「誠一さん、明けましておめでとうございます」
「うん、おめでとう」
「ささっグイッと一杯」
「(ゴックンゴックン)さっ君も一杯」
「私お酒飲むと哲学的になって可愛くないですから~」
「ちょっとだけ」
「美味しいです~」
「良く似合ってるよ、その着物」
「ホントに? でもお母様が昔着てらした着物を私なんかが着て良かったのかしら?」
「母も喜んでいると思うよ」
「はい(ウルウル)誠一さんもお着物凄く似合って素敵です。甚平とは又違って素敵大人の男子です。
惚れ直しちゃいました
」
「ホタルも凄く綺麗だよ」
という元旦を迎える予定だったのに・・・
やはり干物女とこういうお正月を迎えようというのは無謀すぎたか?
いや、干物女だって着物くらい着る。パーティではちゃんと着てたぞ。
ただ俺は負けてしまったんだ・・・じゃんけんポン!あっち向いてホイッに!
ということで妻が用意したペアルックの晴れ着?を着ることになったという訳だ・・ガックシ。
「ホタル・・・まるで一枚の絵を見ているようだ」
「えっ?日本画ですか?浮世絵?美人画?」
「しいていえば日本昔話」
「ん?」
「コタツにみかん、綿入り半纏がこんなに絵になる女は日本中どこ探してもいないと思う」
「ぶちょおもスエットスーツに綿入り半纏、凄く似合ってますよ」
「そっ」
「たまにはこういう楽な服もいいでしょ」
楽すぎて腹回りに肉が付かないかと心配になってくる(^^;
「読みたい本があったんだが、君を見てるとほのぼのし過ぎて眠くなってきた」
「じゃあここ、私の膝貸しますよ」
「うん、心地いい・・・けど」
「けど?」
「心地よすぎて寝るのは勿体無い・・・」
「キャッ もう~お正月早々~」
こたつでいちゃいちゃランランラン
~な二人です。
ピンポーン♪
「えっ!?」
「なに?」
「高野~」
「ホタル~」
「はっ! 携帯充電中だった・・・」
・・・そっち方面に行く用事があるんだけど、ちょっと高野の家に年始の挨拶に行こうと思うんだけどいいか?都合悪かったらメールしてくれ・・・
↑というメールがきてました。
「しかし、ホタルちゃんはともかく高野がこんなにユルい格好してるとはな」
「夫婦は似てくるっていうけど、ホントなんか二人似てきたわね、お似合いの夫婦って感じよね」
「そうか?」
「そうですか~(にこにこ)」
干物女と俺が似てるだと~ガックシ。だがお似合いの夫婦ってことで良しとしよう。
「でもコタツっていいな」
「ねえ~コタツ欲しくなるわね」
「あっもしかして二人コタツで取り込み中だったとか?それでメールに気づかなかったとか?(笑)」
「違います!違います!コタツでいちゃいちゃなんかしてませんよ!」
「あらっホントにそうだったの~(笑)」
たく余計なことを・・
「わっ私、お茶入れてきますね(照)」
「携帯が充電中だったんだ」
「まっいいじゃないか、仲良くて結構結構」
「充電中だったのは本当のことだから」
「わかったから(笑) じゃあそろそろ」
「もう帰るのか?」
「他に行くとこあるし、二人の顔見にきただけだから。でもなんかいいな~高野の丸くてやわらかい顔、俺好きだぜ」
「俺太ったか?」
「そういう意味じゃないよ」
「私がよく知っている高野部長はいつも眉間に皺寄せてましたもんね(笑)」
「そっか(微笑)」
「じゃあまたな」
「ああ」
「あれっお茶入れたのにもう帰るんですか?」
「二人の顔見たかっただけだから、他に用事もあるしね」
「今日はわざわざ寄って頂きありがとうございました!」
「俺たちもでかけるか」
「何処へ?」
「初詣だよ、まさかめんどくしゃいとは言・・・」
「言いません言いません、そんなこと言いませんよ(一人なら行かないけど)」
「でもこの格好じゃあな、着替えてくる」
「私も~」
「わぁ~そのセーター素敵
凄く似合ってますよ」 ←各自お好みのセーターで想像してね(^^;
「そっ?結構何年も着てるけどね」
「そんなふうには見えませんよ」
「そりゃあ、お気に入りの毛糸洗いの洗剤で、優しく丁寧に手洗いして大事に着てるからな」
毛糸洗いには自信があります~♪
「そっそうですか(^^; ねえ私はどうかしら?」
「まあ普通に可愛いけど」
普通かよ・・・
「君は・・・もしジャージコンテストがあったなら間違いなくミス・ジャージになる。君ほどジャージの似合う女はいない」
