ドラマ最終回より続きます。
「そんなんだからおまえは結婚できないんだよ」
「私、結婚できないんじゃなくてしないの~!」
「わかってるって」
また言ってしまった(^^;
「なんか・・・」
「なんか?」
「まくしたてたらお腹空いた」」
「なんか作るか」
「えっホントに?ヤッター」
2人で買い物に行ってみやびの部屋で料理を作る十倉さん、いいな~。
「ご馳走様~美味しかったー」
「そんなの当たり前だ」
「そりゃそうだけど、あっマンション引き払ったし泊まるとこどうするの?うち泊まってく?」
「なんでいつもおまえの方から言うんだよ」
「へっ?」
「あなたと一緒にいたいとか、今日泊まってく?とか」
「あっあーーー 先に言われたの嫌なんだ、昭和の男だね(笑)」
「ああそうだよ、昭和な男の俺は気がついたら誰かとベッドで朝を迎えてましたとか(見てたのか?) 誰が乗るかわからないようなエレベーターでキスするなんてことはしないし」
「あれはちょっと反省してるけど気持ちが盛り上がってついなんてことあなただってあったでしょ?」
「俺は・・・あまのじゃくなんだ」
「そうよね、そんな感じ~。だとすると私のこと女として見たことあるってことよね?」
「ああ」
「えっ・・・」 キタ――(゚∀゚)――!!十倉さんと初めてのキス
なんだろ?キスってこんなにいいもんだった?いや、大した経験はしてないんだけど・・・料理の上手い男はキスも上手いのか(知りません)
あっ・・・どうしよう。十倉さんの綺麗な指がブラウスのボタンに、展開が急過ぎて嬉しい~でもどんな顔すればいいんだろう?教えてやろう!てこんなこと教えてくれなかったわよね(^^;
考えるな、感じたままに感じろっ・・・なんちゃって
「みやび・・・」
「十倉さん・・・」
「みやびちゃ~ん」←みやびママ
「へっ?」
嘘~なによっこんなときに
「アパートの上の階が水漏れでママの部屋が水びたしになっちゃったの~あらっ十倉さん!」
「こ、こんばんは」
「あらっあららどうしましょ、なんか私じゃましちゃったんじゃない?」
「そんなことないわよ」
「私はみやびちゃんと違って敏感なのよ、今日はこの部屋いつもと違う甘い香りがするもの、甘いフェロモンだわ~」
「まっママ!」
「お邪魔しました、僕ホテルに泊まりますんでごゆっくり」
「あらっ私がホテルに泊まるのに~だから遠慮しないで、ねっ」
「マーマ!」
「じゃあおやすみ」
「なんかごめんね」
「いや、みやびママって可愛くて好きだよ」
次の日・・・
「えーもう帰るの?」
「うん、前の会社でも力になってくれてたんだけど新事業にも興味があるから詳しく聞きたい、明日しか時間がないって言うから会ってくるわ」
「アメリカは遠いね」
「クリスマスには帰ってくるから」
「うん待ってる、身体に気を付けて」
「うん、君も」
*
今日はクリスマス!1日足を棒にして見つけた服に靴にバッグにコートに奮発しちゃった、贔屓の美容師さんにセットしてもらって、うん完璧・・・かな?一番綺麗な私であなたに会う・・・いざ成田へ!
遠距離恋愛って言っても今は携帯があるから気軽に電話できるし、LINEてホント便利よね。毎日会って会話してるようなものだもの、でもやっぱり会いたい~キスしたいっ ハグしたいっ それから・・・女は恋すると妄想が盛んになるのよね。
ドーン! キャー!
えっなに?なにがあったの?
「向こうの店でガス爆発があったみたいよ」
「怖い~」
大変・・・怪我人は?
幸い爆発の規模は小さく数台の消火器で火は消えたようだった。ここの商店街はよく訓練されてると感心した。人通りの少ない路地裏で見たところ怪我した人は少ないようだけど何人かいる。
「私は医者ですが救急車は?」
「呼びました」
「おばあさん、大丈夫ですか?」
「驚いて転んでしまって足が痛くて」
「大丈夫、折れてないですよ。足首をひねったんですね、病院に行ってレントゲンを撮りましょうね」
「トキさん、こちらお医者さんだって」
「おーそうかそうか」
「痛いよ~」
「血が出てるね、血が出てびっくりしただろうけど大丈夫よ(微笑) お母さん、綺麗なハンカチかなにかあったら出血したところをそれで押さえててください」
「はい」
「ガラスの破片で切ったみたいなんで病院でそれを言って破片が刺さってないかよく調べてもらうように」
「はい」
「あなたは・・・」
若い女の子の顔にガラスの破片が突き刺さっていた。女の子もそれがわかっているのだろう。顔に血の気がない・・・
「直ぐに救急車が来ます。あなたが今することは冷静になることです。怖いだろうけど不安だろうけど声を出したり顔の筋肉が動くと傷口が広がる恐れがあります。落ち着いて私の話を聞いてね、私は形成外科医です。少し時間はかかるけど今の技術ならきっと綺麗に治る。だからこれ以上傷口を広げないように心を静かに・・・頑張れっ!」
そういう私の手を彼女はきつく握り、私は彼女と一緒に救急車に乗った。
「先生、よろしくお願いします!」
「おうっまかしとけっ」
うん、きっと大丈夫。うわぁ~もうこんな時間だ・・・携帯がない
救急車の中に落としたのかな。とにかく行かなきゃ、急がなきゃ!
