現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

しちせき 笹の節句

2016-07-06 | 日本語百科
七夕、しちせき、これをまた、たなばた と読む。乞巧奠である。>きこうでん、きっこうでん、とも。中国における七夕(たなばた)行事。乞巧とは牽牛・織女の2星に裁縫技芸の上達を祈り,奠とは物を供えて祭る意。唐代では飾りたてた櫓(やぐら)を庭に立て乞巧楼といった。百科事典マイペディアの解説 >七夕(たなばた)祭の原型で、7月7日の行事。牽牛(けんぎゅう)・織女(しょくじょ)の二星が天の川を渡って1年一度の逢瀬(おうせ)を楽しむ、という伝説が中国から伝わり、わが国の棚機(たなばた)姫の信仰と結合して、女子が機織(はたおり)など手芸が上達することを願う祭になった。日本大百科全書(ニッポニカ)の解説  >乞巧奠は中国で古くから行われていた行事で、『荊楚歳時記』(宗懍著。南朝・梁代〔6世紀〕荊楚地方〔現在の湖北省・湖南省一帯〕の年中行事記)には、七月七日を牽牛・織女聚会の夜とし、女性達が針に五色の糸を通し庭に酒肴や瓜の実などを供えて裁縫の上達を願ったことが記されています。http://heian.cocolog-nifty.com/genji/2007/07/post_f16d.html . . . 本文を読む

国語文法論、日本語文章論6

2016-07-06 | 日本語文章
日本語の古典的命題に、象は鼻が長い という例文はどう分析できるか、三上章が、引き起こした議論である。国語文法論でいえば、かかりの語が述部と関係して、主題または話題を述べるということである。国文法には主題の用語がないといってもいい。それを大主語としたのを、二重主語であると批判した。文の規定に主語述語の関係とした。国語では係り受けの取り立ての用法が古典解釈から行われてきた。国語にあったものは、日本語の特徴であったから、それを複文とする説明で良かったのである。つまり、象は鼻が長いことよ。象は鼻が長いのです。この文構造である。日本語文章論で言えば、例文は単位文でとらえない。象について、象はどうですか、鼻が長いし、耳が大きいし、目が小さいし、胴体が太いし、尻尾が短いし、その特徴は一言ですれば、象は、鼻が長い、ということになるかな。三上章は、象の鼻が長い という構文で解決をしようとした。また、日本語教育の論者たちには、象が、鼻が長い という例文を認めようとして、さまざま形態から説明する。これでは、言われてきたように、象の鼻が長い 鼻は象は長い 象が鼻が長い このような議論のできない例文になってしまう。 . . . 本文を読む