「そうですか~(嬉しいような嬉しくないような)あっ私もうミスじゃないですよ、ミセスですよ!ミセス・ジャージです(力説)」
「そっか、そうだったな(笑)。さっ行こか」
「ぶちょおはなにをお願いしたんですか?」
「家内安全、無病息災、景気回復」 ・・・かっ堅い
「ホタルは?」
「内緒です~」
「俺のだけ聞いてそれはずるいぞ」
「だって~恥ずかしいもん。でも・・・一人じゃ叶わないし、言ったほうがいいのかな?」
「二人じゃなきゃ出来ないこと?」
「えーと、えーとですね・・・赤ちゃんが欲しいなって」
「えーーー!?」
「そっそんなに驚かなくてもいいじゃないですか!ぶーだっ」
「あっごめん、だって君が子供を生むとか育てるとかいまいち想像できなくて(^^;」
「干物女だって普通に女だもん、好きな人の子供は欲しいです。今迄こんなこと思ったことないですけど」
「だから結婚したんじゃないの?(微笑)」
「そっか・・・・・なんとなくぶちょおにソックリの可愛い男の子の赤ちゃんに会いたいなって思って」
「お母さんソックリの女の子も結構可愛いと思うけど」
「私みたいな干物女になっても?」
「それは困る、俺がちゃんときちんと子育てしてそうならないように育てるもん」
「そんな~子供は自由に伸び伸び育てなきゃ駄目ですよ!」
その結果がこれか・・・(^^;
「え~! 母子で干物女はかんべんしてよ(笑)」
「こういうの取らぬ狸の皮算用っていうんでしたっけ(笑)」
「近いものはあるかな、でもこういう会話をするようになったって・・・俺たち夫婦になったんだな」
「そうですね」
「まあ子供は授かりものだし、気楽に待とうな」
「はいっ」
そんな悠長なこと言ってないで、ぶちょお~自分の年を考えて気張りなさい!
「えっ? あっはいっ・・・了解です。」
「えっ?私なにも言ってませんよ」
「そっ?」
・・・あれは天の声か、お節介なおばちゃんたちの声か
・・・
「あなた~今夜はなににします?」
「う~ん鍋がいいかな?」
元旦の献立は既に決まっていて買い物も済んでいるけど新妻らしく言ってみたかったのだ。
ぶちょおはそれにちゃんと付き合ってくれるんだよね。
あっあの女の人、凄いボディコンスーツ着てる。まるで○姉妹みたい。
あっ見てる、見てる~。 しかも目で追ったな! こいつ~妻に夢中とか言ったくせに。
3ヶ月前・・・
「このネグリジェ私にはちょっと小さいからあげるわ、それとこれは外国みやげのセクシーランジェリーこれもあげるわ」
「えーこんなの着るの恥ずかしいです」
「ホタルは若いしナイスボディだし、こういうの必要ないかも知れないけど、たまにはこういうの着て旦那さまのこと喜ばしてあげたら(笑)」
私的にはそれを喜ぶ高野部長は想像できないというか、想像したくはないけど(^^; by山田姐さん。
どれどれ~いや~ん、やっぱ恥ずかしいかも ←湯上りのホタルです。
てゆーかこれ寒いわ、上に綿入れ半纏着よう~と ←それじゃ色気がないぞ。
「あれっぶちょお寝てるんだ。コタツでうたた寝すると風邪ひきますよ~ぶちょお~」
やっぱぶちょおの寝顔って可愛いな~
あ~むずむずする~もう駄目!我慢できない!
「今日はなに書こうかな~黒のサインペンしかなかったし」
「黒ウサギだろっ」
「そう腹の黒い黒ウサギ・・・て、ぶちょお起きてたんだ、寝たふりするなんてずるい!」
「そう何度も同じ手にひっかかるか・・・ん? えっなに着てるんだ?」
「ジャーン、ボディコン女に負けるな!セクシーホタルちゃんです!」
「ボディコン女って初詣のときの・・・。茶髪のロンゲに真っ赤な胸の大きく開いた超ミニのボディコンスーツに毛皮のコートで皮のブーツをはいてた」
「よく見てますね・・・(詳し過ぎるぜ)」
「あれだけ目立ってたら見ようと思わなくても目に飛び込んでくる。あれはさながら○姉妹だ。○姉妹が街歩いていたら普通見るだろ。でもボディコン女が君の女心に火をつけたなら感謝しないとな」
「へへ」
「どれどれ~わぁーお!」 ←半纏を脱がしネグリジェの下を覗き込むぶちょお
「萌えます?」
「激萌え
」
「やり~」
チュンチュン、チュンチュン
←これはコケコッコー
あー頑張り過ぎた(^^;
「あの~野獣って昨日のぶちょおのことですよね
」
「えっ? まあ・・・な(照)」
頑張った甲斐があったか・・・良かった。 えっ今迄はって? 俺はフェミニストなんだもん。
後編に続く。