*
約束の時間からもう2時間も経ってる、連絡もしないで待っててくれるかな? 大丈夫、口は悪いけど優しい人だもん。
あっいたー! 向こうで手を振ってる、十倉さ~ん・・・・・・
ショウウインドウに映った自分の姿を見て唖然とした。髪はボサボサ化粧は半分落ちて、スカートはよれよれ、コートの裾には血がついてた。
駄目・・・こんなんじゃ会えない。。。
「みやび!どこへ行くんだ!」
私は走った、彼は追いかけてきた。あれっ意外と足早いんだ・・・そっか私ヒールだった、ヒールじゃちゃんと走れない、思わずこけそうになる私を彼は後ろから抱きしめた。
「どうして逃げるんだよ」
「だって・・・だってだって、一番綺麗な私であなたに会いたかったのに」
「綺麗だったよ」
「えっ?」
「さっきニュースで見たんだ、スマホで動画取るよりすることあるだろって言いたいけど(苦笑)おまえはとても綺麗だった、強くて優しくて美しい。まるでジャンヌダルクだよ」
「ジャンヌダルクって例えが昭和だよ(笑)」
「ジャンヌダルクは15世紀を生きた実在の人物だから昭和はおかしいだろ?」
「ほらっ昔昭和な時代にジャンヌダルクの映画とかあった気がするもの」
スマホで検索
「ジャンヌダルクの映画は1999年だ、昭和じゃないぞ」
「そっか、平成になってもう28年だもんね」
「そうだよ、昭和の頃はまだ高校生だよ」
「じゃあ昭和の男って例え間違ってたね、ごめ~ん誤る」
「いや間違ってはいない、高校生までに人格は形成されるからな」
「そっか・・・私も昭和の女ね(笑)」
「じゃあ昭和の男と女で今度カラオケで昭和枯れすすき歌おうか」
「古すぎっ!(笑)私あなたの声好きだわ、凄く心地いい
LINEで沢山話してるつもりだったけど生が一番!」
「俺は生ビールか(笑)」
「温かい・・・繋いだ手が温かい」
「うん、ニュースを見るまでは二時間が途方もなく長く感じちゃって(苦笑)」
「私も会えるまで不安で不安で、3か月会えなくても我慢できたのに」
「会えない時間が愛育てちゃったのよ・・・だろ?」
「なんでわかるの~」
「俺も同じこと考えてたから(微笑)」
「そう(いえ~い
)」
「レストランキャンセルしたし、ドライブでもしようかと思ってレンタカー借りたんだ、行こう」
「何処行くの?」
*
「着いた、子供の頃よく来た公園なんだ。」
「綺麗な噴水~」
「昔はただつつじが咲くだけの公園で夜になると真っ暗だったのにイルミネーションまでしてビックリだ」
「可愛い~優しい光・・・派手なイルミネーションより好きだわ」
「気にいった?」
「ええ、向こうは?」
「芝生広場、あそこでボール遊びしたな」
「へぇ~」
「こないだ、なんでもそっちから言うって拗ねただろっ」
「うん」
「俺からは言えないんだ・・・」
「えっ?」
「なんてったって俺はバツイチだ、一生幸せにしますと誓った人を幸せにできなかった」
「幸せなことも沢山あったと思うよ」
「もしなにか大変なことが起きて俺の大切な人二人が危険な目にあったとしたら俺は一寸も迷わずに千花を助けるだろう」
「そんなの当たり前じゃない、そうよ私はジャンヌダルクよ、自分のことは自分で守る。自分の食いぶちも自分で稼ぐ」
「みやび・・・」
「言われる前に言うわ」
「えっ?」
「ジャンヌダルクは自分を犠牲にして人々の為に戦ったのよね、さすがに私はジャンヌダルクは言い過ぎた、訂正するわ」
「確かに突っ込みどころではあるけど、そもそも俺がジャンヌダルクみたいだと言ったんだし」
「そうよ、そうよ、あなたが最初にそう言ったのよ」
「もうジャンヌダルクのことはいいから俺の話を真面目に聞いて欲しい」」
「真面目に?」
「みやび、俺と・・・結婚しないか、いや俺と結婚してください」
「けっけけけっ結婚~! べっ別に結婚しなくても一緒にいれればそれでいいのよ」
「ふーん、結婚するのが怖いんだ」
「なっなんで私が怖いのよ!怖いのは結婚に失敗したあなたじゃないの!?」
「幸せなことも沢山あったと思うよってさっき言ったろ?」
「そりゃそうだけど」
「俺はおまえに結婚という名の最高の料理を味合わせてやりたい。いや味合わせてやりたなんて傲慢だな、料理と違って結婚は二人で美味しくしていくものだから・・・駄目だ、結婚に失敗した俺がなに言っても陳腐に思えてくる。こんなダサいプロポーズってないな(苦笑)」
「どっち?」
「えっ?」
「私と結婚したいのしたくないのどっちなの?」
「したいけど・・・」
「じゃあ四の五の言わずに男らしくガツンと言ってよ、あなたは無駄に口数が多いのよ」
「おまえも私結婚できないんじゃなくてしないんですが口癖じゃないか、ハードル高いよ」
