午前5時になったところ。
しとしと冷たい雨が降っております。
気温はプラス5度だ。
日中の最高気温もプラス8度だそうな。
さて、
世間はいよいよゴールデンウイークです。
といっても、高齢者にはほぼほぼ関係ありません。
いつものように規則正しい生活だ。
毎日新聞電子版によると、東京など大都市では民間のPCRセンターに行列だそうな。
離れた家族や友人と連休中に会う前に、陰性であることを確認しておこうと駆け込む人が相次いでいる。
担当者は「連休で親戚や友人に少しだけでも会いたいという人の需要がある」と話す。
その気持ち、よくわかる。
はるばる実家を訪ねても、都会から来たとなれば、いまどき、だれもいい顔などするはずがない。
口には出さないけど「できれば来てほしくない」と心底思っておる。
フツーの先進国並みに、いつでもどこでもPCR検査ができれば、もっと安心できたけど、ニッポン政府にそんな気は全くなかった。
だから自前でPCR検査しておるわけで、ニッポン人、あくまでも律儀なのだ。
そんな中、危機的状況を迎えているのが大阪だ。
なんでも1万4000人が自宅待機だというから、我が町の人口約1万5000人ですから、ほぼそっくり自宅待機、なんだか怖い。
ほかにホテル療養もいるから、そうとう酷い。
しかも3月1日以降、自宅待機のうち12人が死亡したという。
吉村洋文知事も「原則は宿泊療養で、自宅療養は一人でも減らしたい」と口では言う。
だけど、その宿泊療養もかなり怪しい。
ホテルに入れず車中泊で過ごす人、搬送先の病院が満杯でホテルに留め置かれるケースもあるとか。
仮にホテルに入ったとしても、血中酸素濃度が94%以下なら、以前はソッコー入院の対象だった。
ですが、いまは90%前半でもホテルに留め置かれるという。
息が苦しくても、手当てさえしてもらえず、ホテルで孤独に過ごすわけ。
家族に感染する危険もあるけど、自宅療養の方が精神的にはよっぽどましだ。
これはもう相当怖い。
病院の病床が満杯だからこうなるわけで、これこそ医療崩壊。
「イソジンうがい」でコロナ対策と申したアホバカ知事ゆえか?
この大阪の状態が、ゴールデンウイーク明け、東京にやってくる。
札幌でも病床はひっ迫し始めたという。
病院では高齢者が受け入れてもらえず、保健所に「そちらで看取ってください」と言われた高齢者施設もある。
ニッポン政府の戦略なきコロナ対策で、感染は急拡大中だ。
コロナ禍を生き残るためには、ワクチンが接種できるまで、家でじっと待つしかない。
これでは100年前とほぼ一緒、憲法に謳う「健康で文化的な生活」さっぱりできませんです、ハイ!!