「うん、おめでとう」
「ささっグイッと一杯」
「(ゴックンゴックン)さっ君も一杯」
「私お酒飲むと哲学的になって可愛くないですから~」
「ちょっとだけ」
「美味しいです~」
「良く似合ってるよ、その着物」
「ホントに? でもお母様が昔着てらした着物を私なんかが着て良かったのかしら?」
「母も喜んでいると思うよ」
「はい(ウルウル)誠一さんもお着物凄く似合って素敵です。甚平とは又違って素敵大人の男子です。
惚れ直しちゃいました

「ホタルも凄く綺麗だよ」
という元旦を迎える予定だったのに・・・
やはり干物女とこういうお正月を迎えようというのは無謀すぎたか?
いや、干物女だって着物くらい着る。パーティではちゃんと着てたぞ。
ただ俺は負けてしまったんだ・・・じゃんけんポン!あっち向いてホイッに!
ということで妻が用意したペアルックの晴れ着?を着ることになったという訳だ・・ガックシ。
「ホタル・・・まるで一枚の絵を見ているようだ」
「えっ?日本画ですか?浮世絵?美人画?」
「しいていえば日本昔話」
「ん?」
「コタツにみかん、綿入り半纏がこんなに絵になる女は日本中どこ探してもいないと思う」
「ぶちょおもスエットスーツに綿入り半纏、凄く似合ってますよ」
「そっ」
「たまにはこういう楽な服もいいでしょ」
楽すぎて腹回りに肉が付かないかと心配になってくる(^^;
「読みたい本があったんだが、君を見てるとほのぼのし過ぎて眠くなってきた」
「じゃあここ、私の膝貸しますよ」
「うん、心地いい・・・けど」
「けど?」
「心地よすぎて寝るのは勿体無い・・・」
「キャッ もう~お正月早々~」
こたつでいちゃいちゃランランラン

ピンポーン♪
「えっ!?」
「なに?」
「高野~」
「ホタル~」
「はっ! 携帯充電中だった・・・」
・・・そっち方面に行く用事があるんだけど、ちょっと高野の家に年始の挨拶に行こうと思うんだけどいいか?都合悪かったらメールしてくれ・・・
↑というメールがきてました。
「しかし、ホタルちゃんはともかく高野がこんなにユルい格好してるとはな」
「夫婦は似てくるっていうけど、ホントなんか二人似てきたわね、お似合いの夫婦って感じよね」
「そうか?」
「そうですか~(にこにこ)」
干物女と俺が似てるだと~ガックシ。だがお似合いの夫婦ってことで良しとしよう。
「でもコタツっていいな」
「ねえ~コタツ欲しくなるわね」
「あっもしかして二人コタツで取り込み中だったとか?それでメールに気づかなかったとか?(笑)」
「違います!違います!コタツでいちゃいちゃなんかしてませんよ!」
「あらっホントにそうだったの~(笑)」
たく余計なことを・・

「わっ私、お茶入れてきますね(照)」
「携帯が充電中だったんだ」
「まっいいじゃないか、仲良くて結構結構」
「充電中だったのは本当のことだから」
「わかったから(笑) じゃあそろそろ」
「もう帰るのか?」
「他に行くとこあるし、二人の顔見にきただけだから。でもなんかいいな~高野の丸くてやわらかい顔、俺好きだぜ」
「俺太ったか?」
「そういう意味じゃないよ」
「私がよく知っている高野部長はいつも眉間に皺寄せてましたもんね(笑)」
「そっか(微笑)」
「じゃあまたな」
「ああ」
「あれっお茶入れたのにもう帰るんですか?」
「二人の顔見たかっただけだから、他に用事もあるしね」
「今日はわざわざ寄って頂きありがとうございました!」
「俺たちもでかけるか」
「何処へ?」
「初詣だよ、まさかめんどくしゃいとは言・・・」
「言いません言いません、そんなこと言いませんよ(一人なら行かないけど)」
「でもこの格好じゃあな、着替えてくる」
「私も~」
「わぁ~そのセーター素敵

「そっ?結構何年も着てるけどね」
「そんなふうには見えませんよ」
「そりゃあ、お気に入りの毛糸洗いの洗剤で、優しく丁寧に手洗いして大事に着てるからな」
毛糸洗いには自信があります~♪
「そっそうですか(^^; ねえ私はどうかしら?」
「まあ普通に可愛いけど」
普通かよ・・・
「君は・・・もしジャージコンテストがあったなら間違いなくミス・ジャージになる。君ほどジャージの似合う女はいない」
「そうですか~(嬉しいような嬉しくないような)あっ私もうミスじゃないですよ、ミセスですよ!ミセス・ジャージです(力説)」
「そっか、そうだったな(笑)。さっ行こか」
「ぶちょおはなにをお願いしたんですか?」
「家内安全、無病息災、景気回復」 ・・・かっ堅い

