炉水中に漏れ出て(るため)原子炉まわりの保守点検作業時に(の)被曝が大きく、作業が困難』とあります。つまり、破損燃料は1体でも、取り扱いが難しい。それが福島第1原発では、80体もあるというワケです」(経産省担当記者)

…ってことなのだそうな。

作業が困難な燃料体が80体もあるというから怖い。

でもって、現在作業中の4号機にもその作業が困難な破損燃料が3体あるというのです。

どこの新聞のテレビもそんなこと報じておりませんです。

どうなっておるのか???

そんな破損燃料をどう取り出すのか?

まずは現在使用中のキャスクと呼ばれる容器が、この破損燃料に使えるものなのかどうかも疑問だと、日刊ゲンダイは報じておる。

どっからどうみても、現状は収束に向けた第一歩に過ぎないわけで、今後何が起きるのかもまことに不透明。

官僚に言われるがまま「終息宣言」を出した民主党の元総理ヒキガエル野田、まことに恥知らずな男だと申しておきましょう。


水素がニッポンのエネルギーを救う!!

2013年11月19日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス1度。

雨上がりのお天気で、デッキは濡れておって、空は鉛色でござる。

家の周りには、屋根から落ちた雪が少し残っておりますが、大半は解けております。

きのうけっこうな雨降りだったためでござる。

そんなきのうは、たいそう長い一日でした。

叔父が倒れたと連絡が来たのは午前2時のこと。

それから病院へ向かい、そのまま救急車の後ろについて札幌の病院へ。

そこで無事が確認され、仕事もあったので、いったんは自宅へ戻りましたです。

そしたら午後になって、今度は「退院できる」ことになり、ハニーさんはグループホームの車に乗せていただき、叔父を迎えに再び札幌へ。

結局、ハニーさんは札幌へ2往復したのでござる。

札幌市手稲区にある渓仁会病院までは、片道1時間半の距離、お疲れの長い一日だったのでした。

帰り道、血液検査など診断結果を受け取るため、過日健康診断を受けた町内の病院へ。

結果はというと、数値でいえば、おぢのLDLコレステロールが上限の139を少し超えた142で、総コレステロールも上限の219を少し超えた229。

数値はこの2点だけが上限超えでした。

とはいえ、この程度は誤差の範囲、許容範囲内でしょう。

あとは尿タンパクが初めて(+-)となったのが気になりますので、近々、家庭医の野の花診療所で聞いてみることにいたします。

ま、とりあえず夫婦して、数値だけみればほぼ100点と言ってよろしいことになってます。

食生活も、最近は90歳、100歳の方が総じて肉食。

どうやら「肉食も大切」ってことらしいのです。

そんなことですから、安全とされ、しかも値段も安い「オーストラリア牛」のステーキなんかも積極的に食べることにしております。

運動と食事、そして規則正しい生活が、健康を維持するにはとても大事な要素なのでござる。

これに加えてカネがごっちゃりあれば「言うことなし!!」なのですが、そうは問屋が卸さないのが人生でござる。

さて、

そんなこんなで東京証券取引所の株価も、どうやらボックス相場から、さらなる上昇へと舵を切ったようなのです。

チャートでいうところのいわゆる「三角もちあい」状態を上放れする気配なのでござる。

来年には景気を冷やす消費増税が待ち受けておりますゆえ、年内で相場終了って可能性もありまする。

正月前にすべて手仕舞いするのがよろしいのかもしれません。

そんな昨今ではありますが、おぢがいま大注目しておるのは水素でござる。

次世代の自動車である燃料電池車の燃料で、二酸化炭素も排出せず、将来は太陽光と水を反応させることでも取り出せるのが水素でござる。

「枯渇しない夢のエネルギー」が水素なのじゃ。

そしてこれを大規模貯蔵し、運搬技術を世界に先駆けて開発したのが千代田化工建設(6366)なのでござる。

水素はマイナス253度の極低温で液化したり、高圧でボンベに詰めたりと扱いがメンドウでした。

そして、これまでは水素をトルエンと化学反応させて液体にするのですが、この「液体から水素を取り出す」ということができなかった。

千代田化工は2010年にこれができちゃった。っていうか、そういう技術を開発したのでござる。

つまりは、この液体を常温、常圧で保管できるとんでもない技術を開発したわけ。

そこで、目先は東南アジアなどで水素を生産し、液化してタンカーでニッポンに運ぶのです。

しばらく先はというと、今度は水を分解して水素をつくるとか。

さらには、太陽光と水を反応させて水素を取り出す技術開発も進めておるとか。

