哲ノート

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パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 -国立西洋美術館-

2024-01-09 16:51:00 | ちょっとそこまで。
今年も“ちょっとでも気になる”美術展があれば、あちこちちょこちょこと足を運びます。

2024年はすっかり賑わいの戻った上野公園にある国立西洋美術館からスタート。

「パリ・ポンピドゥーセンター キュビスム展 -美の革命-」



「キュビスム・・・ってなに???」

にわか美術ファンとしては「キュビスム」ってなに?・・・ってところですが、見識を高める上ではこの言葉は押さえておかないと・・・ということでさっそく。



20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラック、2人の美術家によって生み出されたキュビスムという美術運動。

キューブ(立方体)という言葉から提唱されているようで、従来の陰影法、遠近法という考えにとらわれずに幾何学的な平面画法を用いたもので

それまでのルネサンス以降の伝統的な美術手法にまったく新しい表現方法を提唱したものになり、現代にまで続く美術の多様性に大きく影響を与えたものになったようです。



館内は約140点におよぶ作品が一堂に集められ、ピカソ・ブラックによって提唱された美術界の大きな流れから大きく影響を受けたキュピスムの作品群を余すことなく鑑賞できました。

「キュピスムってなに?」から興味本位で来館し鑑賞しましたが、ひととおり巡るうちに目の前の絵画・作風から「これがキュピスムかぁ・・・」となんとなく理解できたような気がします。(幾何学・立方体がキーポイントですね)

今回20世紀以降現代にまで続く、新しい美術の流れをキュピスムに基づいた作品群から垣間見る事ができ、その味わいある作風に見とれてしまいました。


コメント
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