現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

オーラルアプローチ

2019-12-12 | 日本語教育
オーラルメソッドが英語教育で1930年代に開発されて、それは英語教育よりもむしろ日本語教育に影響して、長沼直兄の、ナガヌマリーダーと呼ばれる、日本語標準読本で実践されたようである。そのメソッドはパーマーメソッドである。1923年、大正12年に文部省英語教授顧問となった、ハロルド・パーマーを初代所長にして設立の英語教授研究所が前身、のちに語学教育研究所となる。パーマーは1936年にイギリスに帰国した。>来日後、日本の学校でオーラルメソッドの精神を生かすために研究してまとめたものがEnglish through Actionsである。さらにオーラルメソッドの精神をコンパクトにまとめたものがThe First Six Weeks of Englishである。 ウイキペディアより 日本語教授法と言えば、このメソッドを取り入れて、日本国内で行われた。オーラルメソッドは英語学習で地域に広がりを見せて、米国では、オーディオリンガルメソッド、アーミーメソッド、オーディオリンガルアプローチとして展開する。>オーラルアプローチは1940-1950年代にかけて、世界中の外国語教授法に影響を与えました。Charles C. Fries やLado の提唱した教授法です。ミシガン大学では、戦争中に外国語を使える人材を育成するために、ASTP (the Army Specialized Training Program)を開発しました。 . . . 本文を読む

プレ・オーディオリンガル

2019-12-12 | 日本語教育
日本語教育で、この方法は、なにに拠ってどのように、どういう実践がされていたのか、それを説明するものがないのは、そのとき、その時代の教授法実践者が発言をしないからであろうが、その後もまだこの方法による教育法があるからでもある。敗戦1945年をはさんで日本語教育は1950年代に日本国内で始まる。その戦後の混乱期に日本語教育が全くなかったわけではない。1946年、日華、満州、蒙古の留学生たちが国際学友会にうつり、また1951年に国際学友会に日本語クラスの復活、1950年の中国の留学生たちの帰国、国費外国人留学生の、1954年東京外国語大学、大阪外国語大学に留学生別科設置と、1960年にはインドネシア賠償留学生の制度が始まったころである。国費留学生、学部学生の制度が文科系学生は東京外大、理科系学生は千葉大学で始まる。 . . . 本文を読む

AL法、PAL法

2019-12-12 | 日本語教育
日本語教授法の歴史とここにとりあげて、グアン式、ナチュラルメソッドに始まり、パーマーの英語教育に取り入れたオーラルアプロ―チの影響を受けた教授法が、訳読法に対して位置して、敗戦後の流れをとらえることになる。日本語教授法は外地の日本語教育と見る方法に、内地では中国留学生に対する漢語との対訳で教える教育法が実践されていた。その当時の英語教育に発言するのは、おこがましいのであるが、1950年代の中学生であったわたしには、英語教科書が構造主義の文型から学習する内容であったと思い出すが、それは文法解説をして翻訳をする基礎学習であり、次いで高校の学校時代には受験教育につながる英文解釈法となって、語学教授法となるかどうか、その経緯があった。そこで、外国教授法の歴史にかさねて説明があるこのじき、1945年以降、1950年代のころを . . . 本文を読む