「そうよね、ただあなたと一緒にいるのは楽で楽しいけど結婚となると途端にハードルが高くなる気がする」
「一緒にハードル飛んでみないか」
「無理でしょ」
「へっ?」
「二人でハードルなんて飛べる訳ないわよ、やるんなら二人三脚よ」
本当に飛ぶ話してるんじゃないんだけど(^^;
「ちょっとやってみない、二人三脚」
「えっ?」
「私、得意だったんだ~芝生広場なら広いし人少ないし、行こっ行こっ」
「本当にやるの?」
「スカーフで足結んで、ほらっ 一、二、一、二」
「一、二(笑) おっとっと・・・」
チャリーン
「なに?」
「10セント硬貨だ、ポケットに入っていたのが落ちたんだな・・・そうだっ!」
「なに?」
「10セント硬貨に聞いてみよう」
「えっ?」
「この10セント硬貨を投げるから、もし表が出たら結婚する。もし裏だったら今の関係を続けるけど結婚はしない」
「そんな大事なこと10セント硬貨で決めるなんて・・・」
「今日はクリスマスイブで、明日はクリスマスでキリストの生誕日といっても本当は定かではないそうだけど(^^; クリスマスってことで神様の手にゆだねてみるのもいいんじゃないか」
「そうね、それもいいかも(笑)」
「よしっ」
宙を舞う10セント硬貨が十倉の手の平に落ちる・・・
「どっちどっち」
「よしっ 表だ!」
「やった!」
「て・・・・・」
「私たち表で喜んでるね(笑)」
「だな(笑)」
「私、クリスマスに奇跡なんて起きないと思ってた」
「奇跡? 確率で言うと裏か表の2分の1の確率だけどな」
「ううん、やっぱりこれは奇跡よ、どういうわけだか急に二人三脚したくなったり、几帳面なあなたがポケットにコイン入れっぱなしにしてたり」
「そういえばどうしてポケットにコインが入ってたんだろ?(笑)それに最初はレストランでプロポーズの予定だったし、空港に行くのにタクシー拾おうと思ったら横入されてくそっと思ったらそのタクシーが追突事故に遭ってたし」
「へぇ~」
「そうだよ、まずはそこだよ。あのタクシーに乗ってたら今頃は病院だよ」
「よかった~事故に遭わなくて、小さい奇跡が積み重なったのね(微笑) おかげで私はなんの迷いもなくあなたと結婚する! 幸せになる!」
「俺も幸せになる! 一緒に幸せになろうな」
「指輪・・・嬉しい~ありがとう」
*
それからのことはよく覚えてない。家に帰って二人で盛り上がってワイン飲み過ぎて気がついたら朝だった・・・またもや不発
はっそういえば私たちってまだしてなかった・・・それでプロポーズ受けたんだ。いやーん、なんだか純愛
今日はクリスマスだからとママを招待した。結婚の報告を聞いてびっくりし過ぎてなにか事故があったら大変だから私のマンションで二人で話そうというのが彼の提案だ、確かにこれで心臓発作も腰を抜かす心配もしなくて済む。
嬉しさのあまり狂喜乱舞で足が地面についていないママをマンションまで送っていった。
「やっと親孝行できた、ありがとう」
「ちゃっかりお色直し3回、約束させられちゃったな(笑)」
「ごめんね~」
「いいよ(微笑)」
朝日の降り注ぐベッドで静かな寝息をたててるあなた、綺麗な寝顔・・・
「誰の寝顔が綺麗だって?口からヨダレ垂らして随分とだらしない顔で寝てたよ」
「えっ嘘~(あれは夢だったのか)」
「嘘だよ(微笑)、今日は仕事だろ、朝ご飯作ったから食べて」
「うん、ありがとう」
なんだろ、朝から優しい・・・
「美味しい~高級旅館泊まったみたいな朝ごはんね」
「高級旅館の朝ごはんが美味しいとはかぎらないぜ」
「そうよね、あなたが一番美味しい、もといあなたの作った朝ごはんが一番美味しいわ」
「うん(微笑)」
朝から流れるこの幸せな空気、優しいあなた・・・
もしかして私あなたのこと満足させちゃいました~? 若くはないけど熟してるもんね40女(^^;
「そうでもない、思ったよりピチピチ・・・は言い過ぎだな、ぴちってた」
「あっありがとう あなたも・・・あなたって着痩せするのね」
「鍛えてるからな(エヘン) だが俺様を満足させちゃいました? なんてどの口が言う?」
「私の心の声が聞こえるの?」
「師匠にとっては弟子の考えてることくらいは大体わかる」
「お願いです師匠! 私に師匠を満足させる方法を教えてください!」
「よしっいいだろう、教えてやろう!」
「ちょっと待ってください、今メモの用意を」
「それは愛だ、一に愛、二に愛、三も愛」
「愛、愛、愛(メモメモ)ん? 私師匠のこと海より深く愛してます」
「俺も君のことを世界の果てまで愛してる」
「だったら愛は十分に足りてるじゃないですか」
