あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

ついに発生した大地震

2011-03-12 00:51:29 | Weblog
 3月12日(土)
 明治以降の観測史上最大級の地震が日本列島を覆っている。
M8.8。栗原市で震度7強を記録。
バスに乗っている時にマナーモードにしてある携帯が振動した。家内からであった。数分後バスを降りて、家内に電話。家内「大丈夫だった。」小生「何のこと。」家内「すごい揺れたんだけど。ビルの8階におったので・・・。」小生「バスに乗っていたので気がつかず。」などの会話。
大阪府庁で用事をすませ、大阪法務局のテレビをみる。画面には気仙沼市の津波の状況が映し出されていた。テロップに10mや4mの文字が羅列されている。よくみると津波の大きさの予測。エ、なんだこれ。大変大変。急いで帰宅する。家内も既に帰宅してテレビに見入っていた。テレビ各局は自身の模様を特番で放映していた。民放局のキャスター、アナウンサーはヘルメットを被りながらの出演。小生と家内はテレビにくぎ付けとなった。時間を追うごとに被害が大きくなる。
阪神・淡路大震災の時と同じ状況である。違うところは津波のすごさである。2年前だったか、南西諸島の津波が脳裏に浮かぶ。まさか日本にはと思っていたことが現実になった。気分が悪くなる画面である。家が流され、車が流され、船も横転して流れていく。営々として築き上げてきた資産・財産も一瞬にして飲み込んでしまう。正に断末魔である。自然の猛威。
昔から地震、雷、火事、親父という。この地震だけはどこで、いつ起こるかわからない。最近は地震の研究もすすんでいるが、地震発生予報は何十年というスパーンでの予報である。
約5時間テレビにくぎ付けで疲れ、一旦就寝となったが、矢張り気になる。起きてテレビをつけ画面を見ると死者や不明者、傷害者の数がうなぎのぼりに増えている。気仙沼の火災がものすごい。首都東京もかなりの被害がありそうだ。テレビ等も被害がありそうだ。スカイツリーは大丈夫だろうか。ディズニーランドも液状化。電車は止まり、大都市東京はマヒ状態だそうだ。
大自然の猛威よ、もう鎮まってくれと祈らずにはいられない。

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受験会場の設営と監督方法に警鐘

2011-03-06 11:45:04 | Weblog
 3月6日(日)
 3月に入っても寒いですね。日本海側は相変わらず雪が降り続けています。
大学入試でインターネットを利用した、不正受験が新聞紙上を賑わせています。
実行者も見つかり、彼のした行動が段々判ってきました。
新手のカンニングですね。伝えられている情報では、国立大学に通って親を安心させたかったとのこと。
京都大学といえば日本の最優秀大学に並び称されています。
まず、彼は京都大学を受験できるだけの実力があったのでしょう。そのうえ金銭的にも精神的にも親を安心させたかったのでしょう。
小生は、この事件が報道されるまで試験場への携帯電話の持ち込みは禁止されているとばかり思っていました。官立大学での試験でです。小生は7~8年前にマンション管理士の国家試験を受験しました。試験場に入る前の受付で、携帯電話所持の有無を問われ持っている者に携帯を切る指示があり、次に封筒を渡されそこに住所、氏名、受験番号、連絡先を記載し、その中に携帯電話をいれ、糊付をし、籠に入れ、試験中は完全に持参者とは切り離されていました。受験案内書にもあらかじめ説明されていました。
大学受験もこれと同じ方法がとられていると思っていました。
毎年入学試験を行っている大学です。こんなことは研究済みだと思っていました。
彼の供述によると左手で操作をし、右手で回答していたとのことであります。我々のように歳をとっていると無理でしょうが、若い人であればあの程度の発信は3分ほどで出来るそうです。
勿論、カンニング行為は許されることではありません。しかし、インターネット、携帯電話氾濫の世の中で、試験の専門家であるところは常に最悪の状況を想定した試験会場づくりに心がけなければならないと思います。
大学側は性善説でといっていますが、これは性善説でも性悪説でもありません。カンニング行為が悪いと言うのならば、そのことから発生する状況を想定した会場作り、監督方法を検討すべきです。
 加害受験者にばかり罪を擦り付けずに、大学も大いに反省すべきことではないでしょうか。
この事件は入試に対する警鐘を鳴らしてくれたのではないでしょうか。

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