せわたり、年の瀬渡り、と書いて、この造語はどうかと、瀬渡を検索すると、渡り瀬 わたりぜ がヒットした。さらに渡り手となって、天の川のことになってしまった。さて、ふたつが似たような事件と言うのは的外れ、しかし2008年11月に起きた事件を検索してヒットした、元厚生事務次官宅連続襲撃事件とあったので、現役ではない厚生省官僚トップの自宅が続いて襲われたことと、いま公判の記事で関心を持たれている事件に、キーワードともにエリートと高齢、殺傷であるという、ただそれだけの記憶のかかりかたに、10年ひと昔は思い起こせないが、年の瀬にあらためて不条理を感じてしまう。また、一方で、政治家の支持率が40%になって、それを急落、政権の危機かと書き立てるメディアが、桜の会、桜見物を事件化しようと野党に合わせて執拗に追いかけている、報道には、英国選挙のEU離脱を決定づけた与党勝利に比べてのその国情の違いがあって、どうなっているのだと、思ってしまう。 . . . 本文を読む