おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

空港特別会計ってば!!

2009年09月28日 | Weblog

曇り空の月曜日です。
寒くもなく、暑くもなくってことで、たいそう過ごしやすい。
月曜は、起床すぐにゴミを捨てて、ニャンコにご飯を差し上げて、それから人間様の朝ごはんなのじゃ。

ってことで、今朝も朝から快調のおぢでござります。
こんなに元気な理由は、過日旧友から頂いた漢方薬のおかげだと思う。
たぶん。
健康第一、とはいうけれど、まことにその通り!!
元気だと、心も明るくなりますです、ハイ。

さて、
毎日、毎日、新聞を一面から見てしまう今日この頃。
今朝の読売新聞一面は、「空港特別会計抜本見直し」と見出しが躍っておる。
きのうのTV朝日・サンデープロジェクトでの前原国交相の発言じゃ。

この空港特別会計、国会の承認を受けずに、官僚さまが勝手に使える「特別会計」のひとつじゃ。
しかも国会議員が決める予算である「一般会計」を、はるかに上回る巨大な予算が特別会計なのじゃ。
変だろこれ!!

で、この空港特別会計、毎年5000億円を超える予算があるもんだから、あっちこっちに不要な空港を作り続けてきた。
バカな空港作ってても、まだ2兆円の余剰金があるそうだ。

静岡空港などなど、利用者のさっぱりいない、どこもならん空港は、この予算でドンドコ作られたのじゃ。
自民党が放置していた、いや、自民党の族議員と結託して、国交省は不要な空港を作り続けてきた、ってことなのじゃ。

この予算の原資、飛行機の「着陸料」なのだ。
これ、わが国は世界一高いことになっておる。
大赤字のJALも、年間1000億円レベルで着陸料を支払っておる。
おかげさんで、極東のハブ空港は、ニッポンにはなくて、韓国・仁川空港ってことになっておる。

いくら国交省が「成田を国際ハブ空港」にと念仏のように唱えても、着陸料は高いし利便性は悪いってことで、そんなの無理、って世界の航空会社は思っておる。

バカ高い着陸料で、ニッポンの空港はダメになり、その高額着陸料を使って、さらに余計な空港を作り続けてきた。
おまけにJALの赤字に油を注いでおるのじゃ

つまりは空港特別会計、世間常識から言えば「ただのアホじゃん!!」って話なのじゃ。
こんなこと長々とやり続けてきた官僚さまと自民党さまには、きっちり、落とし前をつけてもらわんことになっておる。
したがって、この見直し、まことにけっこう、至極当然ってことなのじゃ。

そんなこんなで、毎日、毎日、まともな国に一歩一歩向かっておるようで、たいそう気分がよろしい。
どうやら政治家が尊敬される時代が、おぢの生きてる間に来そうです。
こういうしっかりした政治が続くなら、子供がなりたい職業の第一位に「政治家」が加わることになるかもしらん。
いいことだねぇ…