哲ノート

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松づくし -池袋演芸場 正月二之席-

2019-01-11 23:37:54 | 落語・浪曲・講談・演劇・芸能
平成31年の寄席通いは「池袋演芸場 二之席 昼の部」から…。

「信者のみなさ~ん 集合!!」(小三治師匠お目当てです)

池袋演芸場亭の二之席は昼の部はトリが小三治師匠です。しかも今日は初日でしょ…もうチケット購入で大大大!!行列必死、遅いと立ち見間違いないんで早めに向かいます。

開場2時間半前の9時半にはチケット売り場にすでに30人くらい…(早めにきてよかった!!)(開演時には予想通り場内は満席・立見客で一杯になりました)

池袋演芸場の良さは演者と観客席が近くて、ここではなんといっても“がぶりつき”最前列がいいですからね。

“目と目が合っちゃって”なんてことがざらで、時には演者にいじられることも…このライブ感がたまりません。(きょうも橘之助姉さんとロケット団さんに…)

この“顔見世”二之席でも、寄席芸を演者と楽しむんだったら…と、気合を入れてガブリツキの最前列にさっそく陣取りました。



前座さんによる開口一番「たらちね」のあと、いつもの歌る多師匠による「松づくし」を披露(今年もよろけませんでした…こりゃぁおめでたい)

顔見世興行ですから、演者が代わる代わる短い持ち時間で変わってゆきます、

落語のネタとしては当然小ネタや途中でサゲたり、漫談で終わってしまうのですが、毎年この顔見世で存在感が出るのが「色物」さん

短い時間で完結できる勢いのあるパフォーマンスが、場内の観客をぐいぐいと引き込んで盛り上がるんですよね

音曲漫才の「おしどり」はアコーディオンの調べに「紙切り」ならぬ「針金パフォーマンス」

初めて見たけど、これはいい!! 事前勉強不足でした、次回会ったときはリクエストしてアレ(作品)ほしいなぁ…(いい宝物になりますよ)

「橘之助」姉さんにはまたまた“流し目”で見つめられちゃって(最前列ですから、今日は眼をそらしませんでしたよ)

「ロケット団」さんは相変わらずの“危ない”ネタで何が飛び出すかぁ…

「アサダ二世」さん(きょうはちゃんとやります!!)…でも体調が悪くて今日は手品なしでした。ただし話を聴くだけでもおもしろいんですけど。



…………あれれ、なんか今日は落語の方がなかなかアタマに入らず、色物さんばっかりで楽しんでいます。

目まぐるしく代わる演者の中で、トリ前の志ん輔師の「豊竹屋」が今日はしっくりとアタマに入る演目でした。やはり快活で歯切れがよいと聴いちゃいますよね。

そしてほとんどの観客が待ってました小三治師匠が…まくらは「昭和・平成・天皇陛下」って感じであ~だこ~だやったあと、短い残り時間で「小言念仏」で、昼の部がはねました。

いつもの二之席と比べると、小三治師匠人気はありますが、ちょっと落語の勢いが無かったかな…半面「色物」が目立ちましたけど。

…ともあれ、ことしも「寄席通い」が始まりました。

コメント
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