哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

身延山 久遠寺から -ワイドビューふじかわ号-

2014-08-18 22:25:36 | 行ってきました
身延山山頂が霧の中だったので、予定を早めて下山。

身延の駅まで降りてきたのは良かったんだけど…。

「2時間に1本」の悪夢が…。

「ま・ま・まさかぁ…」なんと12時台はまったく列車がない。13時7分の特急までない。(まんまとハマッた感じ)

まあこういう突然の計画変更やアクシデントも旅の醍醐味だからいいんだけど…でもでもどうしましょ。

ローカル線の駅としてはめずらしく構内に「駅そば」があるんで、とりあえず腹をみたします。

駅の近くの人、タクシーの運ちゃん、駅の人など時間も時間ですから入れ代わり立ち代わりと…。



「天ぷらうどん」

麺は既製のものだけど、つゆは“本格かつおだし”からとってんだとさ。

(遠くに身延山が見えます)

駅を出て目の前の富士川沿いに、なんでもないんだけど川を茫然と眺めて時間をつぶします。

お盆休みですから、お供え物として、帰省のおみやげで駅前の「身延まんじゅう」のお店がけっこう繁盛しています。(わざわざ買いに来るんだろうなぁ)

なんとか時間をつぶして、身延発特急「ワイドビューふじかわ」で甲府に戻ります。

頻繁に普通電車が出ているのなら、選択肢があるんだろうけど、到着時間を考えると1本逃すだけで大きく変わっちゃうもんですから、



ここは「特急料金650円」を払ってでもと予定外の特急乗車。

たぶん他の乗客の中にも場合によっては移動手段として、しかたなく「有料特急」に乗らざるを得ない状況がこういったローカル線にはあるんじゃないでしょうか。(たとえ近距離でも)



そんな事思いながら身延から甲府へ戻りました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身延山 久能寺まで -身延山山頂-

2014-08-17 22:15:03 | 行ってきました
「身延山山頂は霧の中でした。」

久能寺を参拝したあと、いよいよ身延山山頂へ…。 

最初の計画では2時間くらいかけて徒歩で山頂で向かう予定でしたが…菩提梯で予想以上に体力消耗して、気が失せてしまったのでロープウェイにしました。(7分間で上がっちゃうんだもん)

身延山山頂には…久能寺の奥の院思親閣があり、 南アルプスや富士山の絶景パノラマがひろがっています。

もうわくわくしちゃいますよ…。ホントわくわくしちゃいます…。ここまで来たんだからわくわくしちゃいます…。

………………。

  

山頂は霧の中でした。遠望もききません。真っ白の世界です。あ~あ。雨の翌日だからちょっとは気になっていたのですが、夏の気候はどうしても安定しないですよね。

しかたなく“このあたりだろう”と富士山?をバックに写真をパチリと。(やっぱ雄大な景色を楽しむなら寒いけど冬晴れの日に来るしかないか…)

奥の院思親閣を参拝して、(もう歩く気力もないので)再びロープウェイに揺られて帰途につきました。

  


思親閣の境内に日蓮上人の印象深い言葉がありました。 

孝と申すは高なり 天高けれども 孝よりは高からず     

又 孝とは厚なり 地厚けれども 孝よりは厚からず      …なるほど!!…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身延山 久遠寺まで -久遠寺の勝守り-

2014-08-16 00:20:05 | 勝守り
「南無妙法蓮華経」でおなじみの日蓮宗総本山「身延山 久遠寺」を参拝します。


                                        (本堂・五重塔・後方に身延山山頂とロープウェイが見えます)

菩提梯を難儀しながら登り詰めると、まずは朱色の五重塔があり、そして本堂がありました。他、いろんな伽藍が点在しており広い境内です。

本堂内では随時お経の声が響き渡っており(南無妙法蓮華経…)、参拝者も受付をすれば本堂内に入れるようです。

 

また「ペットの参拝」もおこなっているようで、犬連れの参拝者も結構いらっしゃいます。(ペットのお守りも有名です)

さてさてここにも「勝守り」がありますんで、参拝後(緑色でしぶい)「お守り」とともにいただきました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身延山 久遠寺まで -菩提梯を登る-

2014-08-15 00:17:37 | 石段を登る
身延の駅からバスで身延山バス停まで15分…(けっこう頻繁に発着しています)

バス停から門前商店街を歩くと、日蓮宗総本山 身延山久遠寺 三門に到着

京都・南禅寺とか芝・増上寺とならび壮大な三門です。  

三門をくぐると、だらだらと登る参道があり、その先に石段が見えてきました。

「菩提梯」…三門から本堂へと続く287段の石段。登り切れば涅槃に達するという意味の梯は、南無妙法蓮華経の7字になぞらえ、7区画に分けられている。

…ちなみに「菩提」とは「覚り」であり、「梯」は「かけはし」という意味だそうです。

  

近づくと「なんだぁ…なんだぁ…」すげぇ石段だぁ!!

