受け身、受け身文、受動態と、それぞれの違いを、受身形という語形、主体の表現を文にする、主体と客体の関係を表現する、その言語の違いを見ることになって、往きつくところは、文法における主語か、あるいは表現における主体か、そして言語対照による言語現象の捉え方となる。態の変換を経て目的語を明確にするかしないかは能動受動の根本にあるわけではないが、その基本には主語と述語動詞に目的語という文の要素と、主語と受け身語形の関係で文の成分を捉えているちがいがある。日本語の受け身文はそれだけ表現性があるのか、ないのか、言われるところの、と見られる、と言われている、とされている、と考えられる、などなど、おこされた問題は、自然発生の視点がまずあるのである。 . . . 本文を読む
ことしもあとわずか、年内の仕事納め、明日金曜日の方々も多い。明治来、役所の締めによる。平成から令和の御代代わりに世相はいかがでしたか。良いお年をお迎えくださるよう、祈念いたします。令和元年はいつもにもまして、重要な1年であったようです。自然災害、気候変動、ネットサイトの虚実と、ますますもって情報の速さに混沌としています。平成の30年を、令和の30年に見据えて、ことなきを願いたいものです。おみえになり、ありがとうございました。
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>ネット流行語100とは、その一年にネット上で一番流行した単語を年末に決定し、表彰を行う企画及び関連する番組である。
主催をするのは、ネット上で人気のワードやキャラクターに関する記事が中心に取り揃っている自由編集型事典サービス「ニコニコ大百科」と「ピクシブ百科事典」。「100」も両サービスの名前にある「百」から取られている。
「ネット流行語100」は一般投票の票数によって決まるわけではなく、ニコニコ大百科とピクシブ百科事典に記事が存在する単語のその一年間の合計PV数(ページビュー数)によってノミネート上位100個の単語及び年間大賞となる単語などが決定される。 . . . 本文を読む
日本語の特徴は新語、流行語にある。隠語、俗語は造語力があるとされた漢字語彙を超えて、今はネットスラング、若者語、そして流行語に顕著な、しかし現象としては泡沫ともなる、日本語となっている。 . . . 本文を読む
降誕会 ごうたんえ という読みで、変換した。降誕 こちらは、こうたん という読みである。降誕祭 ちなみに、こうたんさい の読みで出てきた。ごうたんさい、濁った、ごう と清音の、こう の二つの読みで違ってくる。ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説 降誕会ごうたんえ、「灌仏会」を項目で上げて、見よ、とあり、仏教の諸宗派で、その宗祖の誕生を記念して行う法会という、辞書解説、ただし、精選日本国語大辞典は、よみを、こうたんえ、とも読むとする。一方で、こうたんさい について、デジタル大辞泉の解説 1 聖人や偉人などの誕生日を祝う祭典。2 キリストの誕生を祝う祭典。クリスマス。 と見え、>世界大百科事典 第2版の解説
こうたんさい【降誕祭 Christmas】ナザレのイエスの誕生日として4世紀以後祝われるようになったキリスト教の祭日。日本でもクリスマスと呼ばれて親しまれている。クリスマスは、祭日である。 . . . 本文を読む
にくきもの。急ぐことあるをりに来て、長言するまらうと。あなづりやすき人ならば、のちに、とても、やりつべけれど、さすがに心はづかしき人、いとにくく、むつかし。硯に髪の入りて、すられたる。また、墨の中に、石のきしきしときしみ鳴りたる。
>硯に髪の毛がはいっている状態ですられているの(も憎たらしい)。また、墨の中に、石が(入っていて)きしきしと軋み音が出ているの(も憎らしい)。
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日本語の特徴を音韻、文法、語彙の分野から述べる国語の特徴がある。現代日本語の特徴というと、音声、文法、意味の分野からとらえる言語特徴がある。国語といい、日本語といい、同じ対象でありながら、伝統的な実証と、科学的な証明による違いが特徴の捉え方にも表れる。日本語教育で日本語の特徴を見るには対照言語の見方になることがある。検索してヒットするのはキーワードにもよる。日本語の特徴、現代日本語の特徴のいずれも、日本語の言語特徴としての説明になるようである。その中で巨視的に見るものがあって、一般の理解には興味深い項目である。次に紹介し、詳しくはサイトに興味ある解説がある。 . . . 本文を読む
一陽来復、冬至、昼と夜と長さが同じと説明する春分秋分に比べ、夜が最も長いとする。、地点によって、実際はどうか。日の出と日の入の定義、それは、太陽の上辺が地平線と一致する瞬間とする、つまり、太陽の半径分だけ差が生じる。https://www.nao.ac.jp/faq/a0303.html による。さらに、大気の中を通る光の屈折によって、少し浮き上がって見える、とみえて、35分8秒角、時間ではなく角度の単位、浮き上がるとして計算するようである。プラス7分、マイナス7分ぐらいの差で、最大14分ぐらいの違いが出るとなると、これはずいぶんと長い。 . . . 本文を読む
>助動詞「ゆ」「らゆ」は平安時代になると「る」「らる」に取って代わられた。「思ほゆ」などは和歌で使われ続けた。江戸時代には国学者流歌人が万葉調の歌において度々用いるようになって復活し、近代に至る。現代口語には「いわゆる」「あらゆる」などに化石的に残っている。思ほゆ 偲はゆ 泣かゆ 忘らゆ 語源は動詞「生(あ)る」との関連が指摘されている。奈良時代には多く「ゆ」「らゆ」が用いられ、「る」「らる」は平安時代以後に多くなる。現代口語には「れる」「られる」の形で継承されている。 . . . 本文を読む
天安門事件の証言ドキュメント、BS1スペシャルを観た。30年を経て、口を開く当事者たち、それで、真実が語られたのか、事実が語られたのか。あれから、それから、そして、これからの30年がある。BS1スペシャル「証言ドキュメント 天安門事件30年」
• 2019年12月21日(土) 午後8時00分(110分)
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