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孫過庭(そんかてい)の書譜を学びました

2016年01月21日 20時06分32秒 | 書道

平成15年(2003年)1月から 「漢字」・「かな」・「ペン字」・「漢字条幅」・「かな条幅」の5点の作品を市川蘭華先生にご指導を頂きましてから13年目に入りました。
毎月の作品提出に追われ、今月はお休みしたい!と思いますことも度々ですが、ボケ防止と自らを叱咤激励しながら継続の大切さを痛感しております。
先週の14日(木)に千葉市民展作品及び毎月の競書作品提出完了にホット一息。
本日は臨書の大切さから再度、「孫過庭(そんかてい)の書譜」についてご指導を頂きましたので、私自身の復習のためにに綴りたく思います。

「書譜」は孫過庭が、六朝時代の書論を基盤としながら、王羲之を典型に据え、書の本質や価値、学書に対する考えなどを美しい文体で著したものです。
その書は王羲之の書法を基本にした正統的な草書で、変化に富んでおり、格調が高いと評されています。

1.特徴ある文字はで囲んだ「之」の文字。右肩下がりが特徴。草書文字は、早く書けると言うことから「之」 → 「し」 になりました。
2.で囲んだ言葉の意味
  入木(じゅぼく)の術 =  
墨が木簡の表面から三分(約9mm)まで滲み込んだという書聖王羲之の故事。 
  臨池(りんち)之志  =  筆を洗う池が いつも墨で真っ黒になっていたという後漢の草書の名人張芝の故事を指しており、共に書の道に励んだことを意味しています。                 
  現在、書道の教室名を「臨池会(りんちかい)」と名付けてご活躍の先生もおられます。

故に「臨書」とはただ文字を真似するのみでなく、内容についても学んで欲しい!とご指導を頂きました。
明日からは、次号の競書作品の練習及び、1月末短歌10首提出に多忙の始まりです。頑張ります。でも心は
 です。

コメント (4)
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