木々の間をまっすぐすぅ~と延びた、すばらしい石段が目の前に現れました。

この石段を克服せねば本堂に行けません(男坂・女坂の迂回路がありますが…)

 

「克服」なんてコトバが出るほど…けっこうきつそうな石段です。

なんたって「急勾配」です。一段一段の石段が高く、しかも石段の面積が狭いので、足を垂直上げ、高く足を上げないといけません。(これは堪えます)

 

「なんのこれしき…」なんてペースをあげると命とりです。息を切らして途中で休憩しながら、しかも手すりにしがみつきながら287段を一歩一歩登ります。

前を行くのはこの寺のお坊さんでしょうか、手すりも使わず、お経を唱えながら登ってゆきます。当然休憩もせずに一気に上り詰めました。

(石段の上り下りも一種の修行なんでしょうか。それにしてもみごとな身のこなしようです)

こちらはもう最後の方は手すりをつかんで、一歩一歩。なんせ石段が高いので踏み外すのが一番恐いですから。

足がパンパンとなるころに、やっと本堂にたどり着きました。

「菩提梯」この石段を克服した達成感をあじわいつつ「久遠寺」参拝が始まりました。
              
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身延山 久遠寺まで -車窓から-

2014-08-14 00:36:37 | 行ってきました
鈍行列車を乗り継いで身延まで、早朝の自宅を飛び出します。

早朝5時の駅

仕事に向かう人 お盆休みで帰省する家族連れ (自分と同じ)小旅行風のひと 山登りのひと

みんな早起きだぁ。

どんより曇り空 晴れっかなぁ

高尾駅で「115系」なんかじみぃ~だなぁ。

最近の車両の明るい配色に比べると、あまり目立たないし、今となっては「レトロ」かぁ。

小仏トンネル…霞がかかって「幻想的」です。

大月で乗り換え。

階段登ってとなりのホームへ一目散。「混んでる!!」だんだん通勤時間のモードになってる。

いままでの通勤電車と違って、近郊型の列車の中は車内広告が愕然と来るくらい少ない。

初狩駅構内 スイッチバック配線が残っている 駅構内は25パーミルの急こう配の中にあります。(なるほど)

笹子トンネルに突入!! さあ甲州だぁ!! あいかわらずもやっている。

「笹子の長いトンネルを抜けると、そこは甲斐大和駅だった。」

勝沼ぶどう郷駅(元の勝沼駅)をすぎると、甲府盆地を見渡せる絶景ポイント。でもなんとなくもやっている。

南アルプスも雲の中だぁ。身延はどうだぁ。

石和温泉駅から 身延は雲の中だぁ。

やっと甲府到着。うへぇ身延線乗り場までけっこうある…急ぎ足でダッシュ!!

混んでる…ありゃ混んでないじゃん!! 7時過ぎだけど空いてた。よかった!! 

身延線に乗り換えて出発 

甲府の駅から甲府城跡がよく見えます。けっこう近いんだぁ。

甲府の次は「金手駅」難読駅の1つ「かねんて駅」 なんか呪文のような名前だ「カネンテ!!」なんてね。

金手駅のつぎは「善光寺駅」…。 善光寺というと長野ですが、駅名は「甲州善光寺」があるこちらが取っちゃった形

この車両は窓も大きく気持ちがいいです。ボックスシートをひとりで占有してますから、ドカッと座り込んで足をうぃ~んと伸ばして車窓を楽しみます。

列車はひたすら甲府盆地を南下します。 

最近めずらしくなった駅構内のふみきり風景。身延線って島式ホームが多いですね。ローカル線だと単線式が多いですが、すれ違い施設が多いというわけですか。

笛吹川を渡河。富士川水系の一級河川。水量も豊かです。

芦川駅 ホームのそばに「ぶどう畑」が…手が届きそうなくらいのところにぶどうが生っていました。

笛吹川を渡るころから、市川・・・という地名・駅名が増える

市川大門駅の駅舎 屋根がハデェ~

鰍沢口駅 落語の演目でおなじみ(鰍沢)この駅から甲府盆地をはなれて、身延線は山中に入ってゆきます。

日本三大急流 富士川に沿って身延線は走ります。

身延到着!! 自宅を出発してすでに4時間!! 近くて遠い身延に到着!! 