「ホタルは?」
「内緒です~」
「俺のだけ聞いてそれはずるいぞ」
「だって~恥ずかしいもん。でも・・・一人じゃ叶わないし、言ったほうがいいのかな?」
「二人じゃなきゃ出来ないこと?」
「えーと、えーとですね・・・赤ちゃんが欲しいなって」
「えーーー!?」
「そっそんなに驚かなくてもいいじゃないですか!ぶーだっ」
「あっごめん、だって君が子供を生むとか育てるとかいまいち想像できなくて(^^;」
「干物女だって普通に女だもん、好きな人の子供は欲しいです。今迄こんなこと思ったことないですけど」
「だから結婚したんじゃないの?(微笑)」
「そっか・・・・・なんとなくぶちょおにソックリの可愛い男の子の赤ちゃんに会いたいなって思って」
「お母さんソックリの女の子も結構可愛いと思うけど」
「私みたいな干物女になっても?」
「それは困る、俺がちゃんときちんと子育てしてそうならないように育てるもん」
「そんな~子供は自由に伸び伸び育てなきゃ駄目ですよ!」
その結果がこれか・・・(^^;
「え~! 母子で干物女はかんべんしてよ(笑)」
「こういうの取らぬ狸の皮算用っていうんでしたっけ(笑)」
「近いものはあるかな、でもこういう会話をするようになったって・・・俺たち夫婦になったんだな」
「そうですね」
「まあ子供は授かりものだし、気楽に待とうな」
「はいっ」
そんな悠長なこと言ってないで、ぶちょお~自分の年を考えて気張りなさい!

「えっ? あっはいっ・・・了解です。」
「えっ?私なにも言ってませんよ」
「そっ?」
・・・あれは天の声か、お節介なおばちゃんたちの声か

「あなた~今夜はなににします?」
「う~ん鍋がいいかな?」
元旦の献立は既に決まっていて買い物も済んでいるけど新妻らしく言ってみたかったのだ。
ぶちょおはそれにちゃんと付き合ってくれるんだよね。
あっあの女の人、凄いボディコンスーツ着てる。まるで○姉妹みたい。
あっ見てる、見てる~。 しかも目で追ったな! こいつ~妻に夢中とか言ったくせに。
3ヶ月前・・・
「このネグリジェ私にはちょっと小さいからあげるわ、それとこれは外国みやげのセクシーランジェリーこれもあげるわ」
「えーこんなの着るの恥ずかしいです」
「ホタルは若いしナイスボディだし、こういうの必要ないかも知れないけど、たまにはこういうの着て旦那さまのこと喜ばしてあげたら(笑)」
私的にはそれを喜ぶ高野部長は想像できないというか、想像したくはないけど(^^; by山田姐さん。
どれどれ~いや~ん、やっぱ恥ずかしいかも ←湯上りのホタルです。
てゆーかこれ寒いわ、上に綿入れ半纏着よう~と ←それじゃ色気がないぞ。
「あれっぶちょお寝てるんだ。コタツでうたた寝すると風邪ひきますよ~ぶちょお~」
やっぱぶちょおの寝顔って可愛いな~

「今日はなに書こうかな~黒のサインペンしかなかったし」
「黒ウサギだろっ」
「そう腹の黒い黒ウサギ・・・て、ぶちょお起きてたんだ、寝たふりするなんてずるい!」
「そう何度も同じ手にひっかかるか・・・ん? えっなに着てるんだ?」
「ジャーン、ボディコン女に負けるな!セクシーホタルちゃんです!」
「ボディコン女って初詣のときの・・・。茶髪のロンゲに真っ赤な胸の大きく開いた超ミニのボディコンスーツに毛皮のコートで皮のブーツをはいてた」
「よく見てますね・・・(詳し過ぎるぜ)」
「あれだけ目立ってたら見ようと思わなくても目に飛び込んでくる。あれはさながら○姉妹だ。○姉妹が街歩いていたら普通見るだろ。でもボディコン女が君の女心に火をつけたなら感謝しないとな」
「へへ」
「どれどれ~わぁーお!」 ←半纏を脱がしネグリジェの下を覗き込むぶちょお

「萌えます?」
「激萌え

「やり~」
チュンチュン、チュンチュン

あー頑張り過ぎた(^^;
「あの~野獣って昨日のぶちょおのことですよね

「えっ? まあ・・・な(照)」
頑張った甲斐があったか・・・良かった。 えっ今迄はって? 俺はフェミニストなんだもん。
後編に続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます