哲ノート

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将軍の母 -木馬亭 4月定席-

2016-04-01 23:40:09 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
今日から4月。

世間は年度初めだろうが…

新入学・新生活だろうが…

花見・爆花見だろうが…

今日は「浪曲です」 浅草・木馬亭4月へ

世間の流れに反して、別世界で優雅なひとときを…木馬亭4月7日間興業の初日に行ってきました。

3時間あまりの時間、語りの空間にどっぷりいるのも、またいいものです。

まずは国本はる乃さん登場

若手女流浪曲師のホープ。(おじさんファンが多く声がかかります)

「将軍の母」おなじみの演目ですが、なんたってテンポがよくてノリノリで、まるで“歌劇”のようにぐいぐいと観客を引き付ける魅力たっぷりのスタート。

(おもわずリズムをとっている自分がいました)

続いては注目している澤勇人さん。(あいかわらずイイ声しています)

「白浪五人男から弁天小僧」

話のすじもわかりやすく、流れるような展開と小気味よいテンポで、時にはウイットにとんで、話の世界に引き込まれます。

中入り前は奈々福さん登場

そして新人曲師の沢村美舟さん(初高座ですって、しっかり声出てましたよ…がんばれ!!)とともに

「天保水滸伝から鹿島の棒祭り」



浪曲界もこういった若手の台頭で、すそ野が広がっているようで、亭内もあいかわらず年齢層は高いですが、ちらほらと若い人も混じっています。

今日のはる乃さんとか見ていると、あのいきいきとはつらつとした姿から、男性ばかりではなく女性をも虜にするくらいの魅力があります。

自分も澤勇人さんの、あのダミ声が耳に残って離れず、また足を運んじゃっていますが…。

(この前の左甚五郎といい、今日の弁天小僧といい、聞きほれちゃいますよ)

現在の若手の浪曲師さんも、最初はそんな浪曲師のいでたちからなられた方もいるようで、

さらにさらに浪曲を聞く機会が増えて、さらに普及して後世に受け継がれるよう応援したいです。



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