さあ身延山・久遠寺に向かいます。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

身延山 久遠寺まで -鈍行の旅へ-

2014-08-13 23:30:08 | 行ってきました
お盆休みのなか「身延山」「久遠寺」まで鈍行列車の旅に…。

お盆休み恒例の1.5ラウンドゴルフが急遽中止になってしまいました。

“ポカン”とあいた休み、じゃあてんで、“前からあたためていたツアー企画”「身延山・久遠寺」まで鈍行ツアーを急遽決行した次第。

「身延」って、お隣の山梨県だから地理的には近いんだろうけど、列車の旅としては「近くて遠い」ところです。

そのわけは…列車ダイヤ。(今回の身延線とか飯田線はほんと少ない)

甲府から身延方面までへのダイヤをみると、平日昼間は2時間に特急1本普通1本しか走っていません。運が悪いと“まちぼうけ”を、しかも1時間以上くうことになっちゃう。

事前に綿密にタイムテーブルとスケジュールをたてておかないと、「行くに行けぬ 身延山」なんて悲惨な結果に…。(実はあとで…)

今日は“満を持して”(なかなか行けぬ)身延山に鈍行列車を使って出発しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おぉ…バッタがいたぞ。

2014-08-12 23:00:39 | 出来事
おぉ・・バッタがこんなところに。

こいつも残暑きつくて大変だろうけど、がんばれよ!!

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麺家きむらのワンタン麺

2014-08-11 22:59:27 | 今日のメシ
こういうのって「路地裏の…」って言うんだろうね。

表通りには小さな看板が出ているだけ、雑居ビルの通路の一番奥に「麺家きむら」のドアがありました。(見逃しちゃうくらいの。じつはこちらが裏口でした)

(表口は表通りから1本入ったほんと小さな路地にありました。)

「ワンタン麺」

昔ながらのラーメンに、いくつ入ってるんだかわからんワンタンがあって、

はやりすたりには関係ない、これぞ中華そばです。(これだよなぁ・・チャーシュー・シナチク・ほうれんそうにネギ・のり、そしてたまご!!)

「たまご」なんか、どこが始めたのかどこもかしこも黄身がトロリの半熟でないと…なんて変な風潮がありますが、「ゆでたまご」でいいんです。

 

よけいな味付けしてみたり、いかにも“手の込んだ風”の客寄せラーメンなんて、もういいんですよ。(はやりすたりはいつかは消えうるもんですから)

「わんたん」なんか手作り風で“くっついちゃてる”…でも、これでいいんです。

オナカも満足できて、食感も、食後も満足な気分になれる「ワンタン麺」

これがいいんです。末永く続いてほしいもんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Lady Sunshine

2014-08-10 00:33:26 | この1曲
今夜も湯船の中から…

「オゥ…レディ…サンシャイン…」「レディ・サンシャイン…」

ふと、口ずさんだフレーズ。うむぅ…Lady Sunshine!!  

1983年 杏里 Lady Sunshine

風呂から上がり、またまた戸棚のなかのLP箱から引っ張り出します。(なつかしさいっぱいの戸棚の中です)

これはまさしく衝動ジャケ買いしたアルバム「Bi・Ki・Ni」からのシングルカット曲

角松さんと出会って、杏里さんのその後の方向性を見出した名盤です。(夏・リゾートのイメージがピッタリのジャケット写真です)

その“角松ワールド”たっぷりのアルバムから、一番世間受けしそうな1曲が「Lady Sunshine」

この曲の思い出が…文化放送「決定!!全日本歌謡選抜」小川哲也さんの名調子とともに毎週のように曲がかかってましたね、

あとなぜか伊豆・弓ヶ浜が思い浮かびました。(夏休み・海水浴・こんがり小麦色…はて、なにがあったんでしょうか)

LPアルバムからカセットテープにおとして伊豆半島の突端弓ヶ浜までのドライブに…ムードばっちりの曲が満載です。

ジャケットには「COME BACK TO THIS BEACH WHEN SUMMER COMES by Anri」と添え書きが…。夏やねぇ…。

あらためて1曲1曲あの頃を思い出しながら哀愁にふける夏の夜でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸妖怪大図鑑 -第2部 幽霊-

2014-08-09 00:14:16 | ちょっとそこまで。
先月の化け物編に続いて太田記念美術館で「江戸妖怪大図鑑」展の第2部幽霊編がおこなわれています。

時間が出来たんで、ちょっと寄ってきました。  

夏休みもあって普段とは入場者の様子も違うもんで、もうちょっと“静かに”鑑賞できないかな…とは思いましたが。

「累(かさね)」…怪談の主人公。下総国羽生(はにゆう)村の百姓の妻。嫉妬深い醜婦で夫に殺され,死後一族にたたったという

数枚の浮世絵に書かれている「かさね」という文字が最初目に留まりました。当初意味がわからず、後で調べたら女の情念うらみが幽霊となって現れるということで、

このような幽霊という正体が昔から存在し、これを歌舞伎とか言い伝えからの題材として、時にはある種の教訓として、時には劇画風に読み物風に浮世絵に描かれています。

9月は「妖術使い」編…はてさてどうなることやら。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする