あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

自然の力の凄さ

2011-03-13 00:54:34 | Weblog
 3月13日(日)
 テレビは各局とも終日、地震のニュースである。
三陸沖の地震後、震度6・5・4クラスの余震が立て続けに報道される。その上、今度は長野北部の大きな内陸地震。小生の息子や親戚が長野をはじめ東京、横浜、群馬、千葉に住んでいる。今のところ大丈夫とのことであるが、息子を除いて嘗て経験したことの無い揺れに遭遇したとの回答。息子は阪神・淡路大地震を経験している。
地震計もあちこちで頻繁に揺れるものであるからそれに対応できないらしい。また、東北地方の地震計は大津波で損傷をし、機能停止状態とのことである。これだけ技術力のある日本でも、この度の地震には完全に降参である。その際たるものが原発である。
想定外の地震であったにせよ、全く予想外の事態が発生したにせよ、完璧な危機管理が成されていなかったといっても過言でもないだろう。自然はその上をいっている。かねがね思っているが、東京を始め、大阪・名古屋などに直接今回のような地震がくれば高層ビルは、タワーは大丈夫だろうか。耐震構造は完璧だという。何を持って完璧だといわれるのか?マークである。
テレビに映し出される津波の画面を見て、恐ろしく気分が悪くなる。津波はアメーバーが這うように広大な田畑を飲み込んでいく。言い訳などご法度のようにあらゆるところに進入していく。手が付けられない。付けられる余裕などない。
矢張り人間は自然の力には及ばない。万物の霊長である人間の自然の前には完全に絶望である。
先ほどのニュースでは町の人口の半分の1万人以上が行方不明であるとの報道。背筋がゾットする。身震いがする。この現実が今日本にある。
一刻も早くこの悪夢が日本から去ってもらいたい。普段信じない神に祈る気持ちが一杯である。

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