あきお不定期日記

日常の思いついたことを不定期で書いてみたい。

師走の一日、余裕のハイキング

2007-12-16 04:46:05 | Weblog
 12月13日木曜日。大阪府のとある府立高校12期(昭和35年卒業)有志による年1回の「歩こう会合」の日である。昨年は紅葉の奈良飛鳥地方、一昨年は京都の鴨川沿いを歩いた。今年は神戸地方を歩きたいと宣言。小生神戸地区のコースは六甲ケーブル下からの有馬越えしか経験が無く、図書館に行き一度に5冊借り出し参加予定者の年齢・足腰の状況などを想像しながら選択したのが、初心者コースで7、2キロの神戸市の裏山を回るコースを選定した。すなわち三ノ宮、元町を夜通過すると山手に錨のマークと神戸市のマークがライトアップされる。あの山を越えるコースである。錨山・市章山へのぼり新神戸にくだり外国人の館が多くある北野地区へのコースである。たまたま神戸ルミナリエが開催されているので時間に余裕のある方はルミナリエを鑑賞しようというコース設定。

 初参加のO君。スリムで黒で統一カッコいい。これまた初参加の元公務員のN君。彼もスリムである。登りが苦手なK君。今日はどんなんかなあ~。ゴルフで鍛えているが腰を痛めているN君。定年後趣味を通り越して(?)コーラスに専念しているH君。そしてお世話している小生H。

 午前11時地下鉄県庁前から初老(?)の男性6人は北に向かい歩き出した。何しろはじめてのコースで例の図書館から借りた書籍をコピーし、それとにらめっこしながらである。昨夜来からの雨も上がり少し冷たい風が頬をなで絶好の歩き日和である。県庁の裏側に相楽園という庭園があった。本日休館となっている。一同木曜日の休館はないだろう?少し北に行くと諏訪神社がある。既に山手に入る。急坂である。途中まで舗装がありその後は階段である。ここを行かねばあの山には到達できない。やっとのおもいで本殿へ。振り向けば神戸が一望。一休み後、錨山・市章山への登り道である。ここも少しきつい。やはりk君かなりきつそうである。歩くこと約40分、頂上に着く。展望台から神戸の町並みと神戸港そして神戸国際空港が一望できる。素晴らしい構図である。夜ならば100万弗の夜景が展開されるだろう。それにしてもハイカーには会わない。我々だけである。少し空腹感があったが我慢していこう。ということで下りにかかった。もう一山超え今度はくだりの連続である。茶色くなった落ち葉を踏みしめ下る。例のK君。下りは余裕である。鉛筆とメモ帳を両手に俳句を一句、二句。やがて騒々しくなり新神戸へ到着。駅だけかなとおもっていたがかなり開けている。空腹感も頂点に達し韓国料理店で昼食。情報交換が始まる。大阪市の水道料金の減額やJR東海の「50+」の加入の件や、ツルマル手帳など高齢者にとって有益な情報が次々と出てくる。有利な市バス・地下鉄キップの買い方、安い路線の利用の仕方など皆さん非常に研究されている。
敬服に値する。                   (明日につづく)

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