「そうだ・・・だから」
わかった~私がどうだったか知りたいんだ! でもそんなの言わなくてもわかるでしょうに~
いつも自信満々な俺様なのにシャイなところもあるのね~可愛い
ふと微笑むみやび。
「なに?」
「昨日は素敵な夜だったなと思ったら、ちょっと恥ずかしくなってあなたの顔まともに見れないわ(照)」
女は女優よ byみやび
「うん・・・君はとても綺麗だった(照)」
「えっ・・・」
普段口悪いのに、ふと言うのね~女心をくすぐる言葉
あーん、仕事行かないでいちゃいちゃしたーい。こんなこと思うのって若者と一緒じゃん。恋に年は関係ないか。。。
「夜なに食べたい?」
「うーんとね、おまかせで」
「オッケー」
「楽しみにしてるね」
「ご飯食べたらイチャイチャしような
」
「うん(嬉)」
また読まれた? 顔に書いてある?(^^; 違うっ 同じこと考えてるんだよね
仕事納めの28日まで後3日、頑張ろう~!
トントントン 彼の足音がする。その足音を聞いただけで私は笑顔になる。
間違いなくあなたはここにいる。これからもずっと・・・ずっと。
「今から走るの」
「うん」
「じゃあ」
「行ってらっしゃい、みやび!」
少し高めの明るく優しい声、あなたの声のように12月の終わりとは思えない温かい朝です。 end
楽しんで頂けたなら幸いです。感想頂けるととても嬉しいです。Web拍手をクリックすると拍手が送れます。拍手だけでも送れますがコメント欄がありましてこちらは非公開になってます。よろしかったら一言どうぞ、お待ちしてまーす。
「そんなんだからおまえは結婚できないんだよ」
「私、結婚できないんじゃなくてしないの~!」
「わかってるって」
また言ってしまった(^^;
「なんか・・・」
「なんか?」
「まくしたてたらお腹空いた」」
「なんか作るか」
「えっホントに?ヤッター」
2人で買い物に行ってみやびの部屋で料理を作る十倉さん、いいな~。
「ご馳走様~美味しかったー」
「そんなの当たり前だ」
「そりゃそうだけど、あっマンション引き払ったし泊まるとこどうするの?うち泊まってく?」
「なんでいつもおまえの方から言うんだよ」
「へっ?」
「あなたと一緒にいたいとか、今日泊まってく?とか」
「あっあーーー 先に言われたの嫌なんだ、昭和の男だね(笑)」
「ああそうだよ、昭和な男の俺は気がついたら誰かとベッドで朝を迎えてましたとか(見てたのか?) 誰が乗るかわからないようなエレベーターでキスするなんてことはしないし」
「あれはちょっと反省してるけど気持ちが盛り上がってついなんてことあなただってあったでしょ?」
「俺は・・・あまのじゃくなんだ」
「そうよね、そんな感じ~。だとすると私のこと女として見たことあるってことよね?」
「ああ」
「えっ・・・」 キタ――(゚∀゚)――!!十倉さんと初めてのキス

なんだろ?キスってこんなにいいもんだった?いや、大した経験はしてないんだけど・・・料理の上手い男はキスも上手いのか(知りません)
あっ・・・どうしよう。十倉さんの綺麗な指がブラウスのボタンに、展開が急過ぎて嬉しい~でもどんな顔すればいいんだろう?教えてやろう!てこんなこと教えてくれなかったわよね(^^;
考えるな、感じたままに感じろっ・・・なんちゃって

「みやび・・・」
「十倉さん・・・」
「みやびちゃ~ん」←みやびママ
「へっ?」
嘘~なによっこんなときに

「アパートの上の階が水漏れでママの部屋が水びたしになっちゃったの~あらっ十倉さん!」
「こ、こんばんは」
「あらっあららどうしましょ、なんか私じゃましちゃったんじゃない?」
「そんなことないわよ」
「私はみやびちゃんと違って敏感なのよ、今日はこの部屋いつもと違う甘い香りがするもの、甘いフェロモンだわ~」
「まっママ!」
「お邪魔しました、僕ホテルに泊まりますんでごゆっくり」
「あらっ私がホテルに泊まるのに~だから遠慮しないで、ねっ」
「マーマ!」
「じゃあおやすみ」
「なんかごめんね」
「いや、みやびママって可愛くて好きだよ」
次の日・・・
「えーもう帰るの?」
「うん、前の会社でも力になってくれてたんだけど新事業にも興味があるから詳しく聞きたい、明日しか時間がないって言うから会ってくるわ」
「アメリカは遠いね」
「クリスマスには帰ってくるから」
「うん待ってる、身体に気を付けて」
「うん、君も」
*
今日はクリスマス!1日足を棒にして見つけた服に靴にバッグにコートに奮発しちゃった、贔屓の美容師さんにセットしてもらって、うん完璧・・・かな?一番綺麗な私であなたに会う・・・いざ成田へ!