そんなことで、水素を使った発電も視野に入る。

発電コストは1キロワット時あたり12~13円というから太陽光や石油火力より安いわけで、天然ガスとほぼ同等だそうな。

どうだね千代田化工、凄くはないかね。

こういう企業によって、ニッポンのエネルギー政策は大転換をなしえるのです。

何遍も三遍も書いてますけど、放射能まみれ、カネまみれの薄汚い原発など再稼動してる場合ではござりません。

おぢはニッポンのエネルギーを担うことになる千代田化工を応援しておるのです。

株価はきのうの終値が1288円。

去年11月の1309円を超えると、株価は目先青天井じゃ!!

2006年の高値3220円を目指すのです。

どうよ!? 千代田化工建設!!

冒頭の写真はおぢが応援しておる「オチガビワイナリー」のレストランでござる。

後姿は、同ワイナリー専務で新潟のワイナリー「カーブドッチ」創業者の落希一郎さんなのじゃ。


叔父が倒れて、すったもんだ…

2013年11月18日 | Weblog

 

更新が遅れました。

つい先ほど、札幌市手稲区の渓仁会病院から帰ったばかりなのです。

深夜2時過ぎ、ハニーさんの叔父さんが施設で倒れ、頭を打って出血、倶知安厚生病院に運ばれたものの、頭がい骨や首の骨にもひびが入っているとの電話がありました。

でもって、渓仁会病院へ運ぶというので、ハニーさんと行っておったのです。

幸い、頭からけっこうな量の出血はあったものの、頭がい骨のひびも、首の骨のひびも大事には至らず、本人はいたって元気でござった。

でもって、手稲から踵を返して戻ってきたところでござる。

ホッとしましたけれど、たいした疲れたのでござる。

そんなことで当ブログ、きょうはお休みでござる。

スマンね!!


本州に迫りくる巨大地震

2013年11月17日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス1度。

今朝は午前5時過ぎに目が覚めたのですが、空はまだ真っ暗。

淡いオレンジ色の街灯が眩しいのです。

とはいえ、雪が残っておるので、地面は薄ぼんやりと明るい。

写真はきのう午後4時48分に撮影した羊蹄山とお月さんでござる。

キレイだけど寒々しておりまする。

北海道の11月はいかにも晩秋といった風景なのじゃ。

木の葉も落ちて、陽も短く、おぢはたいそう元気が無くなったりもいたします。

この季節はいつもどんよりしていしまうおぢとしては、一気に冬が来てくれる方が嬉しいのですけど…

そんな朝、いきなり「Jの字」の巨大ウンチを産み落としましたです。

そういえば、ザックジャパンは昨夜オランダに引き分けたのでした。

なぜか「よし!!」と思った朝でもありました。

ところで、昨夜は関東地方で震度4の地震があったとか。

震源地は千葉県北西部だそうな。

これって、首都直下型というヤツか???

週刊現代11月23日号によると、東日本大震災の直前と同じ異変が起きておるそうで「南海トラフ巨大地震が来年3月までに来る」そうな。

東大名誉教授が指摘しておるとか。

詳しくは週刊現代を読んできただきたいけど、この東大名誉教授の村井俊治さんというお方は、測量学の世界で「ムライ」という名前を知らない人はいないという有名人だそうな。

とはいえ、地震についてはど素人。この人が注目しておるのはGPSによるデータだけ。

「GPSのデータと地震の相関関係を分析するという工学的なアプローチ」なのだそうな。

つまり、理由はわかんないけど、地震が発生する前にGPSで地面を測ると、変動があるのだそうな。

地震の専門家は「理由が分かんなきゃ、そんなのダメじゃん!」って言っておるらしいけど、村井先生に言わせれば、「この異常データを見て、おかしいと言わない方がおかしいでしょう」となる。

その村井さんが来年3月までに南海トラフ巨大地震が起きると申しておる。

おぢに言わせれば、村井さんのいうデータは信用した方がいんでないの? と思う。

理由なんぞわかんなくても、「こんなデータのあとには地震が起きる。で、いまはこんなん出てます。だから地震が起きそうだ」というのは分かりやすくていんでないの。

予知なんて偉そうなもんでなくてよいのです。「起きる可能性がありますよ~」でいい。

そしてこの南海トラフが恐ろしいのは、隣り合う他のエリアでも大地震が連鎖的に発生することだそうな。

なんでも、1854年の安政南海地震と安政東海地震は32時間のタイムラグで起こった連鎖型巨大地震だとか。

そんなこんなで、本州から逃げるのは「いまでしょ!!」ってことらしい。

人口減少が続く北海道は、移住してくれるならいつでもウエルカムでござる。

くれぐれも三十六計…ですぞ!!


