哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

八犬伝の世界

2008-10-01 23:57:35 | 行ってきました
今日から10月。もう10月。今年もあと・・・。

今日は千葉市美術館に「八犬伝の世界」を見に行きました。

仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌

小学生の頃、NHKの「新八犬伝」を毎週かかさず夢中で見ていた世代です。
そろばん塾が終わると家まで飛び帰ったことを思い出します。

登場人物の名前、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の八個の玉の名前を一生懸命憶え、坂本九さんの名調子も手伝ってか、次はどうなるだろうかと毎週毎週楽しみにしていたのを今思い出しました。

そんな縁と、最近ちょっと「浮世絵」がみたいのがあって、はるばる千葉まで。
区役所の中に美術館があるという事で(単独の建物でないので)正直中身はあまり期待していなかったのですが、どっこい中身が濃い!!30分くらいで見終わるかなと思っていたら、1時間半もかかってしまうくらい充実の内容。

歌川派の浮世絵コレクションが秀逸です。八犬伝の「名場面」はもちろん「登場人物」もわかりやすく展示されており、夢中で「新八犬伝」を見ていた頃の思い出がよみがえります。

現八・志乃・玉梓・伏姫・船虫(悪女)・・・登場人物の多彩さと長編ではあるがわかりやすい「ロードムービー」的な展開が当時の人にも現代の人にも人気を博したのではないでしょうか。

今、全編を改めて読み直す根気はなかなか起きませんが、ただあの人形劇が忠実に再現されないかと切に思う次第です。
コメント
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