遠距離恋愛って言っても今は携帯があるから気軽に電話できるし、LINEてホント便利よね。毎日会って会話してるようなものだもの、でもやっぱり会いたい~キスしたいっ ハグしたいっ それから・・・女は恋すると妄想が盛んになるのよね。
ドーン! キャー!
えっなに?なにがあったの?
「向こうの店でガス爆発があったみたいよ」
「怖い~」
大変・・・怪我人は?
幸い爆発の規模は小さく数台の消火器で火は消えたようだった。ここの商店街はよく訓練されてると感心した。人通りの少ない路地裏で見たところ怪我した人は少ないようだけど何人かいる。
「私は医者ですが救急車は?」
「呼びました」
「おばあさん、大丈夫ですか?」
「驚いて転んでしまって足が痛くて」
「大丈夫、折れてないですよ。足首をひねったんですね、病院に行ってレントゲンを撮りましょうね」
「トキさん、こちらお医者さんだって」
「おーそうかそうか」
「痛いよ~」
「血が出てるね、血が出てびっくりしただろうけど大丈夫よ(微笑) お母さん、綺麗なハンカチかなにかあったら出血したところをそれで押さえててください」
「はい」
「ガラスの破片で切ったみたいなんで病院でそれを言って破片が刺さってないかよく調べてもらうように」
「はい」
「あなたは・・・」
若い女の子の顔にガラスの破片が突き刺さっていた。女の子もそれがわかっているのだろう。顔に血の気がない・・・
「直ぐに救急車が来ます。あなたが今することは冷静になることです。怖いだろうけど不安だろうけど声を出したり顔の筋肉が動くと傷口が広がる恐れがあります。落ち着いて私の話を聞いてね、私は形成外科医です。少し時間はかかるけど今の技術ならきっと綺麗に治る。だからこれ以上傷口を広げないように心を静かに・・・頑張れっ!」
そういう私の手を彼女はきつく握り、私は彼女と一緒に救急車に乗った。
「先生、よろしくお願いします!」
「おうっまかしとけっ」
うん、きっと大丈夫。うわぁ~もうこんな時間だ・・・携帯がない

*
約束の時間からもう2時間も経ってる、連絡もしないで待っててくれるかな? 大丈夫、口は悪いけど優しい人だもん。
あっいたー! 向こうで手を振ってる、十倉さ~ん・・・・・・
ショウウインドウに映った自分の姿を見て唖然とした。髪はボサボサ化粧は半分落ちて、スカートはよれよれ、コートの裾には血がついてた。
駄目・・・こんなんじゃ会えない。。。
「みやび!どこへ行くんだ!」
私は走った、彼は追いかけてきた。あれっ意外と足早いんだ・・・そっか私ヒールだった、ヒールじゃちゃんと走れない、思わずこけそうになる私を彼は後ろから抱きしめた。
「どうして逃げるんだよ」
「だって・・・だってだって、一番綺麗な私であなたに会いたかったのに」
「綺麗だったよ」
「えっ?」
「さっきニュースで見たんだ、スマホで動画取るよりすることあるだろって言いたいけど(苦笑)おまえはとても綺麗だった、強くて優しくて美しい。まるでジャンヌダルクだよ」
「ジャンヌダルクって例えが昭和だよ(笑)」
「ジャンヌダルクは15世紀を生きた実在の人物だから昭和はおかしいだろ?」
「ほらっ昔昭和な時代にジャンヌダルクの映画とかあった気がするもの」
スマホで検索
「ジャンヌダルクの映画は1999年だ、昭和じゃないぞ」
「そっか、平成になってもう28年だもんね」
「そうだよ、昭和の頃はまだ高校生だよ」
「じゃあ昭和の男って例え間違ってたね、ごめ~ん誤る」
「いや間違ってはいない、高校生までに人格は形成されるからな」
「そっか・・・私も昭和の女ね(笑)」
「じゃあ昭和の男と女で今度カラオケで昭和枯れすすき歌おうか」
「古すぎっ!(笑)私あなたの声好きだわ、凄く心地いい

「俺は生ビールか(笑)」
「温かい・・・繋いだ手が温かい」
「うん、ニュースを見るまでは二時間が途方もなく長く感じちゃって(苦笑)」
「私も会えるまで不安で不安で、3か月会えなくても我慢できたのに」
「会えない時間が愛育てちゃったのよ・・・だろ?」
「なんでわかるの~」
「俺も同じこと考えてたから(微笑)」
「そう(いえ~い

「レストランキャンセルしたし、ドライブでもしようかと思ってレンタカー借りたんだ、行こう」
「何処行くの?」
*
「着いた、子供の頃よく来た公園なんだ。」
「綺麗な噴水~」
「昔はただつつじが咲くだけの公園で夜になると真っ暗だったのにイルミネーションまでしてビックリだ」