安倍総理に「原発ゼロ宣言」の可能性はある!?

2013年11月16日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス4度。晴れておって、霜が降りているようです。

我が家に紛れ込んできた白っぽいニャンコ、占拠しておる寝床をおぢが急襲し、逃げるところをデッキブラシでゴンと叩いてからというもの、姿を見せておりません。

助かったです。

なにせ、この正体不明のニャンコを巡って、我が家は年に1度あるかないかという、夫婦喧嘩になりそうでござった。

ハニーさんは、このネコにご飯を食べさせておいて、うまくキャリアに入れて「自宅とおもわれる家まで持って行く」とか。

おぢは「そんなことをしても、すぐに戻ってくる!!」と叱りつけたら、涙目になって口もきいてくれなくなったのです。

正体不明のネコのおかげで、我が家は家庭内争議勃発の危機でした。

デッキブラシで叩いてからというもの、さらにご機嫌は悪くなったわけですが、ネコが姿を消してから我が家は氷が融けるように平和が戻って来つつあるのです。

6匹のニャンコに平和が来ると同時に、我が家も平静に戻ってきております。

なんとはなし、メデタシ、メデタシなのでござる。

そんなきのうの日経平均株価、終値が1万5165円と1万5000円の大台を突破いたしました。

目先は今年5月23日に付けた1万5943円を目指すことになります。

とはいえ、この5月の高値1万5943円を超えて、さらに株価が上昇する要素は、いまんとこ見当たらないような気がします。

チョー目先は、あと778円程度、日経平均株価は上がって、年内は終わりか???

いずれにしても、株が上がるってのはいいことです。

ただし、この先「消費増税」が待ち構えておっては、先行きまことに不透明と申しておきましょう。

景気回復も、デフレ脱却も、いまだ実現しないままに消費増税に突っ走ったわけで、一体全体どうしてくれると思うのでござる。

そういえば、ご尊敬申し上げる田中秀征さんは、ダイヤモンドオンラインで以下のように述べておる。

 「日本の官僚組織は長年かかって、『首相の決断』によって重要事項が決まる仕組みを築いてきた。そして、その首相をできる限り包囲して孤立させ、彼らの意向によって決断させる装置を巧妙につくり上げてきたのである。」

 「野田佳彦前首相は、それによって消費税増税、TPP交渉参加、原発事故収束宣言を決断させられた印象が強い。首相経験者のプライドは『決断させられた』という風評に耐えられないから、誰でも『自分が決断した』と言わざるを得ない。それもまた官僚組織にとっては願ってもないことなのである。」

どうやら総理大臣とは「官僚さまのロボット」のことをいうらしい。

ま、田中角栄、小泉純一郎など、そうでない総理大臣もいたでしょう。

だけど、ヒキガエル野田は「アホのサンプル」だったと田中秀征さんはしっかり申しておる。

また小泉元総理の原発ゼロ発言については、以下の意味があるという。

「~既に本欄で述べたが、安倍首相は利権政治とは縁遠く、それ故に、自分の判断で方針を転換できる立場にある。小泉元首相が安倍首相に期待するのは、それができる自由な立場を維持してきたと認めているからだろう。今回の会見でも『彼ならできる』『彼ならやってくれる』という確信が言外に滲み出ていた。」

なるほどねぇ。

小泉、安倍は政治の師匠と弟子の関係ゆえ、方針転換が可能だというのだ。

「君子は豹変する」し「過ちては改むるに憚ることなかれ」ってことでござる。

安倍総理の「変節」がたいした楽しみなのでござる。

田中秀征さんはこうも書いておる。

「『首相1人を取り込めばよい』、それが霞ヶ関の常識で、首相1人を操れば官僚の意向が貫徹されるのだ。それほど日本の首相の裁量権は大きく権限が集中している。」

「その『首相決断のからくり』をよくよく知っている小泉氏だからこそ、首相の資質、判断と決断に狙いを定めて攻めているのだ。」

つまり今回の原発ゼロ発言は、「安倍総理なら方針転換が可能」というのが、小泉元総理の見立てだというのだ。

なるほどねぇ。

小泉発言の行方、大いに期待したいおぢなのでござる。