現代日本語百科   けふも  お元気ですか

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かぶく、かぶき

2018-04-02 | 日本語百科
かぶく、傾くと書く。かたむく、となって現代語で用いる。これは、かたぶく、という古語がある。かぶく、かぶき、という語は、そのままに、意味内容をもって、頭を傾けることになった。かぶ、について、頭のこととすると、かぶく、かたぶく、この両語に意味関係がどうなるか。歌、音楽性、舞、舞踊性、伎、技芸、物真似をそれぞれ当て字にする。傾奇と、歌舞妓、語の用例は17世紀にはいってから、かぶき の語がみえて、そのすぐ後に、歌舞を演じる、女歌舞妓として女の例がある。用字は、類聚国史の伊勢斎宮記事に見えるので、8世紀には祭事にあったことになる。しかし、時を経て、江戸時代に吉原で歌舞伎踊りが行われたことが慶長見聞録に見えてその流行をみる。歌舞伎踊りの風俗に、阿国歌舞伎の流行は遊女歌舞伎として禁止されて、若衆歌舞伎によるものとなる。 . . . 本文を読む

ブログの日録

2018-04-02 | 木瓜日記
この日記はブログに日常を語る。現在であるが、いまを知る10年ひとむかしのことでもある。むかしには、向き合うことと時の流れが言葉の意味内容にある。昔字は仮借とあり、むかしそのものは、いにしへ、である。古字を当てる。字通には、祝詞などを収める器の形。その器を、聖器としての干で固く守護し、久しくその祈りを機能させようとした、という解説があり、それで先例旧慣の意があるとする。暦のめぐりには12年を単位としている。10年と12年の組み合わせで時が流れると意識してきたわたしたちである。ふと気づくと10年から12年前となるとそのころは還暦のころであると、世間で言うと、若かったのか、年寄りであったのか、大変な思いである。ここに何気に10年間お記録を再現することになるか、解けない人生の謎がある、ことになる。 . . . 本文を読む

説経、法談

2018-04-02 | 話芸の会・話芸の探究
説経、法談のこと、説経節となる、節談説経となる、その芸能を話術、話芸の流れとして見ることができる。芸か、術か、そうなるとまさに芸術である、想芸史である。話芸は辻講釈、辻説法で御伽衆の大衆向けであり、講談、講釈となり、小屋で打つ話となる落語はその延長にあった。門付け説経、節談説経は流浪の話芸となって法談とすみ分けることになる。法談は法話へと展開するが、説法の講筵であったのである。 . . . 本文を読む