「可愛い~優しい光・・・派手なイルミネーションより好きだわ」
「気にいった?」
「ええ、向こうは?」
「芝生広場、あそこでボール遊びしたな」
「へぇ~」
「こないだ、なんでもそっちから言うって拗ねただろっ」
「うん」
「俺からは言えないんだ・・・」
「えっ?」
「なんてったって俺はバツイチだ、一生幸せにしますと誓った人を幸せにできなかった」
「幸せなことも沢山あったと思うよ」
「もしなにか大変なことが起きて俺の大切な人二人が危険な目にあったとしたら俺は一寸も迷わずに千花を助けるだろう」
「そんなの当たり前じゃない、そうよ私はジャンヌダルクよ、自分のことは自分で守る。自分の食いぶちも自分で稼ぐ」
「みやび・・・」
「言われる前に言うわ」
「えっ?」
「ジャンヌダルクは自分を犠牲にして人々の為に戦ったのよね、さすがに私はジャンヌダルクは言い過ぎた、訂正するわ」
「確かに突っ込みどころではあるけど、そもそも俺がジャンヌダルクみたいだと言ったんだし」
「そうよ、そうよ、あなたが最初にそう言ったのよ」
「もうジャンヌダルクのことはいいから俺の話を真面目に聞いて欲しい」」
「真面目に?」
「みやび、俺と・・・結婚しないか、いや俺と結婚してください」
「けっけけけっ結婚~! べっ別に結婚しなくても一緒にいれればそれでいいのよ」
「ふーん、結婚するのが怖いんだ」
「なっなんで私が怖いのよ!怖いのは結婚に失敗したあなたじゃないの!?」
「幸せなことも沢山あったと思うよってさっき言ったろ?」
「そりゃそうだけど」
「俺はおまえに結婚という名の最高の料理を味合わせてやりたい。いや味合わせてやりたなんて傲慢だな、料理と違って結婚は二人で美味しくしていくものだから・・・駄目だ、結婚に失敗した俺がなに言っても陳腐に思えてくる。こんなダサいプロポーズってないな(苦笑)」
「どっち?」
「えっ?」
「私と結婚したいのしたくないのどっちなの?」
「したいけど・・・」
「じゃあ四の五の言わずに男らしくガツンと言ってよ、あなたは無駄に口数が多いのよ」
「おまえも私結婚できないんじゃなくてしないんですが口癖じゃないか、ハードル高いよ」
「そうよね、ただあなたと一緒にいるのは楽で楽しいけど結婚となると途端にハードルが高くなる気がする」
「一緒にハードル飛んでみないか」
「無理でしょ」
「へっ?」
「二人でハードルなんて飛べる訳ないわよ、やるんなら二人三脚よ」
本当に飛ぶ話してるんじゃないんだけど(^^;
「ちょっとやってみない、二人三脚」
「えっ?」
「私、得意だったんだ~芝生広場なら広いし人少ないし、行こっ行こっ」
「本当にやるの?」
「スカーフで足結んで、ほらっ 一、二、一、二」
「一、二(笑) おっとっと・・・」
チャリーン
「なに?」
「10セント硬貨だ、ポケットに入っていたのが落ちたんだな・・・そうだっ!」
「なに?」
「10セント硬貨に聞いてみよう」
「えっ?」
「この10セント硬貨を投げるから、もし表が出たら結婚する。もし裏だったら今の関係を続けるけど結婚はしない」
「そんな大事なこと10セント硬貨で決めるなんて・・・」
「今日はクリスマスイブで、明日はクリスマスでキリストの生誕日といっても本当は定かではないそうだけど(^^; クリスマスってことで神様の手にゆだねてみるのもいいんじゃないか」
「そうね、それもいいかも(笑)」
「よしっ」
宙を舞う10セント硬貨が十倉の手の平に落ちる・・・
「どっちどっち」
「よしっ 表だ!」
「やった!」
「て・・・・・」
「私たち表で喜んでるね(笑)」
「だな(笑)」
「私、クリスマスに奇跡なんて起きないと思ってた」
「奇跡? 確率で言うと裏か表の2分の1の確率だけどな」
「ううん、やっぱりこれは奇跡よ、どういうわけだか急に二人三脚したくなったり、几帳面なあなたがポケットにコイン入れっぱなしにしてたり」
「そういえばどうしてポケットにコインが入ってたんだろ?(笑)それに最初はレストランでプロポーズの予定だったし、空港に行くのにタクシー拾おうと思ったら横入されてくそっと思ったらそのタクシーが追突事故に遭ってたし」
「へぇ~」
「そうだよ、まずはそこだよ。あのタクシーに乗ってたら今頃は病院だよ」
「よかった~事故に遭わなくて、小さい奇跡が積み重なったのね(微笑) おかげで私はなんの迷いもなくあなたと結婚する! 幸せになる!」
「俺も幸せになる! 一緒に幸せになろうな」
「指輪・・・嬉しい~ありがとう」
*
それからのことはよく覚えてない。家に帰って二人で盛り上がってワイン飲み過ぎて気がついたら朝だった・・・またもや不発

はっそういえば私たちってまだしてなかった・・・それでプロポーズ受けたんだ。いやーん、なんだか純愛

今日はクリスマスだからとママを招待した。結婚の報告を聞いてびっくりし過ぎてなにか事故があったら大変だから私のマンションで二人で話そうというのが彼の提案だ、確かにこれで心臓発作も腰を抜かす心配もしなくて済む。
嬉しさのあまり狂喜乱舞で足が地面についていないママをマンションまで送っていった。
「やっと親孝行できた、ありがとう」
「ちゃっかりお色直し3回、約束させられちゃったな(笑)」
「ごめんね~」
「いいよ(微笑)」
朝日の降り注ぐベッドで静かな寝息をたててるあなた、綺麗な寝顔・・・
「誰の寝顔が綺麗だって?口からヨダレ垂らして随分とだらしない顔で寝てたよ」
「えっ嘘~(あれは夢だったのか)」
「嘘だよ(微笑)、今日は仕事だろ、朝ご飯作ったから食べて」
「うん、ありがとう」
なんだろ、朝から優しい・・・
「美味しい~高級旅館泊まったみたいな朝ごはんね」
「高級旅館の朝ごはんが美味しいとはかぎらないぜ」
「そうよね、あなたが一番美味しい、もといあなたの作った朝ごはんが一番美味しいわ」
「うん(微笑)」
朝から流れるこの幸せな空気、優しいあなた・・・
もしかして私あなたのこと満足させちゃいました~? 若くはないけど熟してるもんね40女(^^;
「そうでもない、思ったよりピチピチ・・・は言い過ぎだな、ぴちってた」
「あっありがとう あなたも・・・あなたって着痩せするのね」
「鍛えてるからな(エヘン) だが俺様を満足させちゃいました? なんてどの口が言う?」
「私の心の声が聞こえるの?」
「師匠にとっては弟子の考えてることくらいは大体わかる」
「お願いです師匠! 私に師匠を満足させる方法を教えてください!」
「よしっいいだろう、教えてやろう!」
「ちょっと待ってください、今メモの用意を」
「それは愛だ、一に愛、二に愛、三も愛」
「愛、愛、愛(メモメモ)ん? 私師匠のこと海より深く愛してます」
「俺も君のことを世界の果てまで愛してる」
「だったら愛は十分に足りてるじゃないですか」
「そうだ・・・だから」
わかった~私がどうだったか知りたいんだ! でもそんなの言わなくてもわかるでしょうに~
いつも自信満々な俺様なのにシャイなところもあるのね~可愛い

ふと微笑むみやび。
「なに?」
「昨日は素敵な夜だったなと思ったら、ちょっと恥ずかしくなってあなたの顔まともに見れないわ(照)」
女は女優よ byみやび
「うん・・・君はとても綺麗だった(照)」
「えっ・・・」
普段口悪いのに、ふと言うのね~女心をくすぐる言葉

あーん、仕事行かないでいちゃいちゃしたーい。こんなこと思うのって若者と一緒じゃん。恋に年は関係ないか。。。
「夜なに食べたい?」
「うーんとね、おまかせで」
「オッケー」
「楽しみにしてるね」
「ご飯食べたらイチャイチャしような

「うん(嬉)」
また読まれた? 顔に書いてある?(^^; 違うっ 同じこと考えてるんだよね

仕事納めの28日まで後3日、頑張ろう~!
トントントン 彼の足音がする。その足音を聞いただけで私は笑顔になる。
間違いなくあなたはここにいる。これからもずっと・・・ずっと。
「今から走るの」
「うん」
「じゃあ」
「行ってらっしゃい、みやび!」
少し高めの明るく優しい声、あなたの声のように12月の終わりとは思えない温かい朝です。 end
楽しんで頂けたなら幸いです。感想頂けるととても嬉しいです。Web拍手をクリックすると拍手が送れます。拍手だけでも送れますがコメント欄がありましてこちらは非公開になってます。よろしかったら一言どうぞ、お待ちしてまーす。
VOICE更新!メリークリスマスありがとう~直人、大好きだよ
久しぶりにコメント書きました
十倉さんは相変わらず俺様
だけど優しいんですよね
シャイだから俺様で誤魔化してるんですね
いやいやぁ、二人のラブラブがみれるとは嬉しいです
みやびの天然も健在でかわいいです
2人3脚、あの二人ならホントにやりそうですね(笑)
結婚してもあーだこーだ言いながら仲良く師匠と弟子ごっこをするんでしょうね
クリスマスにステキなお話をありがとうございました
ドラマの最後が消化不良になりそうだったので
スッキリです!
最初の感想頂くまではドキドキしてます。小心者なんですよ(笑)
>シャイだから俺様で誤魔化してるんですね
ですよね、口は悪いけど優しいよね。今風で言うとツンデレですね。
みやびは天然で可愛いですよね。最初は書くのにちょっと考えましたが、書いているうちにドラマの二人が蘇ってきて、やっぱりこの2人はお似合いだな~と会話も弾みました。
ドラマで見れなかった二人のラブラブ書かずにはいられませんよ(笑)
スッキリできてよかったです。
素敵なクリスマスプレゼントでした。
あのDVDの最後じゃねぇ・・・(^^;)
ラブラブな二人が見れてうれしかったです。
また、いろいろなカップルを妄想して下さいね。
松浦さん親子のその後なんてどうですか?(笑)
ラストコップ、
Huluの番外編は、もう見られましたか?
以前、娘の家で契約してて、何故かうちのPCでも見えるようにしてくれてたんですが、解約したみたいでガックシ。で、2週間の無料放送を利用して(^^;)そろそろ契約しようと思ってます。
いっぱい見れるんですが、身体は一つ、時間も無いし、あんまり必要ないかなと・・・。
あのあと、キャーっ、急な展開になってたなんて…
とっ、そのタイミングでみやびママ!!!
も~まりりんさんったらいいところで~
プロポーズもなかなか素直に言えない、コイントスしちゃう俺様な十倉さん!
相変わらずな師匠と弟子、ホント2人らしい…お似合いだわ
ベットで静かな寝息をたててるあなた、綺麗な寝顔…
←ここ妄想しちゃいましたぁ、みやびちゃんいいなぁ
十倉さん、みやびちゃん、お幸せに~♪♪♪
X'masに素敵なラブストーリーありがとうございます
素敵なクリスマスプレゼントでしたか、わーい嬉しいです。ドラマでは見れませんでしたからね、ラブラブを書くのは使命だと思ってます。松浦さん親子だとラブラブは無いですよ(笑)
Huluの変身・後編では松浦さんも出てきて素敵で思い出し笑いするほど面白かったです。
2週間のお試しならギリギリで契約していいと思います。私は福井放送から申し込んで30日間無料です。そちら地方にはありませんか?
ドラマでキスシーンが見たい!が私の切なる願いだったんですがなにもなかったので、あの笑顔までにこんなことがあったに違いないと妄想しまくりました。楽しんで頂けて嬉しいです。
>ベットで静かな寝息をたててるあなた、綺麗な寝顔…
どうしても入れたかったシーンなんですが、十倉さんの方が早く起きて朝ごはん作ってるのでこれはみやびの夢の中のワンシーンなんです(^^;
お似合いの二人で直人と中谷さんの相性もよかったですよね。
書いていてとても楽しかったです。
昨日、長々と感想を書いたのに消えてしまいまして、、おぼろげに覚えている感想を(;^_^A
あの2人がくっついたとしても結婚はないのかなぁと思っていました。結婚に失敗した十倉さんからはみやびに言えないだろうなと。
だから「俺からは言えないんだ」と言うセリフ!なんとも切なくて好きです!
でも、やっぱり幸せになって欲しいので、最後に結婚のお話が出てきて嬉しかったです。
ドラマの最後のみやびのあの笑顔。
あの足はもちろん、どう考えても十倉さんで、そこを小説の最後にもってくるのが上手いなぁと思いました。
なんだか感想、まとまりなくなってしまいましたね(;^_^A
また感想、思いついたら書きます。
ありがとうございました。
結婚しないラストもありなんですが、いやそれじゃドラマと一緒だと思って、それじゃあどうやって結婚まで持っていこうかなとちょっと考えました。ちょっとというより試行錯誤しました(笑)一度結婚に失敗してるのはネックですよね。それとドラマで見れなかったシーンをあれやこれや妄想して書いてる私も読んでいる皆さんにも楽しんで欲しいなと思いました。楽しんで頂けて嬉しいです。
あの足、ドラマ本編でも入れて欲しかったですね。
感想はいつでも大歓迎です。
やっと読ませて貰いました!
最終回の最後があんな感じだったから
何だかなぁーで不完全燃焼でしたが
有難う!スッキリしました(笑)
2人のイチャイチャを妄想しまくりです。
また時間があったら読ませて貰いますね!
スッキリしてよかったです。存分に妄想してくださいね(笑)
北陸新幹線も出来たことだし、今年辺り金沢に来てくれるかなと密かに期待してます。その節はよろしくです