哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

人間が審判するんだから

2012-07-29 23:44:22 | ちょっと気になる
ロンドンオリンピック

別に見るモノないから、“ダラダラ”と見ていたら、柔道で「へぇっ」という場面が。

主審・副審の3名が「青旗」揚げたんだけど、(会場からブーイングの嵐)この「審判の裁定」にちょっと待ったがかかった。

今年から「ビデオ判定」が採用されて、いままでの試合場での3名の審判にビデオ判定の審判が加わったらしい。

それで、この“待った”をかけたビデオ判定審判員の助言?で、なんと「青旗3本」が覆りなんと「白旗3本」の逆転の審判が下ってしまったのだ。

一番近くで見ていた3名が同じ判断・審判を下したのに対して、たった1つのビデオという審判が覆してしまった。

今大会の柔道はいままでのように「一本」「技あり」「有効」「効果」なんて主審が下した審判に対して、しばしば競技の「中断」がおこなわれ、

その都度「ビデオ判定」の様子をうかがう、ご意見をうかがうような「ぜんぜんおもしろくない」光景がひんぱんにおこなわれている。

たしかに「ビデオ」は正確無比な裁定を下してくれるだろうが、スポーツ競技に、人間主導の競技にこの厳格さはどうであろうか。

人間だから多少の誤審はあるだろうし、それもまた“味方”につける、それもまた“時の運”にするっていうのも人間臭くていいじゃない…。

野球とかほかの競技にも「ビデオ判定」が採用されているが、それはあくまでも「人間」が下した審判に対して参考にするだけであって、

今日の試合みたいに試合の流れを選手のリズムを断ち切るような有無を言わさない「最後の審判員」みたいな厳格さとは何でしょうかね…。

今回のオリンピック柔道競技がすっごく“しらけた”つまらんモノに見えてしかたがない。
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