関西を襲った震度6弱の大きな地震で、4人の人命が失われ多くのけがをした人があります。また家屋など被害も大きく復旧までには大変だと思います。被災された方々にお見舞い申し上げます。
地震発生の際届く「緊急地震速報」ですが・・・
会社員の男性(37)は地震発生時、すでに梅田(大阪市北区)にあるオフィスに出社していた。大きな揺れを感じ、机の下に潜った。すると、机上に置いたままの携帯から緊急地震速報が流れた。
「揺れ始める前に鳴れば、逃げたり、出口を確保したり、地震の対策をすることもできるけど、揺れてからでは意味がない」
一方気象庁によると、地震の予兆的な揺れP波を感知し、大きな揺れS波が来るまでの間に震源や揺れの大きいであろう地域などを予測して発するのが「緊急地震速報」だそうです。
「今回は震源の深さが10数キロと浅かったためPとSの間隔が短く、速報が地震発生時あるいはその直後になった模様です。速報の意味がないという意見が多く寄せられていますが、速報が予知でないところからそのような結果になりました。しかし、揺れ始めてからの速報は、この地震が大きな揺れを伴うものだということを分かっていただくこともできますので、そのように受け止めていただきたい」
とのことでした。